老舗米屋の娘が選りすぐりの地元米を使用するおにぎり専門店「結や（むすびや）」温泉街で握りたての滋味深い味わいを。おまかせおにぎりの弁当もおすすめ＠山ノ内町

長野県･山ノ内町で100年続く米屋の娘・友野晴可さんが、「おいしいお米を手軽に味わってほしい」と2022年にオープンさせたおにぎりのテイクアウト専門店「結や（むすびや）」。口に入れるとはらりとほぐれる、ほんのり温かいおにぎり。しみじみとしたおいしさに、気持ちまで温かくなること間違いなしです♪

使用するお米は、米の検査員の資格を持つ父が選んだ山ノ内のブランド米「雪ゆきしろまい白舞」か、木島平の契約農家から仕入れるコシヒカリ。いずれも火力の強いガス釜で一気に炊き上げるから、一粒一粒がふっくらとしたご飯になります。約20種の具材は、白いご飯に合うものをセレクト。
「山ノ内町産コシヒカリ「雪白舞」は小粒で色白、甘みのあるお米です。木島平産コシヒカリは深い甘みともっちり感が楽しめますよ！」と店主の友野晴可さん。

ひと口目はご飯本来のおいしさを感じてほしいと塩は不使用。塩むすびは奄美などの天然塩を使用しています。具材は、春はコシアブラなどの山菜、夏はボタンコショウと薬味で作る「やたら漬け」、秋は肉みそキノコ、冬は柚子と合わせたフレッシュな野沢菜漬けなど、季節替わりのおにぎりで楽しませてくれます。

「中野福田屋」の「リンゴで育った信州牛」を甘じょっぱいしぐれ煮に。脂がとろける！「牛しぐれ煮」（250円）

〈MENU〉
牛しぐれ煮　　250円
じゃこ梅　　200円
鮭昆布　　200円
塩むすび　　110円
季節のおにぎり　　200円

※長野Komachi2025年1月号に掲載された内容です。最新情報をご確認の上、ご利用ください。

おまかせおにぎり2個とおかずの「おにぎり弁当」（750円）

コンパクトな店内には陳列棚がなく、注文後に握ってくれるスタイル。

おかずや米粉100%の自家製シフォン、お茶碗も販売されています。

※長野Komachi2025年1月号に掲載された内容です。最新情報をご確認の上、ご利用ください