「この一杯から真実を見つめよ!そして迷いの心をすてよ!」(信州戸隠蕎麦処 仁王門屋、Cafe a-húm/長野市)食いしんぼう塚田兼司のこれが旨い!
大正時代の町家をモダンにリノベーションしたこちらは、醤油や酒、ヨーグルトといった8つの発酵食品と信州の食材を掛け合わせ、和洋のメニューで楽しませてくれるダイニング。ランチは信州米豚の酒粕漬けグリル、麹や味噌をブレンドしたスパイシーな発酵カレーなど5種を用意。ディナーはアラカルトのほか、10品以上の料理が個別盛りで供される和コースがおすすめです。

塩麹に一晩漬けた鶏肉をメインディッシュにした「山椒香る。塩麹漬け信州ハーブ鶏の蒸し焼き」(1,500円/ドリンク付き)。鶏肉が箸で切れるほどのやわらかく、山椒の風味がさらに食欲をそそります。サラダは生姜味噌を使ったシーザードレッシングでいただきます。

中野・マルヰ醤油の塩麹を使用。塩と麹を混ぜて発酵・熟成させた塩麹は、タンパク質を分解し食材をやわらかくする効果が。小鉢の野菜マリネなどにも使用されています。

酒粕漬け焼きサバ、もずく酢とろろなどが一皿に盛り合わされた「発酵4種盛り」。ディナーの和コース(3,500円~。1営業日前までに要予約)より。

マルコメのリッチ糀甘酒と豆乳、自家製レモンシロップで作る「豆乳糀甘酒レモン」(左/600円)、麹スピリッツ「TUMUGI」ベースの「ゆず麹サワー」(右/750円)。オリジナルタンブラーの販売もしています。
発酵パワーみなぎるメニューは食事だけにあらず。デザートのブラウニーには蕗味噌で苦味と香りを効かせ、アイスは醤油麹の黒蜜でみたらし風に仕上げるなど、ほかにはない味わいがそろいます。ドリンクはこれぞ発酵食品・日本酒に加え、麹で作る日本発スピリッツを使ったサワーや、糀甘酒と自家製シロップのノンアルドリンクなどバリエーション豊富にそろいます。「漬けるだけ、混ぜるだけで食材がおいしくなる発酵食は、ズボラ女子にもぴったりですよ」と責任者の君島祐三子さん。店頭では、ピクルスや塩麹、生姜味噌などの購入も可能です。発酵ワールドにどっぷりと浸りましょう!

●住所
長野県長野市東後町16-1-1F
●電話
026-266-0909
●営業時間
11時~15時(14時30分LO)、18時~21時30分(フードLO)
●定休日
月曜、日曜夜
●席数
35席
●駐車場
なし
●備考
カード可、電子マネー可
●デリコマ(地図等)
https://www.deli-koma.com/dk/shop/?clid=1023000

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