7/31(日)オープン「OYAKI FARM（おやきファーム）」「いろは堂」が手がける新カフェ･ショップ･工場見学！＠長野市篠ノ井 長野IC近く

長野県屈指のおやきの老舗『いろは堂』が手がける『OYAKI FARM（おやきファーム）』が、長野市篠ノ井の長野IC近くに2022年7月31日（日）オープン！

『いろは堂』は大正14年創業。小麦粉とそば粉を使った生地を油で揚げた後に焼き上げるモチっとした食感のおやきが人気の長野市鬼無里に本店を構えるおやきの老舗。

『OYAKI FARM（おやきファーム）』では、篠ノ井産の野菜を用いたおやきとおやき生地を活用したスイーツなども楽しめるカフェとショップを備え、店舗限定メニューも展開。さらに、工場見学やおやき作り体験（2022年秋スタート）も楽しむことができます。

《 Index 》
▶OYAKI FARM
▶カフェ＆ショップ
▶点在するカフェ空間
▶工場の見学
▶おやき作り体験
▶施設データとMAP

『OYAKI FARM』のロゴマークは、おやきのYと、おやきに欠かせない具材=野菜を意味する植物の芽、さらには、左右に伸びるラインをつなぐと描かれる”えん”=循環を表します。

7月28日のメディア内覧会には多くの報道メディア関係の方が参加。
建物は長野県産の木材を使用した空間が広がっています。

エントランスは地元の土を利用した土壁を採用し、床にはロゴマークを用いたIN/OUTが表示されています。

『OYAKI FARM』で作られるおやきとおやき生地を活用したスイーツやホットサンドなどが並ぶショップ・カフェ。お持ち帰りのほか、施設内のスカイデッキや館内カフェスペースなどで自由に飲食ができます。

おやき作り欠かせない水は、信州大学の結晶材料「信大クリスタル」を活用した最新の浄水技術を導入。人工的に成分を加えることはしない方法で、『いろは堂本店』のある鬼無里の水に近い水質を実現。カフェメニューでも少し変更を加えたこだわりの水を使い、おやきに合うオリジナルコーヒーなど提供。

「この場所から、おやきを全国や世界に発信していきたい。地元の子どもたちにおやき文化を継承していきたい」と、『いろは堂』代表取締役の伊藤宗正さん。

長野市から世界を視野に捉え、今までの概念のとらわれない”新たな長野のおやき文化の発信拠点”が始動します。

◆おやきカフェ＆ショップ

具だくさんのおやきをはじめ、おやきのもっちり生地を使ったドーナツ、ホットサンド、アイスサンドなどを販売。オリジナルコーヒーやお子さまドリンクもそろいます。
すべてテイクアウトも可能なので、お出かけ時や時間が少ないときにも手軽に利用できることも大きな魅力。

おやきは、「野沢菜」「野菜MIX」「きりぼし大根」「かぼちゃ」「ぶなしめじ」「粒あん」「ねぎみそ」など10種類を販売。各240円
今後は限定おやきなどの販売も予定されています。

そば粉入りで揚げ焼きしたおやきは、モチっとしていて具材もたっぷり。素材を活かした味わいは食べ比べもおすすめ！

冷凍おやきも販売しており、お土産や贈り物にも活用できます。

「おやきアイスサンド」384円
おやきの生地を揚げてオーブンで焼き、おやきに使っている粒あんと長門牧場のミルクアイスを贅沢にサンドしたスイーツ。
粒あんが小豆の風味が豊かで程よい甘さ。この粒あんのなめらかな舌ざわりと味わいは、ミルキーで濃厚なアイスと抜群に合います。さらに、もっちり生地が粒あんとアイスと調和することで、しっとりもっちり食感も楽しめます。こしあん派の方もぜひ食べてみて欲しい味わい。

「オヤキジホットサンド（ハムチーズ）」330円
おやきの生地をドーナツ型に成形して米油で揚げた後、ハムとチーズとレタスを挟んだホットサンドは、『OYAKI FARM』限定メニュー。サクッと軽いのに、モチっとした食感も楽しめる生地は、ハムとチーズとの相性も抜群。おやきの生地の魅力を改めて感じた一品です。

また、長野市の「Foret coffee」がおやきに合わせてブレンドした『OYAKI FARM』オリジナルコーヒー（HOT／ICE　各400円）も提供。
取材時にいただいたのはアイスコーヒー。酸味控えめで、キリッとした苦味を楽しめた一杯。後味もスッキリしていました。

いろは堂　取締役　伊藤友香さん
「ここOYAKI FARMではおやき以外にも限定メニューとしてホットサンドなどもご用意しております。ぜひ、おやきのおもしろさをここで感じていただけたらと思います。」

OYAKI FARM2階には自由に出入りできるスカイデッキもあり、ゆっくりおやきを味わえます。
「ご家族連れで訪れていただけでらばと思います」と伊藤さん。

伊藤友香さんに、おやきの美味しいアレンジを教えてもらいました。
「野菜MIX」に、店頭でも販売している「八幡屋礒五郎　七味唐辛子　いろは堂ブレンド」（980円）をかけて食べると、また違った美味しさになるそうですよ。

おやきに合わせてブレンドしたコーヒーや、「ダッタンそばの実」を使った韃靼そば茶なども販売。

◆点在するカフェ空間

長野県材を使用した空間。おやきを楽しむカフェスペースは店内、2Fスカイデッキ、屋外広場…と敷地内に複数ヵ所。気軽に立ち寄り、おやきをもっと日常的にさまざまなシーンの中で楽しめる施設です。

1Fショップ横のカフェスペース。

2階には眺望のよいスカイデッキが広がります。ゆったりとしたソファ席も完備。

2Fスカイデッキからは長野ICに続く松代大橋を一望。

屋外広場には、休憩スペースのほかトイレ（画像正面）も完備。

◆おやき工場の見学

長野市鬼無里の「いろは堂本店」の工場に続き、2つ目の工場となる『OYAKI FARM』。包あんまで完全自動化できる最新鋭の機器を導入し、衛生管理のもと年間500万個のおやきの製造が可能。その工場内のおやきの製造工程を20メートルほどのガラス張りの通路から見学することができます。※撮影は不可

●見学可能時間　10:00～16:00
●工場休業日　　 火曜

「冷凍おやき」用に、つくりたてのおやきを冷凍して個包装する空間。

◆おやき作り体験

おやき作り体験は2022年秋からスタートする予定。
親子で長野のおやき文化にふれながら気軽におやき作りを体験できます。

（text&photo：Web Komachi編集部yamamoto）