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銘茶の郷・天龍村の秘境「中井侍(なかいさむらい)」@長野県

公開日:2021/05/07

「夏も近づく八十八夜〜♪」。
GWは新緑芽吹く茶摘みの季節。寒冷地で栽培には向かないと思われがちな信州にも、実は「銘茶の郷」があって、それがズバリ、今回紹介する信州の最南端、静岡・愛知と県境を接する天龍村の「中井侍」。

「さむらい」とはこれいかに?地名の由来などは、また別の機会に譲るとして、今回はシンプルに、初夏のイチオシ「映えスポット」として推したい。
ただし、この地にクルマで行くのはご法度。つづら折りの通称「ななまがり」は道幅が狭く、茶摘み作業の軽トラの邪魔にもなるので、飯田線の「中井侍駅」を利用して、歩いて散策すべし。
「中井侍駅」は、鉄道ファンの人気投票でも上位にランクされる秘境の無人駅。こちらも「映えスポット」としては申し分なし。

折しも季節は天龍村を象徴する夏の渡り鳥、ブッポウソウの飛来の季節。「森の宝石」「幸運を招く鳥」といわれる瑠璃色の美しいその姿を、見上げた青空の中に、緑濃くする初夏の森の端に、探してみるのもいいかもしれません。(編集部 堀内)

飯田市上村の「信州遠山郷・下栗の里」とはまた風情の異なる信州屈指の秘境・斜面集落。宿があるわけでも、店があるわけでもないが、のどかな山村の空気をたっぷり楽しめます。

高低差約365m、平均斜度約27度の急峻な斜面を縫うように歩けば、緑鮮やかな茶畑を見下ろしつつ、その向こうに美しい天竜川の流れを眺めることができます。

日照時間が短い、標高が高い、天竜川の朝霧などの奇跡的な環境がそろった中井侍のお茶は、無農薬・手摘み・浅蒸し製法の、渋みがほとんどなく甘みの余韻を感じられます。

集落の生産者が独自に開発したブランド「中井侍銘茶」は生産量、流通量が少ない、希少商品。オンラインショップなどで購入可能。

地域のイベントなどでは「煎茶ラテ」「ほうじ茶ラテ」が登場することも。今年の「茶摘み体験イベント」などの予定は天龍村観光協会に問い合わせを。

JR東海・飯田線「中井侍駅」。駅の隣りで2021年6月5日〜6月27日までの土・日耀(10時〜16時)、「緑茶Cafe茶むらい」が営業予定。

中井侍
(なかいさむらい)

●住所
長野県下伊那郡天龍村平岡
●電話
天龍村観光協会 0260-32-2050
●HP
【天龍村観光協会】https://tenryu-kanko.com/
【中井侍銘茶】https://nakaisamurai.com/
【オンラインショップ】https://tsumemogaki-online.1net.jp/

中井侍駅MAP


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