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【長野県の観光・絶景スポット】木曽「阿寺渓谷」の楽しみ方&立ち寄りスポット&おすすめグルメ@大桑村

公開日:2025/04/03

国道19号線「阿寺渓谷入口」の信号から車で約3分。野尻地区の阿寺橋を渡った先に見えてくる大桑村の景勝地「阿寺渓谷(あてらけいこく)」。
阿寺ブルーとも名高い、エメラルドグリーンにきらめく清流はSNSなどで話題を呼び、長野県内外から多くの観光客が訪れる絶景スポットです。渓谷入口の川辺へ降りて短時間だけ癒されるのもよし、レンタルEバイクや徒歩で一日かけてじっくり散策するのもよし、多くの楽しみ方がある「阿寺渓谷」の魅力とともに、木曽在住ライターが「フォレスパ木曽 あてら荘」や「道の駅大桑」など野尻地区の立ち寄りスポットとおすすめグルメ情報をご紹介します。



《Index》
阿寺渓谷(あてらけいこく)
阿寺渓谷5つの楽しみ方
 ①浅瀬で足を浸して景観を楽しむ
 ②Eバイクで渓谷内をサイクリング
 ③絶景!犬帰りの淵で阿寺ブルー
 ④赤彦歌碑~ウナリ島の遊歩道を散策
 ⑤阿寺渓谷キャンプ場で一泊
阿寺渓谷データとMAP

地元在住ライターおすすめ!立ち寄りスポット&グルメ♪
 日帰り温泉「フォレスパ木曽 あてら荘」
 食事「おらが村の味処 いなほ」
 食事・お土産「道の駅大桑」




阿寺渓谷(あてらけいこく)

水源の砂小屋山から全長約15km、阿寺断層(活断層)に沿って形成されている「阿寺渓谷」は、透明度の高い水と散乱する光の調和により、美しいエメラルドグリーンを織りなす絶景スポット。
条件がそろう晴天日の翌日には、ひときわ繊細な色合いを楽しむことができ、4月~6月上旬には萌え出る新緑、10月下旬~11月上旬には色鮮やかな紅葉が、渓谷内に季節ごとの彩りを添えます。

中でも絶対に外せないスポットは、到着してすぐに阿寺ブルーが目に入る「阿寺渓谷入口」。最も下流にあたる浅瀬の川辺へ降りて清流を気軽に体感できるので、服装や所要時間に関わらず立ち寄る価値あり!下流にゴロゴロと巨岩が目立つユニークな渓相にも着目しながら、阿寺渓谷の景観に癒されてみて。

また、渓谷内には豊かな木材で栄えてきた歴史の名残から「旧森林鉄道橋」も残ります。かつては、橋のたもとに鉱泉が湧いており、作業する人々が疲れを癒したそう。現在、近くへの立ち入りは禁止されていますが、時代の歩みを支えた木曽五木(ヒノキ・アスナロ・コウヤマキ・ネズコ・サワラ)が、周辺の山林で育ち続けています。

全長6.3キロの「阿寺渓谷」内には、化けた狸や狐が水面に姿を映し、化身の出来映えを確認したという「狸ヶ淵」や、クマの親子が水浴びをしたという「熊ヶ淵」など、生息していた野生動物にまつわる伝承が数多く残り、それに由来して名付けられた名所が点在。各スポットには、詳細が説明された案内板が設置されているので、動物たちの姿をイメージしながら散策するのも楽しいですよ♪

ちなみに、トイレは3カ所に完備。山中にはないので、散策前に立ち寄っておくと安心です。
【トイレの場所】
①シャトルバスの利用に合わせて、帰りのバスで途中下車が可能な「阿寺渓谷入口」
②終着地にあたる広い敷地の「赤彦駐車場」
③渓谷最終地点の「阿寺渓谷キャンプ場」


出典:大桑村観光協会

夏季期間中(7月未定~9月1日)に実施される終日車両規制は、「阿寺渓谷入口」~「阿寺渓谷キャンプ場」の区間 ※終日車両規制。
自家用車の場合は、「第1・第2・第3駐車場(1000円/台)」を利用。「第1駐車場」~「赤彦駐車場」まではシャトルバス(片道500円/席 往復1000円/席)での移動になります。
通過点の「狸ヶ淵」は行きのバスのみ途中下車ができて、「阿寺渓谷入口」は帰りのバスのみ途中下車が可能です。運行の詳細は大桑村公式HPと公式Ⅹをチェック! ※阿寺渓谷キャンプ場宿泊者・自転車は通行OK。




