善光寺北側にある老舗菓子店「さくらざか栄心堂 箱清水本店」多彩なお団子とお餅とイチゴの桜餅♪お祝い一升餅も＠長野市

創業は1963年。長野善光寺北側の“さくら坂”の入口に佇む老舗和菓子屋「さくらざか栄心堂 箱清水本店」。長野市内に4店舗を展開し、来年（2023年）は創業60周年を迎える「栄心堂」の本店です。

餅やお団子などの和菓子は、極力添加物は使用せず、安曇野産のもち米や戸隠の水、北海道産の小豆などを用いて、手間ひまかけて手作りされています。
名物は、そば粉を練り込んだ「そば揚げだんご」。そして、“餅なら栄心堂”のイメージを築き上げたという「あんころ餅」。朝、お餅をつくところからスタートする無添加餅ならではの味と歯ごたえを楽しめます。
さらに、地元の味とも言える薄皮のおやきも販売中。

《栄心堂Index》
▷だんご
▷そば揚げだんご
▷あんころ餅
▷おやき
▷店舗データ

人気は厳選した国産米から手作りするお団子。時間とともに固くなってしまうのが無添加の特長の1つですが、創業時よりもやわらかさを保てるよう少しずつ進化しています。本店では作りたての味を楽しめますよ。

種類は通常7～10種類がそろうほか、春限定で「よもぎ」「さくら」「いちごのデコレーション（予約制）」、春夏限定の「ずんだ」、秋は「栗」など、季節ごとに多彩な味が登場します。

名物「そば揚げだんご」129円
そば粉を練り込んでいる団子は、表面サク、中はもっちりしており、そばの風味が広がります。タレをしっかり絡めていただくもよし、タレを絡めずにそばの風味を味わうもよし。お好みで楽しんで。

春はお団子の種類が充実！画像左から「くるみだんご」129円、「さくらだんご」129円、「みたらしだんご」108円、「よもぎだんご」129円、「のりみそだんご」129円、「いそべだんご」129円、「ずんだだんご」129円、「あんだんご」108円、「そば揚げだんご」129円

《人気ベスト3》
No.1は「そば揚げだんご」
No.2は、信州みそとクルミを使った「くるみだんご」
No.3は「みたらしだんご」。

春限定「さくらだんご」は、優しいさくら餡の風味が口の中に広がります♪画像右は、たっぷりとタレを絡めた人気No.3「みたらしだんご」。

「くるみだんご」は刻んだクルミが香ばしく、信州みそと合います。「ずんだだんご」やつぶあんがのった「よもぎだんご」も素材の風味が豊か。「ずんだ」は枝豆から、「さくら」は桜を刻むところからなど手作りにこだわるお団子。種類ごとに全く違う食感と風味を楽しめますよ。

「あんころ餅」3個入り356円、6個入り712円、10個入り972円
朝つきたてのお餅に、つぶあんをたっぷりのせた創業時から愛され続ける栄心堂のもう1つの名物。つぶあん好きのリピーターも多いそう。

「あん巻豆餅」「草餅」などの自慢の餅を味わう商品も並びます。

「いちご生クリーム桜餅」216円
つぶあん・生クリーム・イチゴが入った桜餅は、30年程前に発売し進化を続けている春限定（3月上旬頃～5月上旬頃）スイーツ。みずみずしいいイチゴが存在感たっぷりで、【イチゴ+生クリーム、イチゴ+餡こ、生クリーム+餡こ】という3つの美味しい組み合わせを、桜の風味を感じながら同時に楽しめます♪毎年母の日に購入する方も多いそうですよ。
※通常の桜餅は、こしあん使用（1個194円）

「いちご生クリーム桜餅」のように、創業当時のレシピを土台に受け継ぎながらも、新たな和菓子の楽しみ方を提案していることも人気の魅力。毎年5月・6月頃には白つぶあん+クリームを薄い餅で包み抹茶パウダーで仕上げた「深茶大福」も季節商品として登場。

◆創業当時からの地元の味「おやき」

創業当時より店頭に並んでいたという薄皮の蒸しおやき。当時は夏季のみ「なす」と「あんこ」を販売していたのが「栄心堂」のおやきの始まり。※現在は通年販売です

「栄心堂」のおやきは、皮は薄皮でもっちりやわらかく、野沢菜や切干し大根、やさいミックスなどの具材がたっぷり入った蒸しタイプ。
一年を通じて、季節の味を含め5～8種類が店頭に並びます。春は「のびろ」「ふきみそ」が登場する日があるほか、夏は地元民に人気の「丸なす」も登場！

取材時は、「切干し大根」「野沢菜」「ねぎ味噌きのこ」「きざみなす」「ふきみそ」「野菜ミックス」「あんこ」の7種類が店頭に並んでいました。各172円

お子さんの1歳の誕生日をお祝いする伝統行事の「一升餅」にも対応。
くるみ味噌入りの郷土料理「こねつけ」や焼き菓子も販売。取材中は、次々にお客さんが訪れていましたよ。

善光寺の北、桜が美しい桜坂の入口に立地。駐車場は店の前に完備。

（取材/記事：Web Komachi編集部Y）

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