9/27(金)9/28(土)長野県の子育てファミリー応援イベント『第5回 Komachi プレママ&ベビーフェス in Nagano 2024』内容をご紹介!@長野市・エムウェーブ
夏は赤ちゃんが体調を崩しやすく、ママたちの心配ごとも増える時期です。「なんだか暑そうだけど、これでいいのかな?」「この対処方法で間違ってないかな?」ちょっとしたことでも急に不安になってしまったり。。
そこで、長野市と北信地域で初の「認定産後ドゥーラ」として活躍されているル・ココンの竹内なつきさんに「赤ちゃんと過ごす夏、気をつけるべきこと」と題して、ママたちからよく質問されることとその対処方法をうかがいました。暑い毎日、赤ちゃんと健康に過ごすための「育児のヒント」にしてくださいね♪
夏に起きやすい赤ちゃんのトラブル
その1「熱中症」
赤ちゃんは体温調節機能が未発達なので、熱中症になりやすいと言われています。まずは予防することがとても大切です。以下のことに気をつけましょう。
①こまめに水分補給!
母乳やミルクのみの時期なら母乳やミルクでOK。白湯や麦茶が飲めればそれでも〇です。ただし、冷やし過ぎないでくださいね。
②お出掛けは必ず帽子!
帽子は必須。服装は風通しの良い涼しい物をチョイスしてください。
③正午前~午後3時頃までは外出NG!
外遊びは日差しの強い時間をさけましょう。また、日陰のある場所を選ぶと安心ですね。
④クルマに赤ちゃんを残すのはダメ!
たとえ短時間でも、たとえエアコンをつけっぱなしでも、赤ちゃんを残してクルマから離れないでくださいね。
顔が火照っている、体が熱い、おしっこやうんちの量が少ないなど、もしも〝熱中症かな?〟と思われる症状が現れたら、涼しいところへ移動して、体を冷やしながら、水分や塩分(摂れる場合)を与えて、かかりつけのお医者さんに連絡、相談しましょう。事前にお医者さんと話す機会があれば、具体的な症状とその対処法を確認しておくことも良いですね。
熱中症対策ではありませんが、こちらも大切!外遊びやお散歩などのときは、日焼け止めや虫よけも必要に応じて利用しましょう。オーガニックの物はお肌にもやさしいですね。必ず使用できる月齢を確認しましょう。
夏に起きやすい赤ちゃんのトラブル
その2「汗疹(あせも)」
赤ちゃんは新陳代謝が活発でよく汗をかきますし、皮膚もまだ弱いので、あせもも出来やすいですよね。どんなケアをしてあげたら良いのでしょうか。
①まずは常に肌を清潔に保つ!
汗をかいたら、濡れタオルで拭く、お風呂に入れてあげるなど、そのままにしないことが大切です。お風呂は石鹸などを使わなくてもオッケーです♪
②清潔にした後は保湿を!
タオルで拭いたりお湯で流した後は、肌が乾燥してしまいがち。乾燥はさまざまな皮膚トラブルに繋がることがあるので、ベビーオイルやワセリンなどで保湿をしましょう。
プロペト(ワセリン)とベビーオイル。必ず赤ちゃんに使用できるか確認しましょう。ママの保湿にも使えるので一石二鳥♪
③傷にならないように!
赤ちゃんがかゆがって掻いてしまう場合は、爪を短く切ったり、ミトンをつけるなどの対処をしましょう。あせもを掻いてしまうと、傷からバイ菌が入って炎症を起こしてしまうこともあります。あまり赤みが広範囲だったり、かゆみがひどい場合などは、お医者さんを受診しましょう。
・
赤ちゃんの服装について
体温調節がまだできない赤ちゃんのためには、服装で調節してあげることも大切ですね。
①素材
ガーゼやフライス、天竺など、綿100%の、通気性や吸水性に優れた素材が〇
②着る物
暑い時の例・・・短肌着1枚にオムツのみ
エアコンが効いている場合・・・短肌着の上にコンビ肌着など
外出時・・・短肌着+ロンパースなど
お部屋にいる時は、肌着のみで大丈夫。肌着は汗を吸収してくれるので、夏風邪の予防にもなります。必ず着せてあげましょう。また、汗をかいたらその都度お着替えをすると良いですね。お出掛けのときも着替えを忘れずに。
・
室温やお部屋の環境について
赤ちゃんは大人よりも体温が高く、まだ体力もないので暑さに強くありません。室温としては26~28℃、湿度50~60%くらいのお部屋が望ましいとされていますが、大人が〝暑い〟〝蒸している〟と感じる場合には、赤ちゃんはより蒸し暑く感じていると思われます。まずは冷房で、大人が快適に感じられる室温や湿度に調整しましょう。また室内の空気を循環させることで、より快適に過ごせますので、扇風機などを併用することもおすすめです。ただし、冷房や扇風機などを使用する際は、赤ちゃんに直接風が当たらないよう注意しましょう!
