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生ジェラート専門店&スイーツカフェ「TABITABI by さくらファーム」3/30オープン!自社農園で育てた素材を使用した白馬の恵みをスイーツに。繊細なパフェも注目@長野県白馬村

公開日:2025/04/01

長野県北安曇郡白馬村の雄大な北アルプスを望む瑞穂地区に生ジェラートとスイーツ専門店 「TABITABI by さくらファーム(タビタビbyさくらファーム)」が、2025年3月30日にオープン。

運営するのは「さくらファーム」。自家農園で育てたさつまいも・栗・ヘーゼルナッツを使用したふんわり食感の生ジェラートを提供。そして、かつて長野市で人気のデザートカフェ「dessert & cafe Deko(デコ)」を営んでいた増田ご夫妻が手がける四季折々の素材を活かした秀逸なパフェを予約制で楽しむことができます。

北アルプスの雄大な景色と、自家農園で育てたヘーゼルナッツ畑が広がるロケーションの中で、できたての生ジェラートやパフェなどのスイーツを味わって。



〈Index〉
さくらファーム
地元産素材で手づくりする生ジェラート
秀逸なパフェ&スイーツは予約制
ロケーション抜群のカフェ席
お店のデータとMAP



「TABITABI(タビタビ)」を手がける「さくらファーム」

「TABITABI by さくらファーム」の一番の魅力は、店舗周辺に広がる広大な自社農園で育てた農産物や信州産のこだわり食材を使用するところ。素材本来の味を最大限に引き出したメニューが楽しめます。

「TABITABI by さくらファーム」を営むのは、農産物の生産・加工・販売などを行う「株式会社さくらファーム」。
代表の橋本幸雄さんは不動産業(さくら不動産株式会社)を営みながら地域とのつながりを深め、65歳から農業を開始。白馬村の自然環境を活かした農作物の栽培に取り組んできました。
長野市でヘーゼルナッツを生産している第一人者・岡田浩史さん(株式会社フル里農産加工)との出会いをきっかけに、ヘーゼルナッツの栽培を始めることになり、「この農産物を形にして販売し、いずれは白馬の名産品に育てていきたい」という想いが生まれ、新規事業として店舗を立ち上げることになりました。

《さくらファームの農産物》
ヘーゼルナッツ(画像上)
品種は「トンダ・ジェンティーレ・トリロバータ」。イタリア・ピエモンテ産の最高級品種を白馬村で栽培。オレイン酸を豊富に含み、健康効果も期待できるそう。
■栗
品種は「岡山1号」。一般的な和栗に比べ糖度が高く(30~40度)、渋皮が剥きやすい特徴があります。長野県での栽培は珍しく、希少な品種を活かしたメニューを展開。
■サツマイモ
品種は「シルクスイート」 。ねっとりとした甘みが特徴の新品種を採用。土壷でじっくり焼き上げ、素材の甘さを最大限に引き出します。



自社農園の素材で手づくりする生ジェラート

生ジェラートは、一度も冷凍せずにフレッシュな状態でショーケースへ。 たっぷりと空気を含み、なめらかでふんわりとした食感が特徴。自家農園のさつまいも・栗・ヘーゼルナッツ・北アルプスミルクの定番に季節のフレーバーを加え、店頭には常時6種類がそろいます。

生ジェラートは長野市の「株式会社フル里農産加工」岡田さんの店「ふるフル」でも看板商品として親しまれているため、レシピをならいながら「TABITABI by さくらファーム」オリジナルに仕上げています。

画像上「長野県産いちご&白馬のつぼ焼き芋」
画像左「長野県産ヘーゼルナッツ&挽きたて抹茶」
画像右「北アルプスミルク&白馬の甘栗」
1種盛り600円、2種盛り700円、持ち帰り用フタ付き1種650円

ヘーゼルナッツは、ナッツのコクと豊かな風味が広がる上品な味わい。栗や焼き芋は、それぞれの素材が持つ自然な甘みを活かした濃厚な仕上がりです。いずれも、香料・着色料無添加、卵・生クリーム不使用。

ジェラート担当は、株式会社さくらファームで農業に携わってきた、白馬生まれ・白馬育ちの篠崎美里さん(画像右)。
「株式会社フル里農産加工」の岡田さんに従事し、技術を培ってきました。篠崎さんは「今後も白馬の素材を活かしたジェラートを作っていきたい。お客さまが笑顔になり、ちょっとした幸せを感じ、思い出に残る店にしていきたいです」と、笑顔で話してくださいました。



