11/23(土・祝)~2025/2/28(金)『軽井沢ウインターフェスティバル2025』開幕式は花火を打ち上げ!冬の軽井沢を彩るイルミネーションに氷彫・マルシェまで@長野県・軽井沢町
信州ラーメン界のカリスマであり美食家としても名を馳せる塚田兼司が愛して止まない料理を毎月紹介。
今回は、長きに渡り軽井沢の美食の最前線に立ち続ける名店が登場!
やさしい木漏れ日、そよぐ風。
貴女の髪が揺れている。
テーブルにアミューズが運ばれる時から、ドキドキが止まらない。
貴女をうっとりと見つめながら、一皿ごとに料理へと引き込まれていく。
そして僕はメインの一皿と向かい、思わず天を仰ぎ瞳を閉じた。
鼻腔を駆け抜けるローストしたトウモロコシの香りに、瞼の裏に真っ青な夏空と入道雲が映る。
皿の上の鮮やかな淡いピンクの宝石に、興奮が止まらない。
はやる気持ちを抑え、ナイフを入れゆっくりと口に含む。
噛み締めるごとに、赤身肉の深い旨味と、ピュアな脂の肉汁がまどろみ、口内に弾け飛ぶ!悶絶のため息とともに、青草そよぐ草原にのんびりと佇む牛たちの姿が目に浮かぶのです。
唯一無二の飼育方法で、牛本来のおいしさを追求した(ダボス牧場)のすばらしい素材。
緻密な努力と経験を積み上げた大塚シェフの自信に満ちた火入れで、華やかに生き生きと勢いのある料理へ昇華されるのです。
軽井沢グルメを牽引し続ける名店「エルミタージュ・ドゥ・タムラ」。
夢見るような素敵な時間は、夏の軽井沢から始まるのです。
塚田’sポイント
エルミタージュ・ドゥ・タムラさんのスペシャリティは、先代の田村シェフの頃から続く桃の冷製スープ。
あっという間にシャンパンが1本空くという、満足度の高いアミューズも絶品です!五感のすべてを使って味わって♪
エルミタージュ・ドゥ・タムラ
別荘地の美しい森に密やかに建つレストラン。
2017年に創業者の弟子の大塚哲也氏が店を継いだ。
造り置けない料理こそレストランの料理という想いのもと、作りたてや食材自身の滋味にこだわり、温度や香り、食感で感動をもたらしてくれる。
Delicious×Komachiで店舗情報を見る
https://www.deli-koma.com/1021586.html
食いしんぼう塚田兼司のこれが旨い!
月刊Komachiにて連載中。
県内外に数多くの人気ラーメン店を展開する「ボンドオブハーツ」グループの代表。
全国各地のおいしいものを食べ歩き、有名シェフや美食評論家との交流も深い。
信州のおいしいを発掘・発見するべく、止まらない食欲をエネルギーに、食べ歩きの日々は続く…。
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