1984年に開業し地元に愛され40年の歴史に幕を下ろす「松本PARCO」2/28(金)閉店。ファイナルイベントをご紹介!アオイヤマダ氏のパフォーマンスも@長野県松本市
〈されど、人生は美しい ― 。〉
長野県松本市の「松本市美術館」で、19世紀末フランスを代表する画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864–1901年)の展覧会『フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線』が2025年4月6日(日)まで開催中。
日本初上陸、世界最大級のコレクションを鑑賞できるのは、東京・札幌・松本の3カ所のみ。松本はその最後の会場です。
同展では、ロートレックによる紙作品の個人コレクションとしては世界最大級と言われるアメリカの〈フィロス・コレクション〉より約240点が展示。素描作品に始まり、ポスターを中心とする版画作品、雑誌や書籍のための挿絵、ロートレックが家族や知人にあてた手紙、私的な写真など、画家に肉薄した作品と資料が出品されています。
また、松本展では、すべての作品の撮影が可能なので、会場で見た感動を残すことができるほか、限定スペシャルランチ付きのギャラリートークなどのイベントも楽しめます。
〈フィロス・コレクション〉
ギリシャ人コレクターのベリンダとポール・フィロス夫妻が、20年以上にわたり収集しているロートレック作品の個人コレクション。総数は300点以上にのぼり、現在も増え続けています。その内容は素描を中心に紙を支持体とする作品(グラフィック)群で、版画や書籍、ポスターに関しては、状態の良いものを厳選して収集しています。すでにアメリカや中国でコレクションを紹介する展覧会が開催されていますが、日本での開催は今回が初となります。
◆『フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線』の注目ポイント・みどころ
① 世界最大級のコレクション、日本初上陸。そして最後の機会
ロートレックの紙作品 (グラフィック)のコレクションとしては、パリの「ルーヴル美術館」やアルビの「ロートレック美術館」に次ぐ規模を誇るアメリカの〈フィロス・コレクション〉が、日本で初めて紹介される貴重な展覧会。開催は東京・札幌・長野県松本の3 か所のみ。同コレクションを鑑賞できる機会は、松本会場が最後。
ロートレックは、生涯約30点のポスターを制作し、それは彼自身のみならず19世紀末芸術の代名詞ともなりました。同展では、一世を風靡したロートレックのポスターから21点が出品。
②19 世紀末パリ ―されど、人生は美しい―。
伯爵家に生まれ、画業のためパリに出たロートレックは、1884年頃からアトリエをモンマルトルに構え、そこに生きる歌手や芸人、娼婦たちの姿を描きました。同展では大胆な構図を活かしたポスターをはじめ、豊富な関連資料を合わせて展示することで、世紀末パリの街をいろどり、時代を生きた人々の姿が浮かび上がります。
③ 時をつかむ線 ―素描、書簡、写真など、画家に肉薄した作品資料で真の姿に迫る
完成作品から日々のスケッチまで、〈フィロス・コレクション〉最大の特徴である素描(デッサン)約45点を紹介。ロートレックの素早い描線を間近に感じ、線の魅力を堪能することができます。また知人や肉親にあてた手紙、私的な写真などを加え、ロートレックの「真の姿」に迫ります。
④すべての作品が撮影可
松本展では、すべての作品の撮影が可能。
◆関連イベント
[限定スペシャルランチ+観覧券付]
当館学芸員によるギャラリートーク
「松本市美術館」のレストラン「SHOKUDO&CAFÉ yumyum」のスペシャルランチ付き、学芸員によるギャラリートーク。美食家ロートレックにちなんだメニューは、同ギャラリートーク参加者限定仕様!
ランチメニューはドリンク、前菜、メイン、デザート、コーヒーor 紅茶、小菓子がセット。
◎開催日
2025年2月19日(水)、3月5日(水)
◎時間
各日11ː00~13ː00
◎料金
5,000 円(当日有効の本展観覧券付き) ※当日現金払いのみ
◎定員
各回15 人
◎申込方法
2月5日(水)~、松本市美術館HPより
当館学芸員によるギャラリートーク
◎開催日
2025年2月6日(木)、2月20日(木)、3月13日(木)
◎時間
各日11ː00~11ː40
◎料金
無料(当日有効の本展観覧券が必要)
◎定員
先着15名程度
◎備考
申込不要。企画展示室前に集合
展覧会コラボメニュー
「ロートレック展」の開催期間中、「SHOKUDO&CAFÉ yumyum」で限定デザートとドリンクを提供。
ロートレック展
時をつかむ線
●期間
2025年1月18日(土)~4月6日(日)
●時間
9ː00~17ː00(最終入場は16ː30)
●会場
松本市美術館(長野県松本市中央4-2-22)
●期間中の休館日
月曜、2/25(火)
※2/24は開館
●料金
〈ロートレック展単独券〉
大人→窓口:1600円、電子チケット1500円
大学高校生→窓口:1100円、電子チケット1000円
〈コレクション展示共通券〉
大人→1910円
大学高校生→1200円
※中学生以下無料、障がい者手帳携帯者とその介助者1名無料
※大学高校生は観覧当日、学生証の呈示が必要
●問い合わせ
松本市美術館 0263-39-7400
●HP
https://matsumoto-artmuse.jp/
●主催 松本市美術館、テレビ信州[開局45 周年記念]
●協賛 光村印刷
●協力 NX日本通運、日本貨物航空
●後援 信濃毎日新聞社、読売新聞長野支局、市民タイムス
●企画協力 日テレイベンツ、日本テレビサービス
掲載の情報は公開日現在のものです。最新の情報は施設・店舗・主催者にご確認ください。