こだわりの食材を生かしたスタイリッシュなイタリアン「evolve（エヴォルベ)」@小布施町

　美しい町並みが残る小布施町の中心街に、5月1日新たにオープンしたイタリア料理店。腕を振るうのは東京や長野でイタリアンやフレンチのシェフとして21年のキャリアを持つ宮﨑シェフ。老舗栗菓子店「小布施堂」を代表するスイーツ、栗の点心「モンブラン朱雀」の開発者でもあります。「グランメゾンの味を手頃な価格で提供したい」と、イタリアの星付きレストランなどで研修を重ね、学んだ新しい料理法とクラシカルな郷土料理を融合させ、目にも華やかなひと皿を作りあげています。

北斎館の向かい、「傘風楼」と同じ敷地内にある建物。栗の間伐材を敷き詰めた遊歩道「栗の小径」沿いに入口があります。

「evolveランチ」（1,850円＋税）。本日のポタージュ、前菜の盛り合わせ、本日のドルチェ、小布施マルテ珈琲焙煎所のコーヒー。パスタは「ゴルゴンゾーラクリームソースのペンネ」（＋200円）

「いずれ目の前で調理している姿を見ながら食事が楽しめる“シェフズテーブル”を作りたいですね」と宮﨑シェフ。

コールドビーフや桜海老のフリッタータなど、色とりどりの前菜が少しずつ盛られたランチの「前菜の盛り合わせ」。

ランチコースについてくる定番の「胡桃のキューブパン」。ライ麦パンやブリオッシュなどが登場することも。

大人数での会食にもぴったりの広い店内。

小布施「浅岡牧場」のりんご和牛信州牛、「OBUSE Meguru Lab.」の工藤さんが育てた無農薬野菜、高山村にある佐藤農園のハーブ、大分県豊後水道の漁師から届く鮮魚など、こだわりの食材を使っています。

また「おうちdeレストラン」をテーマにした料理のテイクアウトも行っています。事前に電話予約をしておくのがおすすめです。「evolve特製弁当（胡桃のキューブパン付）」（1,800円＋税）