上田市に「酔麺 此乃花（このはな）」9月オープン！青木村「熊本ラーメン 元祖 桃太郎」が移転・人気ラーメンも復活

青木村で営業していたラーメン店「熊本ラーメン 元祖 桃太郎」が、「酔麺 此乃花（すいめん このはな）」に店名を改め、上田市に2022年9月、移転オープン。
今回は新しい店舗を取材させていただきました！

「熊本ラーメン 元祖 桃太郎」は1990年に青木村で開業。長年にわたり多くの人に愛されていましたが、2022年5月に周辺道路の拡張にともなって営業を終了していました。

そして2022年9月23日、旧店舗から1kmほど離れた国道403号沿いに新店舗をオープン。30年以上掲げてきた「桃太郎」から、小野さんが好きだという出雲神話に登場する「コノハナサクヤヒメ」の名前を拝借して「此乃花」に店名を変更しました。

「前の店舗が閉店した時点でもうやめようかと思いましたが、いろんな縁があって新しい店を構えることができました。わざわざラーメンと食べるためだけに遠くからお越しいただいているお客様もいらっしゃるようでうれしい限りです。多くの人に感謝しています」と店主の小野さん。

「ももたろうラーメン」980円
チャーシューや豚の角煮・ゆでたまご・キャベツなどが、丼になみなみに盛られていて見た目からとてもボリューミー！
鶏の足（もみじ）と豚骨を煮込んでつくるスープは、マイルドでさっぱりとした味わい。しつこさがないのでスープまで完飲しちゃいました！その中にほのかに香る揚げにんにくは、熊本ラーメンの特徴のひとつ。さらにガツンとスタミナを付けたい人はテーブルにあるおろしにんにくをトッピングOK。麺はスープとよく絡み、のどごしのよい九州麺を使用しています。

トッピングの注目は2枚ならんだ分厚い豚の角煮。
脂がたっぷり載った角煮は醤油ダレの味がしっかり染み込んでいておいしい！そして何と言ってもはしで持つだけでほぐれてしまうほど柔らかいのが特徴。
キャベツもスープと相性抜群で、ラーメン一杯の一体感がどんどん食欲を引き立てます。量が多くてもペロリと食べることができます。

ラーメンにはごはん一杯がサービスで付いてきます。角煮やスープとあわせて食べるのもおいしいですよ。

現在提供されるラーメンは4種類。
いずれも以前の店舗から提供されていたもので、変わらない老舗の味を楽しむことができます。
人気は「ももたろうラーメン」と「角煮ラーメン」。2種類合わせると全オーダーの9割を占めるとか。
そのほかビールなどアルコール類も用意。ラーメンのメニューも今後更新される予定です。

新築の店内にはカウンターのほか、テーブル席も用意されています。

〈TEXT&PHOTO：Web Komachi編集部こまちや〉