◆秀逸なパフェ&スイーツは予約制

予約制のパフェやスイーツにも自家農園で育てられたサツマイモ・栗・ヘーゼルナッツなど四季折々の素材を活かした目でも楽しめる旬の味を提供しています。
パフェに用いる自家製アイスクリームは長野県産の低温殺菌牛乳を使用。生クリームはすべて同じではなく、パフェ一つひとつに合わせて脂肪分の割合を変えています。そうすることで、コクを引き出したり、果物の香りを際立たせたりと、味の調和を工夫しています。旬のフルーツなどを使い“全体のストーリー”を大切にしていて、見ための驚きや、食べる瞬間の感動、そして、その時・その場所でしか味わえない一体感を楽しめます。

カフェの席数に限りがあるため、パフェやスイーツは事前予約制(1時間あたり8名限定)。当日の予約枠に空きがある場合は、希望時間の2時間前まで予約を受け付けています。
●予約サイト(TableCheck):https://www.tablecheck.com/ja/tabitabi/reserve/

「白雪パフェ」2,480円
白馬の粉雪のようにふわふわとした食感とビジュアル。「信州産マスカルポーネのアイス」、自社農園産シルクスイートのつぼ焼き芋などが入ったパフェをわたあめで包んだ白いパフェです。

「春の訪れパフェ」2,680円
いちごなど旬のフルーツを贅沢に使用。ヘーゼルナッツのムースをフランボワーズグラサージュで包み、グラスの中には「かおり野とローズマリーアイス」と「信州産ヨーグルト白馬はちみつアイス」。食べるのがもったいないほどの美しさで春の爽やかさを感じられます。※2025年5月30日までの提供

「熟成甘栗のしぼりたてモンブラン」1,980円
自家栽培の栗をたっぷり使用した贅沢な一皿。中には「京都産棒ほうじ茶アイス」が入っており、レモンバターソースが添えられています。※貯蔵熟成栗の在庫がなくなり次第終了

注文後に目の前でしぼるパフォーマンスも楽しめます。

パフェやスイーツを手がけるのは、長野市で絶大な人気を誇っていたデザートカフェ「dessert & cafe Deko(デコ)」のオーナーパティシエ・増田幸平さん、万里子さんご夫婦。
長野市の店を閉店後、安曇野市方面で物件を探していた際に、さくら不動産の社員の方から「白馬で新しいカフェをオープンする準備をしている」と聞き、「白馬に来て、一緒に盛り上げていかないか」との声も後押しになり、偶然の出会いから思いがけない場所での出店が実現。「雄大な自然はもとより、食材や味覚でも白馬を有名にしていきたい思いでいっぱいです」と増田さん。



ロケーション抜群のカフェ席

スイーツのイートイン空間はゆったりスペース。大きな窓からは、壮大な北アルプスの景色と自家農園のヘーゼルナッツ畑というロケーション。山と里両方の四季を感じながらくつろげます。
テラス席もあり、生ジェラートはテイクアウトだけでなくテラスで味わうことも可能。

生ジェラートのショーケースを設けたカウンターには、どっしりとした古木を活用し、和モダンなテイストで仕上げた落ち着きのある空間が広がります。

地元白馬の「サウンズ・ライク・カフェ」で焙煎された「コーヒー」(600円~)などのドリンクも各種そろっています。

店名は、多くの人に「たびたび訪れてほしい」という想いを込めてつけられたそう。栗・ヘーゼルナッツ・さつまいもがデザインされた暖簾は、新緑の白馬をイメージ。

「今後も“白馬のめぐみを名産品に”を合言葉に、農業から製造、販売までを一貫して行い、一つひとつ心を込めて商品を届けていきたいと考えています。そしてこの場所が、地域の方々はもちろん、国内外の観光客の皆さまにも喜んでいただけるような、“また白馬に来たい”と思う場所のひとつとなるようなお店にしていきたいです」と「株式会社さくらファーム」代表の橋本幸雄さん。

白馬の味覚と自然を感じられる店がオープンしました。今後は、テイクアウト用パフェ、冬のつぼ焼きの焼き芋なども展開を予定。トレッキング帰りやアウトドアの合間にもぜひ立ち寄ってみてください。

TABITABI by さくらファーム
(タビタビ バイ サクラファーム)

●住所
長野県北安曇郡白馬村北城3020-1406
●電話
0261-85-2520
●営業時間
11ː00~18ː00
※スイーツは15ː00予約締切、17ː00LO
●定休日
火曜
●駐車場
9台
●備考
支払い→現金・各種カード・電子マネー・QRコード決済
●Instagram
https://www.instagram.com/tabitabi_sakurafarm
パフェ予約専用フォーム(TableCheck)
https://www.tablecheck.com/ja/tabitabi/reserve/

画像・文章の無断転載は固く禁じます。
掲載の情報は公開日現在のものです。最新の情報は施設・店舗・主催者にご確認ください。