信州上田の魅力をおにぎりでお届けする「おにぎり専門店 こめむすび」ふわっと空気で作ったおにぎりは季節限定商品にも注目!@上田市
11/6(土)ついにオープン!上田に初のブリューパブが誕生!「天神ブルワリー」@上田市
公開日:2021/11/04
2021年11月6日、上田初のブリューパブ「天神ブルワリー」がいよいよオープンします!場所は、上田駅近くの天神町商店街。昭和レトロな通りに個性豊かな店舗が軒を連ねる商店街に、またひとつ注目施設が誕生です!オープンに先駆けて、ひと足お先に店内にお邪魔してきました♪
造るところで飲むではなく、
飲むところで造る。それが、
ブリューパブ「天神ブルワリー」
長野県内でも少しずつ増えてきているクラフトビールの醸造所(ブルワリー)ですが、上田市では初となるブリューパブがついに誕生です。「ブリューパブ(Brewpub)」とは、ビールの醸造所「ブルワリー(Brewery)」と、イギリス発祥のコミュニティで酒場を意味する「パブ(Public House)」を併せて備えた飲食店のことで、「天神ブルワリー」は、まさにブリューパブ。目の前に並ぶ醸造タンクを眺めながら、タップから注がれたビールを愉しむことができます。
1階は、タップルームと醸造所を併設。ガラス越しにデデン!とそびえる醸造タンクが望めます。醸造所は通りからもガラス越しでのぞけるので、ちょっとした名所になる予感がします。
「街なかで駅の近くで、飲む場所で、ビールを造りたかったんです」と、今回のプロジェクトリーダーである石井侑馬さん。わざわざ出かけていく、というよりも「仕事が終わったら、パブに寄って、家に帰る。そんな風にビールが生活の一部になるとうれしいですね」(石井さん)。わが町にある、わが町のブリューパブで、わが町のビールを飲む。いいですねぇ~。しかも営業は11時から。明るい時間からのビールは最高でしょうね♪
存在感のある一枚板のカウンターに、丸太を加工したテーブルとイスがなんともおしゃれ。使用されている木材は、2019年の台風19号による風倒木などを再利用しています。
タップビールは、7種類の自家醸造のオリジナルを提供予定。現在、絶賛醸し中です!
自家栽培のホップに麦、
桑の実など地元の素材を使った
上田ならではのビールに期待大!
ヘッドブルワーは、ロンドン留学でパブ文化に魅了された石井さん(写真)が務めます。「様々な分野で地域づくりに携わっていた仲間が集まって、『おいしいビールが飲みたいよね』から始まったんです」(石井さん)。そのため、食の地産地消・六次化、福農商連携など、プロジェクトは多岐に渡っています。
自家栽培のホップ、地元産の麦、地元の福祉施設の畑で栽培した桑の実を使用するなど、ビール造りを通じた地域の連携がどんどん広がっています。「この地域の野菜や果実などを副原料に使った、上田ならではのオリジナルビールを提供予定です」(石井さん)。
ホップの栽培は2020年からスタート。香りづけや苦みづけ、泡立ちなどに重要なホップ。どんな仕上がりになるのか楽しみです♪古くからあった「信州早生」の再生にも着手、こちらも楽しみですね。
※画像はイメージです
オープン当初は、「ラガー」「エール」「ミルクスタウト」を提供予定。ラガーはホップがガツンときいた飲みごたえのある味に、エールは口当たりの良い、軽い喉越しに仕上げています。スタウトは乳糖を入れたミルクスタウトになります。
\ビールのネーミングにも注目!/
ビールの通称名には、上田の特産になってほしい!という思いから、真田十勇士の名前が付きました!そんなことされたら、全銘柄制覇したくなっちゃいますよね♪
German Pilsner(ジャーマンピルスナー):800円
通称:KOSUKE(UEDA LAGER)
由来は穴山小助から。天神ブルワリーの看板メニューとなるので、本来は幸村の称号を与えたかったが、まだ本命の名前を付けるのは早い…ので、幸村の影武者であるKOSUKE(小助)の名前に。
Hazy Ale(ヘイジーエール):660円
通称:SAIZO
由来は霧隠才蔵から。Hazyは濁ったという意味。霧に巻かれたイメージでSAIZO(才蔵)の名前に。ライバルの猿飛佐助は近々登場予定!
Milk Stout(ミルクスタウト):720円
通称:ISANYUDO
由来は三好伊三入道から。黒ビールなので、重くずっしりしたイメージから、体格も大きく、豪快なISANYUDO(伊三入道)の名前に。兄である三好青海入道は今後登場する予定!
グラウラー(ビールを入れる水筒のようなもの)での量り売りも予定しているとのことなので、気に入ったビールを友人と、家族とお家で味わう!なんてことも今後は楽しめそうです。
2階は多目的に使える
レセプションルーム
上田愛あふれる家具にも注目!
2階はテーブル席が用意された飲食スペースです。また地域での会合やイベントなど多目的に使用できるレセプションルームとしても活用していく予定。料理は、上田市の地鶏・真田丸やジビエ、地元野菜を使った軽食を提供します。
食についても地域との連携を大切にし、地元食材をふんだんに使用したオリジナルメニューを開発・提供予定です。またビールを造る時にでる麦のカスを真田丸の餌として活用するなど、循環型の食料システムも構築しています。
店内の家具などは、プロジェクトメンバーによる「匠工房」にて自作。使用されている机と椅子は、廃校となった小学校を再利用。2階のカウンターも風倒木を再利用しています。
机を見ると、『かねたま魚店』の文字が!これは?「このかねたまビルで古くから営業していた老舗『かねたま魚店』さんの通い箱を組み込んでいます。その歴史に敬意を表し、そして伝統を受け継いで、残していくために。ワンオフのアート作品です。ぜひ見に来てください」(石井さん)。
オリジナルの前掛けやTシャツ、グラスなども販売しています。
ビールづくりを盛り上げる
さまざまな仕掛けも!
「クラフトビールの魅力を知っていただくために、ホップの収穫体験やビールの仕込み体験なども行っていく予定です。あなただけのオリジナルビールづくりもできるんですよ」(石井さん)。へ?! オンリーワンビールってこと?? 「ビールのレシピを一緒に考えて、仕込みをします。少量醸造が可能なマイクロブルワリーだからこそできるサービスです」(石井さん)。これは魅力的!記念日の贈り物などにもおすすめです。
見どころ、味わいどころ、楽しみどころ満載な「天神ブルワリー」。12月頃にはオリジナルビールのネット販売も開始予定とのことですが、まずは上田初のブリューパブでオリジナルの一杯をぜひ味わってください。
●住所
長野県上田市天神1-2-34 かねたまビル
●電話
0268-29-1234
●営業時間
11時~14時
17時30分~23時(予定)
●定休日
月曜(祝日の場合は翌日)
●席数
30席
●駐車場
なし
●公式ホームページ
www.tenzing-brewery.com/
掲載の情報は公開日現在のものです。最新の情報は施設・店舗・主催者にご確認ください。