ワインとウイスキーによる新たな酒文化、リノベカフェと自然遊び…など魅力あふれる長野県小諸市を楽しむ旅。

長野県の城下町としても知られる小諸市は、世界的なワイン産地としても知られ、現在では6つのワイン醸造所が誕生しています。さらに、2023年にはホーム直結の駅ナカワインバー「E‘cuveこもろ」やワイナリーを中心とした複合施設「スタラス小諸」もオープンし、ワイン通が県内外から集うようになりました。加えて、同じく2023年にウイスキー蒸留所「小諸蒸留所」も開業。新たな酒文化も生まれています。

また、小諸市は、千曲川が流れる市街地から標高2000メートルの高峰高原まで、1400メートルもの標高差がある街としても有名です。市街地で最旬グルメスポットをめぐったり、高原で自然を満喫したり、さまざまな楽しみ方が可能。
駅周辺にある昭和のレトロビルを花屋✕カフェとして生まれ変わらせた「FLORO cafe」や古民家の趣きを残す「CLOVE CAFE」はカフェマニア必訪。
自然が豊かなスポットでリフレッシュするなら、自然体験施設「KOMOROBI」や、花々に彩られた観光農場「夢ハーベスト農場」もおすすめです。

※長野Komachi2024年8月号に掲載されたものです。最新情報をご確認の上、お出かけください。

◆E’cuveこもろ
（エキューブ小諸）

旧小諸駅舎を再利用した小諸が誇るワインを飲み比べできるワインバー。ワインは約70種ほどがそろい、発着する電車を眺めながら地元のワインを楽しむことができます。市内全ワイナリーのおすすめワインを月替わりで紹介。ワイナリーこだわりのぶどうジュースや、地元民イチオシのソーセージも評判。テラス席はペット同伴も可能。

◆STARRACE KOMORO
（スタラス小諸）

小諸の新名所として注目を集める複合施設。八ヶ岳を一望する高台に、試飲ができるワイナリーやオリジナルワインがそろうショップなどを展開しています。また、イタリアンレストランや鉄板焼き店など個性豊かな3つのレストランがあり、地産地消グルメを堪能できます。

◆小諸蒸留所

◆FLORO CAFE
（フロロカフェ)

築50年のレトロビルを再生したボタニカルカフェ。アンティークと植物が調和する店内も、せせらぎが心地よいテラスもリラックス度満点。スパイスカレーをはじめ、季節の植物性食材を生かしたヴィーガンメニューがそろいます。画像は「季節のフルーツ＆ヨーグルトプレート」1320円。

◆CLOVE CAFE
（クローブカフェ）

小諸城大手門の隣、歴史情緒漂う一角に佇む古民家カフェ。本店は手打ちそばの老舗「そば蔵丁子庵」というだけあり、素材からこだわり抜いたそばメニューを堪能できます。「いちごクレープ チョコソース付き」（600円）やシュークリーム、プリンなどのそばスイーツに加え、信州産そば粉100％の「ガレット」（800円）も新登場。「そばおやき」と「和風そば茶ラテ」も。

◆KOMOROBI アスレチック＆キャンプ
（コモロビ）

「生きるチカラを育む、おもいっきり自然体験」をコンセプトに2023年オープン。約44,000㎡の敷地にアスレチックフィールドやじゃぶじゃぶ池、BBQエリア、キャンプサイトなどが点在し、大人はリフレッシュ、子どもは遊びを満喫できます。ウッドデッキからは八ヶ岳を一望！

◆夢ハーベスト農場

1万5000平方メートルの敷地内で、350種類以上のハーブや花々を栽培し、ラベンダー園やバラ園を備える農園。毎年7月は1万株のラベンダーが咲き誇り、30本の摘み取り体験も楽しめます。ブルーベリー狩りで高原の味を満喫できるのも夏限定。自家製のハーブやバラを生かしたメニューが人気のカフェもあり、ランチタイムは小諸野菜たっぷりのベジロールをバスケットに詰めてもらい、ピクニック気分を満喫することも。※秋の最新情報をご確認ください。

城下町･小諸駅周辺
お店とスポット