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1/26オープン「若林パン」イベント出店などで人気のベーカリーがついに開店!本場パリのパンを再現した絶品クロワッサンや柔らかバゲットなどを味わえます!@長野県上田市

公開日:2025/02/03

上田市真田町の幸村街道(国道144号線)沿い、「セブンイレブン真田店」の向かいにベーカリー「若林パン」が2025年1月26日(日)にオープン。

元々「若林パン」は、移動販売や東信の祭り・イベント、飲食店への卸売をメインにパンを販売してきました。実店舗開業前から地域住民や一部のパン好きの間では有名で、ファンの多いパン屋です。

本場パリで味わったパンの味や食感をベースに地域の人にも食べやすいパンを作ることを重視。しっとりとした生地と大ぶりなサイズが特徴のクロワッサンや、柔らかめのバゲットは多くの人が買い求め、売り切れ必至の人気商品です。

元々は「どさん娘ラーメン」だった建物をリニューアル。黄色い看板が目印。取材時は平日にもかかわらず、開店前から10人以上の行列ができていました。



オーナー若林裕美さんについて

「若林パン」オーナーの若林裕美さん

真田町出身。長野県内を中心に20年以上パンを作り続けてきたパン職人。東御市にある「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」で働いていたときの経験から”異国の食文化におけるパン”という視点を意識してパン作りを行っています。今となっては定番の主食となったパンですが、元々は欧米から輸入してきた食文化。異国の食文化と食べる人たちの好みのバランスを取り、”ちょうどいいパン”を追求しています。

フランスのパリに行き、本場のバゲットやクロワッサンを研究。パンのルーツを大切にしつつ、地域の人にも受け入れてもらうためにはどうすれば良いか試行錯誤を繰り返しました。

結果、イベントに出店した際に30分ほどで完売することもあるほど人気のパンを作ることができました。その反面、用意しているパンが足りず、せっかく来てもらった人にパンを提供することができないもどかしさも感じるようになっていったそうです。こうしたジレンマを解消するため、店舗を持つことを徐々に考え始めた若林さん。当初は真田町に店舗を出すことは決めていませんでしたが、地域の声や反応がきっかけとなって、真田町に開店する決意をしたそうです。



若林パンの魅力と種類

「若林パン」の魅力は、本場のパンの味を活かしながらも、地元の人たちの食卓に自然と溶け込むようなパン作りをしていることです。人気は、小麦とバターの芳醇な香りが特徴のクロワッサン、一般的なものよりも柔らかめな生地のバゲット、食卓に馴染みやすい定番の角食パンの3種類。どれも早々に売り切れてしまうほどの人気を誇っています。

「若林パン」はイベントや移動販売を通じて多くのファンができており、その後実店舗を訪れる人も少なくありません。「ここのパンはフランスの味なんだ」などと笑顔で話すお客さんもおり、地域に愛されるパン屋として親しまれています。このように、地元の人たちとの強いつながりを大切にしながら、毎日の食卓を豊かにするパン作りが若林パンの魅力です。

「クロワッサン」 350円
特に人気だったパリ風の大ぶりなクロワッサン。3つ折り3回の27層です。あえて焼き込むことはせず、生地に含まれている水分量を飛ばしすぎないことで、バターと小麦の香りがフワッと香ります。表面は口当たりが軽くサクッとしており、中の生地のしっとりとした食感。とても美味しかったです!

取材日はクロワッサン生地を使った、「ベーコンチーズクロワッサン」380円(写真奥)「パン・オ・ショコラ」 350円(写真中央)が並んでいました。

「バゲット トラディション」 230円
バゲットはフランス風の柔らかさを大事にしているとのこと。お話を伺った年配のお客さんも「ここは美味しくて食べやすい!」と太鼓判を押していました。

バゲットのサクサク感とガーリックの食欲かき立てる香りが人気の「ガーリックフランス」350円

バゲットサンドの中で人気No.1は「バゲットサンド あんバター」380円

「パンドミ 角」 450円
食事パンの中でも馴染み深い角食パンは、一度に2~3つ買っていく人もいるほど人気。日によって「甘酒ブレッド」や「パンドミ 山」(山食パン)なども販売されます。

旬のフルーツが乗ったデニッシュ。取材日はいちご、スイートポテト、キャラメルりんごの3種類が並んでいました。真田町産の旬の食材を使ったパイなども販売予定です。

「メロンパン」280円と「シナモンロール」280円、クリームパンなどの菓子パンも揃います。

レーズンとクランベリー、くるみなど日によってさまざまなドライフルーツやナッツが練り込まれた「フルーツリュスティック」380円

「台湾カステラ」 350円(写真左)と「カヌレ」 280円(写真右)といった焼き菓子も取材時には並んでいました。カヌレは若林さんが「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」で働いていた当時、作っていたものを販売。ヴィラデストのオーナー玉村豊男氏が、パリに住んでいた際に好みだった味を再現したものだとか。

「若林パン」では、スタッフに取ってもらう対面販売。店内では、お客さんとスタッフの会話が弾み、明るい雰囲気に包まれていました。

元ラーメン屋の雰囲気を感じる木製のカウンター。温かくなった頃にイートインスペースとして開放する予定だそう。開始時期などの詳細はインスタグラムを確認してください。

また、イベントへの出店や地域の飲食店とのコラボも計画中とのこと。
今後の「若林パン」の動きにも注目です!

(text:田中佑人、photo:yamamoto

若林パン
(わかばやしパン)
●オープン日
2025年1月26日(日)
●住所
長野県上田市真田町6172-1
●営業時間
11ː00~売り切れ次第終了
●定休日
月~水曜
※年末年始12/31~2025/1/3は休み
●駐車場
15台
●備考
◎予約・取り置きは当面不可
(詳細はインスタグラムから)
●Instagram
https://www.instagram.com/wakapan2020?locale=ja_JP

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