初めての端午の節句お祝いはどうする？五月人形を飾り毎年家族の思い出を刻み・感じ・成長を祝う。生涯愛し誇れる人形は「人形の山川」で＠長野県長野市

目次
・「端午の節句」とは
・五月人形を飾る意味
・五月人形はいつからいつまで飾る？
・必見！五月人形を購入の際のおすすめポイント
・食べて楽しむ「端午の節句」
・実際のお客様に聞いてみました！
・買って終わりじゃない！メンテナンスについて

◇「端午の節句」とは

現代では「こどもの日」として祝われる5月5日。男の子の誕生と、成長を祝う行事です。
奈良時代から続く歴史ある行事で、元々は月の【端】(始め)の【午】(うま)の日という意味で、現在の様に5月のみのものではありませんでした。 【五】(ご)と【午】(ご)の音が同じ事から、5月5日へと変わっていったとも伝えられています。

◇五月人形を飾る意味

男児の健やかな成長と健康を願い、人形や兜、鎧、鯉のぼりなどを飾ってお祝いをします。
毎年家族で一緒に飾り、お祝いをし、家族のかけがえのない時間と思い出が年輪のごとく刻まれていきます。また、大切なものを扱う心や優しい心を育むことで、その子の一生のお守りとなっていきます。日本の文化とともに子どもたちへ伝え、成長の記念となる行事です。

人形の山川では、戦（いくさ）や争いをイメージさせるものではなく、子どもの成長をお祝いする意味を追及し、平安鎌倉期の国宝、重要文化財の甲冑を参考に、華やかで雅やかな本物志向の五月人形を取り揃えています。
その子が幸せな人生が送れるよう、造形美豊かに本物に目を触れ、感性をやしなうといった意味合いもあります。

五月人形には「兜（かぶと）」「鎧（よろい）」「おぼこ大将」などの種類があり、大きさ色味など様々です。何を選んだ良いかわからないという方はお店に行く前に「端午の節句飾りは何を選ぶ？飾りの種類や大きさは？」の記事をご覧ください。

◇五月人形はいつからいつまで飾る？

意外と知られていないのが、人形を飾る時期や期間についてです。
一生のおまもりとして、子どもの時だけでなくおじいちゃんになるまで毎年飾るのが端午の節句飾りです。
五月人形は、3月20日の春分の日から4月中旬に飾り始めるのがよいとされています。長野県北信地区では、お雛様をしまったあと4月初旬から6月5日まで五月人形を飾っているのが一般的です。

様々な種類の飾りがあるので、じっくり見たい方はそろそろ探し始める時期ではないでしょうか。
お人形の細やかで可愛らしい表情や、美しい糸の色味・柄は写真とは異なるのでお店にでかけて目で見ていただくのがおすすめです。
長く愛せるお気に入りの兜や鎧、お人形が見つかるはずです。

◇必見！購入の際のおすすめポイント

実際に選ぶ際には、デザインや大きさだけではなく細かな部分の造りや糸などにも注目してみてはいかがでしょうか。

・糸や色味について
兜や鎧などに使用されている糸の色味は平安・鎌倉期から使用されている色味のものが揃います。
色によって込められた意味合いなどもかわってくるので、選ぶ際のポイントとなります。

※写真左から
□赤糸威・・・赤は活力、すべての生命の源をあらわす太陽の色。現存する国宝鎧に最も多く使われている
□紫糸威・・・聖徳太子が、冠位十二階の制度を設けた時、最高のくらいの象徴として定めた色
□紺色威・・・藍染を繰り返した上品な濃紺。藍染には殺菌防虫効果もあり、魔除けの意味を持つ
□白糸威・・・純白はほかの色に染まらない。自分の意志を貫くという気品のある色
□浅葱(あさぎ)糸威・・・晴れ渡り澄み切った大空のように大きな心を感じさせる色味
□紫裾濃(むらさきすそご)威・・・菖蒲の持つ色彩をデザインした色味。薬草の菖蒲は魔除けの意味合いがあり、多くの武将に愛された色味

使用されている糸は堅牢(けんろう)染めという色落ちや変退色のしにくい染め方で染められています。
そのため、長く飾っていても変わらずに美しく、飽きない色味です。
また、赤は魔よけの色味のため、必ずどの兜、鎧にも赤が縁取りされています。

●八幡座などの金物部分について
金物部分は24金メッキなので、変色しにくく美しい輝きが長く保たれます。
「八幡座」(はちまんざ)とは、兜の頂点に存在する部分のことをいいます。
神の宿る場所として非常に重要な部分とされており、４枚の金物を隙間なく重ねています。　　　　

細かな部分も職人のこだわりが光る兜や鎧、人形。直射日光やホコリやけに気をつければ何十年後もほとんど変わらないまま飾ることができます。
購入の際にはぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
「人形の山川」では質の良いものはもちろん、暮らしに合わせたサイズの飾りが揃い、長く飾って楽しむことができます。

◇食べて楽しむ「端午の節句」　

「端午の節句」といえば行事にちなんだおいしい食べもの「かしわ餅」や「ちまき」などがあります。
長野市にある「旬菜菓 たむら」では、定番の「かしわ餅」はもちろん、端午の節句に合わせたかわいらしい「上生菓子」が販売されます。

「かしわ餅」、端午の節句の「上生菓子」は４月上旬の販売予定です。

◇実際のお客様に聞いてみました！

（長野市　U家）
息子が７ヶ月の時初節句を迎えるにあたり購入しました。決め方や何をそろえたら良いのかもわからなかったのですが、スタッフの方にゼロから教えていただきました。すべて同じにみえていたのに、話を伺った瞬間違いがわかるようになり、どの飾りもこだわりや意味があるのだと感動しました。人形の山川さんは種類や大きさなども様々あり、たくさんの中から選べたのも嬉しかったです。家族で話し合いながら息子にも我が家にとってもぴったりなものが見つかり大満足です！

その他購入者の紹介例「幸せのおすそわけ」はこちら

◇買って終わりじゃない！メンテナンスについて

五月人形や飾りを買ったあとも飾り続けていくため、落として壊れてしまった！や、子どもが落書きをしてしまうというケースもあるようです。
「人形の山川」では購入後も修理の相談が可能なので、困ったことがあったらまずは相談してみて。
(人形や飾りの状態により修理が難しい場合もあります。)

飾りをすでに購入している方も早めに状態を確認してみて問題はないか確認してみるのがおすすめです。
風習を知り、目で見て、食べて楽しむ素敵な家族の時間「端午の節句」を過ごしてみてはいかがでしょうか。