昆布のトロミで細麺のツルツル感がアップ！「夢幻」の「鶏つけ麺」@中野市

中野市にある、「夢幻（むげん）」では、地鶏のガラと丸鶏のみで作るクリアな鶏清湯スープと濃厚な鶏白湯スープをメニューによって使い分けています。醤油と塩から選べる「鶏つけ麺」に合わせるのは、のど越しの良さが魅力の全粒粉入りの細ストレート麺。氷水でしっかり締めたあと、くっつかないよう一日かけてゆっくり旨味とトロミを抽出した昆布水に浸して提供します。酢でほどよい酸味を加えた鶏清湯のつけ汁にチー油で香りを、ブラックペッパーでパンチをプラスしています。

「鶏つけ麺」（900円）。トッピングは低温調理したジューシーな若鶏のムネ肉と豚ロースのレアチャーシュー。薬味のユズを入れればさわやかな味わいに変化します。
おすすめは麺を食べ終わった後の昆布水を使ったスープ割です。タレにも利尻昆布と羅臼昆布を使っているので旨味が倍増。ミネラルなど昆布ならではの栄養を余すことなくいただけます。通常の鶏清湯を使ったスープ割りも可能。
「あつ盛り」は昆布水ではなく、つけ汁が薄くならないよう鶏清湯スープに麺を浮かべて提供しています

昆布水に粘りが強くダシが出やすい道東産の昆布を使用。一日、水に浸けた昆布を取り出すと独特の粘り成分が溶け出し、トロリとした昆布水になっているのがわかります