豊かな自然に恵まれ、移住先や別荘地として不動の人気を誇る軽井沢。鳥のさえずりや葉ずれの音が響く静かな林の中に、景観にそっと寄り添うように佇む平屋の別荘が完成しました。日々の喧騒から離れ、家族とともに豊かな休日を過ごす住まいを見せていただきました。
~今回ご紹介するのは~
「雄大な浅間山に抱かれる、軽井沢の別荘」
家族構成:3人、犬2匹
■概要
土地面積 1278.90㎡(約386.10坪)
1F床面積 95.00㎡(約28.68坪)
工期:約7ヶ月
竣工:2024年7月
構造・工法:木造軸組工法、平屋建て
見どころを詳しくレポート!
【外観~玄関】

木立の中に現れるシンプルモダンな平屋。シックな黒い外壁は焼杉で、人が触れそうな箇所には服などに色移りしないようクリア塗装を施しています


浅間石をあしらったアプローチ階段を上がって玄関ポーチへ。ポーチにはルーバーを配し、道路からの視線をさり気なく遮る工夫がされています。
玄関ドアを開けるとスリット窓から自然光が入る、明るいホールが現れます。玄関はごくコンパクトですが、正面のドアを開けると広い納戸が続き、雑多なものをまとめて収納できるんだとか。
ワンちゃん2頭と別荘ライフを過ごすA邸では、特に重宝しているようです。
【LDKへ】

玄関ホール左手のドアを開けるとLDKへ。するとそこには、息をのむような絶景が!!

軽井沢は北の方向に浅間連山が望めるため、あえて”北側”に大きな開口とフラットに続くウッドデッキを設置しています。「この眺望を家の中に取り込み、最大限に活かすための設計」と話すのは、設計・施工を担当した佐々木工務店の代表・新井さん。「大きな窓やデッキは南側へ…と思いがちですが、A邸の場合の最適解はこのプラン。土地と環境をじっくり観察し、最も魅力的な住まいになるよう考えています」。ふたつある大開口はどちらも、真ん中がFIXで両端が引違い。大きな大きなピクチャーウィンドウから浅間山が飛び込んで来るようです。

LDKは約28.7帖。ラワンベニヤで仕上げた船底天井が伸びやかで、連続する梁がダイナミックさを演出しています。キッチンの背面は洗面脱衣やバスルームなどの水回りへ。
【キッチン】


アイランドキッチンはどんな方向からもアクセスできるので、家族みんなが料理や片付けに参加できます。造作のオープンシェルフにはお気に入りのアイテムをディスプレイ。日常と隔絶された別荘だからこそ、大切にしたいものだけを厳選した心地良い空間になっています。
【バスルーム】

浴室も北側に配し、森の中のバスタイムを満喫できるように。デッキの先は山林なので、バスルームもLDKもカーテンレスです。
【寝室、その他】


(写真左)個室はLDK東側にふた部屋。ここからもデッキに直接出られます。
(写真右)トイレと手洗いスペースは壁紙の色を大胆に変えて遊び心をプラス。
【デッキ】

ウッドデッキのコンセプトは”浮遊感”。「北側は傾斜のきつい山林になっているので、できるだけ屋内側からは地面が見えないように計算しています。ウッドデッキにいると、まるで浮いているようでしょ」と新井さん。視線を遮る人工物は見渡す限り無く、四季折々の浅間山の眺望を存分に楽しめます。
あとがき
別荘は何かと慌ただしい日常を離れ、身も心も開放するために訪れる場所。そんなリラックスに徹するための空間づくりが、随所に表現されていました。
取材日は冬に逆戻りしたかのような冷え込んだ日でしたが、家の中はほっこり。しかも大きな窓が南面には無く、北面にある家なのに…です。「それは、私たちがこの地を知り尽くし、快適に住むための家づくりを熟知しているから」と新井さん。「冬はマイナス10℃にも達し、夏は深い霧に包まれるこの土地は、家にも人にも過酷。見た目の美しさを求めると同時に、この地に合った断熱性能や気密性能等の技術を駆使し、快適・健康で安全な住環境をつくります」。
その技術力と周囲からの信頼度の高さは、軽井沢の別荘を多く手掛ける全国の建築家からの指名が多いことからもうかがえます。別荘だけでなく一般住宅も手掛けているので、佐々木工務店の施工事例を見てみてくださいね。
■本社
住:長野県小諸市田町2丁目10-9
電:0267-22-7620(代)
営:8時~18時
休:土・日曜、祝日(事前問い合わせあれば対応可能)
■軽井沢オフィス
住:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東188-2
電:0267-42-1325
公式HP:https://www.k-sasakikomuten.com/
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