・
ママ自身も体調に気をつけて!
近年は猛暑日も多く、夏の心配ごとはたくさんありますよね。赤ちゃんだけでなく、ママもご自分の体調に気をつけていただきたい時期です。
特に授乳中のママは、冷たいもの、体を冷やすものばかりを沢山食べてしまうと、夏バテだけでなく、栄養不足、母乳不足を招いてしまう心配もあります。真夏も出来るだけ体をあたためる作用のある根菜類や、油分の少ない和食を食べると、体にもとても優しく、母乳にも良いとされています。しっかりと出汁のきいた煮物などは、冷やして食べても美味しいですよ♪
赤ちゃんもママも気持ちよく過ごせる工夫をしながら暑い夏も上手に乗りきりましょう!
「この時期、私自身がママ達からよく尋ねられる内容を中心にまとめてみました」と竹内さん。『産後ドゥーラ』は、毎日の家事のフォロー、育児のフォローだけでなく、赤ちゃんについての心配ごと、ママ自身の心や身体の不安、いろいろ相談にのってもらえる「頼れる存在」です。
一緒におしゃべりしながら、楽しい時間を過ごせる、友だちのような、お母さんのような「誰か」の存在は育児ママにとってとても大切ですよね。なにか困ったことがあったら、どんな小さなことでも大丈夫!気軽に竹内さんのような『産後ドゥーラ』を頼ってみては?
一般社団法人ドゥーラ協会
認定産後ドゥーラ
le cocon(ル・ココン) 竹内なつき
大学卒業後、約20年間、長野市の一般企業に勤務。「女性を支える仕事をしたい、人に尽くすことのできる仕事をしたい」という思いから資格を取得、退社後に産後ドゥーラとして独立、2019年「le cocon」をオープン。現在、高校生のお子様がいらっしゃるお母さん。
『産後ドゥーラ』は完全予約制です。ベビーシッターのみの利用も可能です。事前にお問い合わせ・申込みください。
※シッターの対象はベビー~小学生まで
●訪問時間
平日9:00~18:00
※土・日曜、祝日は要相談
●訪問エリア
長野市内より片道1時間程度
※片道40km以上の場合は別途あり
●問い合わせ・予約
電話 050-5372-7664(受付9:00~18:00)
※サポート中など応答できない場合はコールバックします
予約メール ntakeuchi.doula@gmail.com
●HPhttps://le-cocon.amebaownd.com/
※HPからもお申し込みいただけます
関連記事① 産前産後のママの心と体をサポートする『産後ドゥーラ』が長野エリアにも!家事も赤ちゃんのお世話も頼ってOK
関連記事② 長野の『産後ドゥーラ』竹内なつきさんのお話♪産前産後のママは大変!もっと家事も赤ちゃんのお世話も、人に頼ってOKです。
関連記事③ 赤ちゃんと過ごす夏、気をつけるべきことって?長野の『産後ドゥーラ』竹内なつきさんのお話♪
関連記事④ 「産後ドゥーラって何をしてくれるの?」長野の産後ドゥーラ・竹内なつきさんの一日をご紹介♪
関連記事⑤ 産後ドゥーラって、そもそもなぜ生まれたの?なぜ今必要とされるの?~
関連記事⑥ 産後ドゥーラ・竹内なつきさんに聞いた「産後の生活」への心構え
関連記事⑦ 産後ドゥーラ・竹内なつきさんに聞いた「産前・産後に必要な栄養と食事」
関連記事⑧ 産後ドゥーラ・竹内なつきさんに聞いた「赤ちゃんの寝かしつけ」のコツ
関連記事⑨ 産後ドゥーラ・竹内なつきさんに聞いた「産後のパパの関わり方」のコツ
関連記事⑩ 産後ドゥーラ・竹内なつきさんに聞いた「赤ちゃんの冬支度ってどんなことに気をつけたらいいの?」
掲載の情報は公開日現在のものです。最新の情報は施設・店舗・主催者にご確認ください。