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厳選素材で作る長野市南部の伝統おやき「ふきっ子おやき」和トマト・あんず・抹茶大納言などの斬新おやきも!イートイン可@長野市

公開日:2022/04/13

昭和62年創業。できる限り地元産の旬野菜を使用し、化学調味料不使用で長野市南部地域の伝統的おやきから独創的なおやきまで提供する、手づくりおやきの専門店「ふきっ子おやき」。

長野市南部につたわる“水取り”製法(加水率の高い生地で作る製法)で作るおやきは、たっぷりの具材を手早く薄く生地で包んだ後、表面を軽く焼いてから蒸すタイプ。生地はふくらし粉不使用なので、もちっとした食感です。

中の具材は、天日塩仕込みの醤油や味噌、種子島のきび糖、瀬戸内海の手塩のほか、出し汁には鰹節と昆布だけを使うなど、厳選素材を用いて野菜本来の旨味や食感を生かした味わいに仕上げています。

お店は、長野ICから丹波島橋・長野市街につながる国道117号の信号「長野市青木島」の角にあります。駐車場完備。

二代目の小出陽子さん。
長野市出身。信州おやき協会会長。信州大学認定「ながの食品加工マイスター」。2004年、母親が創業した現在の店を継ぎ、2013年におやき教室やイベントにておやきの指導をスタート。その後、東京・長野県アンテナショップ「銀座NAGANO」の講師をはじめ、TVやWebなど各メディアでの活動を通じ、信州の郷土食・おやきの魅力を広く発信中。

小出陽子さんの本。左の「おやきの教科書」(発行:信濃毎日新聞社)は現在販売中。

野沢菜・野菜ミックス・つぶあんなど、定番具材のおやきはもちろん、「和のトマトおやき」などの斬新なおやきも並びます。
さらに、「レモンおやき」「抹茶大納言おやき」などの季節メニューも豊富。中でもおすすめは、長野市の東福寺・小森地区で栽培される稀少な伝統野菜「小森茄子」のおやき(季節限定)。

上画像手前から、イタリアンを食べている気分になる「和のトマト」、素材の味がいきた「野沢菜」、よもぎが香る皮でさっぱりとしたそらまめ餡を包んだ「そらまめ」。

※4月のおやきメニュー

《定番通年おやき》各150円(139円+税)
野菜みっくす、野沢菜、切干大根、にら、かぼちゃ、根菜ごぼう、和のトマト、つぶあん、そらまめ、※なす(春夏秋のみ)

《季節限定おやき》各150円~
4月は、雪菜を味噌で味付けした「雪菜」、桜餡が入った「桜」、ふきのとうの苦味も楽しめる味噌味の「ふきのとう」。5月には、抹茶餡に小豆を入れた「抹茶大納言」や「初夏のレモン」が登場。
その後も旬に合わせて、シロップ漬けした小梅を入れた「青梅」、辛味噌を挟んだ「新玉ねぎ」、伝統野菜「小森茄子」、アンズのシロップ漬けを使った「あんず」、キノコを3~4種用いた「きのこ」、コーヒー味の「カフェおさつ」、1月2月限定「チョコ」など、オリジナルおやきが続々登場します。

おすすめ!季節限定「小森茄子おやき」
「小森茄子(こもりなす)」は、地元・東福寺小森地区(長野市篠ノ井)で、明治時代から栽培されていた伝統野菜。昭和45年頃より絶滅寸前になりますが、今から10年程前に5~6人の生産者さんが栽培を復活させたのだそう。大きな丸ナスで、甘くてとろりとした食感が特長。その小森茄子を使ったおやきが、毎年、収穫時期の7月~10月頃に店頭に並びます。素材をいかした「小森茄子おやき」は大きめサイズで、量り売りです。※画像は店内に掲示された新聞です。

もちっとした薄皮の中は、素材をいかした優しい味付けの具材がたっぷり。美しい色合いで手みやげにもぴったり。手のひらサイズなので、食事系とおやつ系といろいろと食べ比べもできちゃいます。

店内で購入したおやきを食べることも可能です。
※以前はランチも営業もしていましたが現在はおやきのイートインのみ。

駐車場は道路を挟んだ共有駐車場内に4台分(看板があります)。

(取材/記事:Web Komachi編集部Y

ふきっ子おやき
●住所 
長野県長野市青木島1-3-1 
●電話 
026-284-2934 
●営業時間 
10:00~17:00
●席数 
カウンター3席、テーブル7席
●定休日 
水・日曜 ※不定休あり。HPで確認ください
●駐車場 
4台 
●備考
電子マネーはPayPay利用可
予約可能、発送可能
●HP 
http://www.fukikko-oyaki.com/ 


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