阿寺渓谷5つの楽しみ方をご紹介します

~阿寺渓谷5つの楽しみ方①~
浅瀬の「阿寺渓谷入口」「狸ヶ淵」で足を浸して景観を楽しむ

シャトルバスで途中下車可能な「阿寺渓谷入口」と「狸ヶ淵」は、川のほとりまで降りて清流に足を浸すことができます。7月の平均水温13℃、8月の平均水温16.6℃の冷たい水は、夏場でも思わず声が出てしまうほど。数十分だけ立ち寄りたい方や、サンダル・短パンなど軽装で来た方でも気軽に満喫できるスポットです。耳に心地よいせせらぎと光のゆらめきごと閉じ込めたような水面は、時の経過を忘れさせるほど、思わず心奪われる美しさです。

最も下流で、道路を挟んだ向かいにトイレも完備されている「阿寺渓谷入口」は、小さなお子さんとの利用もOK。ただし、深いところまで浅瀬に見えたり急流や岩場などで足元が不安定だったり、把握しにくい危険箇所もあるのでくれぐれも注意くださいね。また、水遊びのために整備された場所ではないので、遊泳は推奨されていません。

※「狸ヶ淵」は行きのバスのみ途中下車が可能
※「阿寺渓谷入口」は帰りのバスのみ途中下車が可能


~阿寺渓谷5つの楽しみ方
「第2駐車場」でEバイクをレンタルして渓谷内をサイクリング

阿寺橋を渡り、斜向かいの「第2駐車場」で借りられる「レンタルEVバイク」「アシスト自転車」は、体力に不安がある方や広範囲を移動したい方におすすめ。全長約6kmにも及ぶ「阿寺渓谷」の坂道も軽い力でグングン登れるので、余裕を持って散策できますよ。

【レンタルEバイク/阿寺ブルー株式会社】
●料金
レンタルEVバイク:1500円/時間 、アシスト自転車:1000円/時間
●HP 
https://www.instagram.com/atera.blue/


~阿寺渓谷5つの楽しみ方
眺望の良い「犬帰りの淵」で阿寺ブルーを撮影

どこから切り取っても美しい「阿寺渓谷」。数ある名所の中でも、橋の上から眺められる「犬帰りの淵」は、周囲の木々と清流がバランスよくフレームに収まるので、渓谷美を撮影したい方にとくにおすすめの絶景スポットです。”猟に同行中の犬が、断崖絶壁に恐れをなして引き返した”と語り継がれる、特徴的な険しい岩壁も相まって迫力満点な一枚に。
4月~6月上旬の新緑や10月下旬~11月上旬の紅葉など、季節の彩りと阿寺ブルーのコラボレーションを楽しんで。



出典:大桑村観光協会

~阿寺渓谷5つの楽しみ方
「赤彦歌碑」~「ウナリ島」まで約60分の遊歩道をハイキング

シャトルバス乗降場所近くの「赤彦歌碑」から「ウナリ島」近辺までは、約60分で散策できる「遊歩道」(無料)が通っています。
駆け落ちした男女の悲劇が伝えられる「ウナリ島」や、6段つづきに落水する「六段の滝」など、徒歩だからこそ行ける見どころも点在。自然の息吹を感じながら、ゆったりと歩いてみては。
山道は未舗装なので、歩きやすい服装・靴で、水筒や昼食など必要な物を持参してお出かけくださいね。

遊歩道内にある「赤彦歌碑」~「ウナリ島」を結ぶ全長25m高さ8.21mの「吊り橋」は、親ワイヤーの支柱に大桑村の電柱を再利用して地元住民が架けたそう。サワラやヒノキの材木も使用されており、大桑村の特産品が活かされています。ちょっぴり揺れるドキドキとともに、「吊り橋」の材質にも注目!


~阿寺渓谷5つの楽しみ方
「阿寺渓谷キャンプ場」で大自然に囲まれながら一泊

渓谷入口から6.3km離れた最終地点に位置する「阿寺渓谷キャンプ場」では、渓流を望む阿寺国有林内での野営を楽しめます。場内の池や阿寺川で釣り(日釣券が必要)をしたり、火を起こしてBBQをしたり、清流のせせらぎとともに過ごす時間は格別。

