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生チョコの“生みの親”が飯山にショコラトリーをオープン「北信濃いいやまショコラの森 Bunzoo(ブンゾー)」@飯山市
公開日:2021/07/22
箱を開けると、手作業でカットされたのであろう、少し不ぞろいな石畳のような生チョコ。一粒口に運べば、濃厚な甘さが舌の上でほどけ、ミルキーな余韻を残しながら、ゆっくりゆっくりとけていく。ほんの一粒で『幸せ』と思わせてくれる生チョコは、小さくたって偉大なおやつだ。
そんな生チョコの“生みの親”が、2021年2月、飯山にショコラトリーをオープンしました。その名も「Bunzoo(ブンゾー)」。
飯山で生まれ育った小林正和シェフが、幼い頃家族に呼ばれていた名前が由来なのだそう。
小林シェフが菓子の道に進むきっかけは、小学5年生のとき、近所で和菓子屋を営む同級生の家で職人の仕事ぶりを見て興味を持ったことから。製菓学校を出て、茅ヶ崎や神戸の洋菓子店で10年間修業し、32歳で独立。神奈川・平塚に「シルスマリア」をオープン。
ドイツ帰りの職人からチョコレート作りを学んだ経験を持つ小林シェフは、シルスマリア開業4年目、ベルギー産チョコレートと生クリームを合わせ、なめらかで豊潤な風味の「生チョコ」を生み出しました。
これまで世界中のどこにもなかった生チョコは、講習会などでレシピを公開するや否や、日本中のパティスリーが次々と取り入れ大ヒット。誰もが知る大手菓子メーカーの生チョコ商品の監修も小林シェフが手がけています。その後、ベルギーを訪れ、チョコレートメーカー・カレボー社のセミナーに日本人一期生として参加。まだ日本に輸入されていなかった高品質のチョコレートと出合い、製法をブラッシュアップします。「気候や、時代における味の流行りによって、カカオ分の異なるチョコレートの配合を変えたりして、常においしさを追求しています」と小林シェフ。
生チョコ誕生から35年。現在は原点に戻った気持ちで、開発当初とほぼ同じ配合で作っているという。フレーバーは王道のミルク、香りのいい紅茶や日本酒に加え、今後は地元の味噌やハーブなども使いたいと小林シェフ。ルーツである飯山で、生チョコはこれからも進化していきます。
2021年、飯山市「北信濃いいやまショコラの森 Bunzoo」をスタートさせた小林さん
ブンゾーの生チョコ
カレボー社のチョコレートに生クリームを加え、艶のあるガナッシュクリームを作ります。バットにのばして一晩寝かせたら、なめらかな生チョコに仕上げます。
コクのある「ミルク」1,080円、飯山産北光政宗を使った「日本酒」1,296円、ベルガモットの香り豊かな「紅茶」、甘酸っぱいフリーズドライイチゴの「いちご」、八女茶が香る「まっ茶」各1,188円。 ※各12粒入り
15種あるプラリネの中から好きな6種を詰め合わせられます。1,620円
ショーケースには、カラフルなプラリネと生チョコがずらり。生チョコは定番5種に加え、桜やパッションなど季節限定フレーバーもそろいます。
濃厚なチョコレートケーキ「グランドジョナス」486円ほか
ケーキなどの生菓子は7種類ほどそろうほか、焼き菓子も豊富。
(長野Komachi6月号「おやつ特集」に掲載)
(ブンゾー)
●住所
長野県飯山市南町12-9 生駒ビル1F
●電話
0269-67-0342
営業時間
10時〜17時
●定休日
月・火曜(祝日の場合は翌日休み)
●駐車場
16台
●備考
カード不可、電子マネー不可
●HP
https://bunzoo.jp/
掲載の情報は公開日現在のものです。最新の情報は施設・店舗・主催者にご確認ください。