人気の“RK”に姉妹店が登場。アーバンな景観が楽しめる「RK PARKS」＠松本市

軽井沢の人気店「RK GARDEN」の姉妹店となる「RK PARKS（アールケーパークス）」が2022年3月26日、松本市にオープン。
風が吹き抜けるテラスでヴィーガンメニューを楽しめるカフェとして高い人気を誇るRK GARDENのように、自然に溶け込む場所……かと思いきや、今回店を構えたのは、松本市の中心市街地にある雑居ビルの屋上とそこに隣接する廃小屋。

“集うことの本質を大切にする”をコンセプトに、これをリノベート。
コンクリートとウッドのマテリアルが混在する、こなれたウェアハウス感のあるアメリカンダイナーに生まれ変わりました。

店舗デザインを担当したのは、2018年度に店舗空間デザインでグッドデザイン賞を受賞した小板橋龍氏。

「大切な仲間や家族と豊かな時間を過ごせる場所、新しい仲間と出会い時間を共有することで生まれる松本の新しい文化の拠点になってほしい」と店舗の空間をデザイン。店舗内は環境に配慮し元々の建物の部分を活かしつつ廃材などを使用し、皆が集うテーブルやソファーに再利用。隠れ家のような雰囲気に照明やスピーカーにもこだわり大人が楽しめる空間を演出。
屋上のパークは大きな樹木などを植え、地元の人が自由に集る場所として廃棄されるパレットに手を加えベンチ代わりにするなど環境にも配慮している、とのこと。

テラスから見える赤いネオンサインもCOOL！
日中、窓から見える景観は、抜け感があり、海沿いにあるカフェのようにも見え、長野県ならではの山岳都市のイメージとは良い意味で相反するアーバンな雰囲気です。

県内では珍しい、薪火料理が味わえる！

ちなみに、コンセプトのように“こういう時だからこそ集う事の大切さを改めて見つめ直したい”という思いから、店舗内では暖炉を囲みながら楽しむ薪火料理をメインに提供。

東御市の信州プレミアム牛「峯村牛」を半頭買いし、炭火で焼いた“T-boneステーキ”や“NYストリップステーキ”、野菜を炭の中で真っ黒に焼くことで、芯までホクホクになり野菜の甘さを最大限に引き出した“真っ黒ジャガイモ”や“真っ黒人参”など、シンプルな調理かつ、最高の状態で提供するUSライクな薪火料理が登場するようなので、これは要注目ですね！

スタッフのイチオシは、本州で唯一水牛を飼育する「クルックフィールズ」が作る、純国産のモッツァレラチーズ。
滅多に出回らず、非常に希少だそうで、長野県内ではおそらくここでしか味わえない、と豪語するほどです！
そんな希少な水牛モッツァレラチーズが味わえるなんて、それだけでも足を運ぶ価値ありじゃないでしょうか。

またパークと名付けられたルーフトップでも、学生やノマドワーカーなどあらゆる人が過ごせるよう全方位にWi-fiを完備。

2022年4月28日にはランチタイムやテイクアウト専用フード、ドリンクもスタートする予定なので、ますます注目していきたいお店ですね。