【阿寺渓谷キャンプ場】
●シーズン営業 
4月中旬~11月上旬 ※要予約
●住所 
長野県木曽郡大桑村野尻 阿寺国有林内→MAP
●電話
キャンプ場 070-9271-1322
管理:阿寺ブルー株式会社 070-4228-0881(水曜9:00-17:00間)
●営業時間
IN 13:00~17:00/OUT 11:30(夏季通行規制中は11:00)
●大桑村公式HP・予約
https://www.vill.okuwa.lg.jp/kanko/miru-asobu/outdoor-sports/nature_sunagoya.html

キャンプ場からお散歩がてら「牛ヶ淵」へ。牛の形に似ていることから名付けられた「牛ヶ淵」は、「阿寺渓谷」随一の水深を誇ります。エメラルドグリーンと深い蒼が混ざりあう複雑な色合いは深淵ならでは。吸い込まれてしまいそうなほど神秘的な絶景に、魅了されること間違いなし!


阿寺渓谷(あでらけいこく)
●住所
長野県木曽郡大桑村野尻 阿寺国有林内
●営業時間
常時開放
●定休日
なし
●入場料
なし
●駐車場
第1・第2・第3駐車場(各1000円/台)合計約300台
●シャトルバス料金
第1駐車場~赤彦駐車場:片道500円/席・往復1000円/席
●問い合わせ
大桑村観光協会 
メール kanko@vill.okuwa.lg.jp
電話  0264-55-4566
●大桑村公式HP
https://www.vill.okuwa.lg.jp/kanko/index.html
●大桑村公式X
https://x.com/ookuwamura
https://x.com/ookuwamura




木曽在住ライターおすすめ!立ち寄りスポット&グルメ♪

「阿寺渓谷」を満喫した後、どこか立ち寄りたいな…と思いませんか?
ランチタイムや帰る道すがら利用したい地元ならではのおすすめスポットとおいしいグルメ情報を、木曽在住ライター柴﨑がご紹介します。



「フォレスパ木曽 あてら荘」

「阿寺渓谷」から車で約2分、徒歩なら約10分ほどにある「フォレスパ木曽 あてら荘」は、大人600円小学生300円で日帰り温泉を利用できる宿泊施設。体の保温性を高めることから「熱の湯」ともいわれる弱アルカリ性の天然温泉の効能は、冷え性・筋肉痛・神経痛・打ち身など。阿寺渓谷で遊び疲れた体を、ゆっくり癒してみては。

フォレスパ木曽 あてら荘
●住所
長野県木曽郡大桑村野尻939-96
●電話
0264-55-4455
●営業時間
日帰り入浴 12:00~21:00  (20:00 受付終了)
●料金
日帰り温泉:大人600円、小学生300円、幼児 無料
※レンタルバスタオル・フェイスタオル各200円、髭剃り100円で販売
●定休日
水曜
●駐車場 
あり
●公式HP
https://forespakiso.jp/




「おらが村の味処 いなほ」

「阿寺渓谷」から車で約2分、さらに「フォレスパ木曽 あてら荘」すぐ近くの「おらが村の味処 いなほ」。地元のお母さんたちが腕を振るう、打ちたてそばと五平餅のセットメニューをいただけます。名物の五平餅は、つぶつぶ食感が残ったごはんの団子に、えごま香るこっくり甘いたれが絡み、リピートしたくなる素朴な味わい。テイクアウトだけでなく「いなほ特製えごまだれ」の店頭販売もしているので、おみやげに喜ばれそう。

おらが村の味処 いなほ
●住所
長野県木曽郡大桑村野尻939-96
●電話
0264-55-3398  
●営業時間
10:00~14:00
●定休日
水曜、年末年始
●駐車場
5台
●公式X https://x.com/pc0sa2nxhl45wxy
●Delicious×Komachi https://www.deli-koma.com/1015581.html



「道の駅大桑」

おみやげはもちろん、地元野菜や手作り商品などを豊富に扱う「道の駅大桑」は、阿寺渓谷から車で約6分ほど。4~5人でシェアできるサイズの大きなメロンパンやロングアップルパイが名物のパン屋や、木曽牛・信州サーモンなど長野県の食材をいかした定食をいただける「グルメリアきらく」も併設されています。おかえりの前にぜひ立ち寄ってみてくださいね。

道の駅大桑
●住所
長野県木曽郡大桑村野尻160-27
●電話
0264-55-4192
●営業時間
9:00~17:00
●定休日
なし
●駐車場
大型4台 普通車75台
●HP 
http://www.michinoeki-ookuwa.jp/


「グルメリアきらく」
●営業時間
11:30~20:00(19:30LO)
●定休日
木曜
●HP
上記HPを参照
●Delicious×Komachi 
https://www.deli-koma.com/1004295.html



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