善光寺近くに佇む創業80年続く老舗和菓子店「御菓子司 喜世栄（きよえ）」絶品あんこで作る蕎麦まんじゅうと希少な石ごろも♪おやきも人気＠長野市

昭和10年（1935年）に創業、長野市・善光寺のすぐ側に店を構え、80年続く「御菓子司 喜世栄（きよえ）」。評判の餡こを使った和菓子や季節感のあるオリジナル和スイーツ、おやきなどを楽しめる老舗和菓子店です。

▷「喜世栄」の絶品あんこ
▷「喜世栄」2022年善光寺御開帳の和菓子セットはこちら
▷「喜世栄」和菓子
▷「喜世栄」地元民に愛される蒸しおやき

昔ながらの“餡こらしい甘さ”にこだわった餡こは、小豆の風味をいかした評判の味わい。小豆は北海道産の最高級小豆「豊祝（ほうしゅく）」を使用 。味の濃い品種「豊祝」の風味を損なわないよう、じっくりと時間をかけて焚き上げています。
お店の人気商品「蕎麦まんじゅう」や「石ごろも」に加え、草もちやさくら餅、金つば、和風レアチーズなどにも、こちらの餡こがいかされています。

お菓子が大好きだという三代目の太田潤一さん。
お菓子職人として約35年。和菓子のみならず、洋菓子も手がけてきた太田さんならではのオリジナル和スイーツも提供しています。

「蕎麦まんじゅう」1個140円
そば粉の風味を楽しめるおまんじゅうは、薯蕷（じょうよ）とそば粉で作る薄皮で、北海道産･最高級小豆「豊祝」で作るこしあんを包んだ人気商品。しっとりもっちりとした薄皮と上品な味わいの餡こが美味しい。取材中も「蕎麦まんじゅう」を求めるお客さんが次々に来店されていました。手土産にもおすすめですが、日々のおやつとしても楽しみたい気持ちになりす♪

「石ごろも」24個入り1520円～
丸めたこしあんに、すり蜜をかけて固めた餡こ菓子。「御菓子司 喜世栄」創業当時から作られており、全国菓子大博覧会にて農林水産大臣栄誉賞を受賞している銘菓です。
繊細であるため手づくりでしか作ることができず、温度や湿度管理をしながら完成までに少なくとも3日間を要するそう。現在は全国的にも限られた和菓子店でしか手に入らない希少なお菓子です。

お土産にもぴったりの「石ごろも」を気軽に楽しめる商品もそろいます。
取材では、3種の石ごろもと寒氷（かんごおり）のセット「石ごろもミニ」(230円／画像左) をいただきました。
「石ごろも」はとても軽い食感で、上品な餡ことすり蜜が口の中に広がり、すっと溶けて消えます。さっぱりとして上品な餡この味わいは、また食べたくなる美味しさ♪

「石ごろも　旅ごころ」10個入り1000円～
「石ごろも」(白)をベースに、うめ・いちご・ゆずを用いて作ったフルーツバージョン。　※夏季は販売をお休み

◆喜世栄の和スイーツ

和菓子はもちろん、洋菓子経験を持つ三代目･太田さんならではの和スイーツもラインナップ。
画像右は、ビスケット生地とレアチーズの間につぶあんをサンドした「和風レアチーズ」230円

画像右の「栗もちトリュフ」は栗あんとくるみとチョコレートを薄いお餅で包んだ3月までの季節限定商品。4月からは同じシリーズで、うぐいす色のきな粉をまぶした「小春」が登場。

「喜世栄」のつぶあんを楽しみたいなら「金つば」がおすすめ。

2022年善光寺御開帳用に和菓子の詰め合わせも販売されます。看板商品の「蕎麦まんじゅう」「石ごろも」に加え、「㐂世栄（きよえ）まんじゅう」「モウモウ最中」3種がセット。

◆善光寺の地元民に愛される蒸し「おやき」

「喜世栄」のおやきは、善光寺門前で地元民に40年超も愛され続けている蒸しタイプのおやき。なす・あんこ・野沢菜・大根・ひじきなど、毎回8～9種類が店頭に並びます。
信州みそや、できる限り地元産野菜を使い、季節ごとの旬を楽しむ味を提供。春は雪菜やのびろやなども登場します。

和菓子職人が作る蒸しおやきは、薄皮に手づくりの具材がたっぷり。具材だけでも美味しいですが、中力粉で作るもちもち薄皮との相性もばっちり！画像は「のざわな」1個140円～150円

（取材/記事：Web Komachi編集部Y）

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