祝！日本遺産認定･塩田平でプチトリップ～八日堂 信濃国分寺・生島足島神社・前山寺・北向観音とカフェ～

「新たな魅力に出合えそうな予感　日本遺産として巡る塩田平」

今年６月に日本遺産に認定された上田・塩田平。鎌倉時代から室町時代にかけて造られた神社仏閣など、数多くの文化財が残されたこの場所は、“信州の鎌倉”とも呼ばれる神聖な場所。

夏至と冬至の日には、信濃国分寺から生島足島神社、別所温泉までを太陽の光が一直線に結ぶレイラインが現れたり、５００年以上も続く雨乞いのまつり「岳の幟」があったり…。秋が深まると周辺の山々は美しく染まり、古刹の情緒もあふれんばかり。

おのずとパワーがもらえる塩田平。行ったことがある人もそうでない人も、ぜひこの機会にプチトリップしてみては。

1.八日堂 信濃国分寺
～国分寺最古の三重塔

天平13（741）年に建立された信濃国分寺。国の重要文化財である三重塔は国分寺の中でも最古のもの。美しい曲線を描く屋根が特徴で、塔内にはレイライン上にある大日如来坐像（非公開）が安置されている。本堂には薬師如来が祀られ、毎年1月7日･8日には「八日堂縁日」が開催されます。

2.LB cafe
～ドライブのひと休みにぴったり！

天然酵母パンと洋菓子で人気を集める上田市「LEVRE and BON（レーブルアンドボン）」の姉妹店。パティシエがつくるパンケーキはふわふわのスフレ生地。ランチタイムには惣菜と一緒に食事として、カフェタイムにはスイーツとして楽しめます。本店のバタールを使った厚切りフレンチトーストもおすすめ！
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3.生島足島神社
～さまざまな神秘が重なる聖地

日本の真ん中に位置する生島足島神社。万物に生命力を与える「生島大神」と、万物を満ち足らしめる「足島大神」のニ神を祀り、ご神体は本殿の土間に鎮座する大地。夏至には太陽が東の鳥居の真ん中から上がり、冬至には西の鳥居に沈む神秘的なスポットとして全国から多くの人が訪れています。

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4.Cafe Sprout
～豊かな自然の中でカフェタイム

のどかな田園風景に佇む穴場カフェ。看板メニューの発芽珈琲（400円～）は、まろやかな味わいで食事にもスイーツにも合う味。ガトーショコラなど日替わりのケーキセットで頼めば、まったりカフェタイムが楽しめること間違いなし。食事メニューも充実しているのでランチ利用ももちろんOK。

5.前山寺
～古刹でいただく伝統の味

弘法大師が開き、鎌倉時代に長秀上人が発展させたという前山寺。境内には、二層目と三層目に縁と勾欄がないため「未完成の完成塔」といわれる国の重要文化財の三重塔を有しています。庫裏のお座敷では、鬼ぐるみで作った代々伝わるタレでいただく「くるみおはぎ」を食べることができます。（要予約）

6.天台宗別格本山 北向観音
～温泉の湧き出る厄除けの御堂

長野市の善光寺と向かい合う「現世利益」、厄除けのお寺。観音堂正面のすぐ左には参拝前に体を清める水（温水）があり、全国でも珍しい別所温泉の源泉が湧きだしています。北向観世音さまが出現したとされる石造多宝塔は、国の重要文化財に指定されており、隣接の常楽寺に安置されています。