4/12(土)『善光寺びんずる市』今年度最初のマルシェは過去最多221店が大集結!善光寺東公園と城山公園で開催@長野県長野市
長野県長野市の「善光寺大本願」で『ドリアン助川✕仲野麻紀 朗読コンサート』が2025年4月29日(火・祝)に開催されます。このイベントでは、作家・詩人のドリアン助川さんと、サクソフォン奏者の仲野麻紀さんによる「動物の哲学、古今、時間をめぐる音楽と文学」をテーマにした朗読と音楽のコラボレーションが楽しめます。

120年の歴史を持つ廃校が文化発信地に
このイベントは、築約120年の廃校になった「世界一美しい木造校舎」を、美術・音楽・演劇などのアート空間として甦らせる「御山里学校プロジェクト」の一環として開催されます。このプロジェクトに賛同した仲野麻紀さんがドリアン助川さんをお誘いし、2026年秋の正式オープンに先立って行われる第一回目のイベントとなります。
出演者プロフィール
ドリアン助川(作家・詩人)
東京都生まれの作家・詩人・歌手。小説『あん』がフランス、ドイツ、イタリア、英国など20言語以上で、『新宿の猫』が10言語以上で、『ピンザの島』がフランス、ドイツ、台湾などで翻訳刊行されるなど、国際的に活躍。『線量計と奥の細道』で日本エッセイストクラブ賞を受賞。2019年からは明治学院大学国際学部教授も務めています。最新作に『動物哲学物語 確かなリスの不確かさ』があります。
仲野麻紀(サクソフォン奏者)
2002年に渡仏し、パリ市音楽院ジャズ科を修了。自然発生的な即興やエリック・サティの楽曲を取り入れた演奏を行うユニット「Ky」(キイ)や、ブルキナファソ、コートジボアール、フランス、日本の音楽家による多国籍バンド「Bala Dee」(バラ・デー)などで活動。神社仏閣、田畑農場、図書館、山頂など様々な場所で演奏行脚中です。著書『旅する音楽』で第4回鉄犬ヘテロトピア文学賞を受賞しています。
御山里学校プロジェクトとは
北アルプスの雄大な景観に抱かれた旧御山里小学校(長野市中条)の校舎を、美術・音楽・文学が息づく創造空間へと生まれ変わらせるプロジェクト。かつての教室は、亡き造形作家の遺作や世界で活躍する芸術家の作品を展示する「美術室」、歴史を奏でる廃校ピアノが新たな調べを響かせる「音楽室」、学校の記憶が宿る蔵書に加え閉館したギャラリーから移管された貴重なアート本を収蔵する「図書室」の三つの空間に生まれ変わります。
プロジェクト代表の縣孝二さんは「20年前、知人の案内で訪れたこの学校に『世界一美しい小学校』としてひとめぼれした」と語り、「この場所を、世界で活躍するアーティストの作品を展示する空間としたい」という思いでプロジェクトを立ち上げました。
●日時
2025年4月29日(火)
開場 13:30 開演 14:00
●会場
善光寺大本願(長野県長野市)
●入場料
前売り 2,700円
当日 3,000円
●駐車場
会場周辺の有料駐車場をご利用ください
●HP
https://peatix.com/event/4338920
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