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伊那谷で飲食店を 志す人の“味と思い”に 出会える場所

公開日:2020/08/24

春は桜やバラ、秋は新そばなど、観光地として有名な伊那市高遠町。
この街なかには、日替わりで飲食店の味を楽しめる拠点「環屋」がある。
厨房設備の充実した環屋は、「チャレンジショップ」として、飲食業へ
挑戦する人々へ活躍の場を与えている。

月によって異なるが、8月は7店舗が日替わりで出店中だ。

名物・高遠そばの文化を支えている「高遠そば打ち愛好会」は、週に1度、おもてなし小鉢とともに、自慢のそばを提供中。東京からの移住者で、農作業をしながら出店している「南インドごはん まぜまぜ」は、インドの定食「ミールス」を。伊那谷の生産者と料理人を結ぶ「結屋」が出店する「伊那谷農家シェフ」は、シェフ自らが育てた野菜をたっぷり使った高遠生パスタや高遠ガレットを提供。ほかにも、子育て中の女性2人組が腕を振るう「ポルテ・アン・トースト」や「こはるコーヒー」「伊那谷農家カフェ」「IRODrip」などのカフェも出店中だ。

 環屋のように、店を開きたい人がリスクを抑えてチャレンジできる場所は、今後の開業の選択肢のひとつになっていくのではないだろうか。

「南インドごはん まぜまぜ」のミールス。季節の野菜とインドの豆を中心とした「ベジミールス」(1,200円)に、日替わりのお肉のカレー「ノンベジカレー」を250円で追加したもの。店主の田村夫妻は2017年に縁あって、東京から伊那市へ移住。本場インドで食べたスパイス料理に衝撃を受け、「このおいしさを日本人にも知ってほしい」と開店を決意

伊那谷農家シェフ

人・モノ・情報の「環(わ)」を生み出す

伊那市高遠町に佇む環屋(旧中村家住宅)は、2018年に江戸時代からの町屋形式を改築し誕生。館内では、飲食に加えて、20畳の和室でのイベント利用やお城巡りの記念となる「御城印」などを販売。高遠からの「環(わ)」を生み出す場所を目指す。

環屋(たまきや)
●住所
伊那市高遠町西高遠184
●電話
0265・94・2251
●営業時間
10時~17時
●定休
月曜
●座席数
28席(感染症対策予防のため現在は22席)
●駐車場
7台
●HP
https://tamaki-ya.jp/
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