東京から移住した店主が北欧スタイルのカフェをオープン！「Cafe PETIT SOLEIL（カフェプチソレイユ）」評判のシナモンロールや自家製スイーツをコーヒーとともに＠松本市

長野県松本市の「国宝旧開智学校校舎」近くに、「Cafe PETIT SOLEIL（ぷちそれいゆ）」が2024年8月20日(火)にグランドオープン！東京から移住した店主の依田さんが、地域のコミュニケーションの場にしたいとカフェを開業しました。カフェでの提供は珍しい、本場北欧のフィンランドのレシピで作ったスパイスたっぷりの「シナモンロール」は早くも人気で評判なんだとか。外観･内装などお店の雰囲気は自然のあたたかみを感じることができる北欧スタイルです。

ひだまりのような空間で休息時間“フィーカ”を大切に過ごして

「Cafe PETIT SOLEIL」店主の依田幸子（よださちこ）さん。

依田さんは長野県佐久市出身。高校卒業後上京し、ずっと東京で教育関係の仕事に携わってきたのだそう。息子さんが松本市の大学に進学し就職＆移住したことをきっかけに、依田さんも退職後、2024年春に松本市へ移住。

退職後は何か地域の方のコミュニティをつくる場を作りたいと思っていた依田さん。2024年8月、そのひとつとして自宅の一角にカフェを開業しました。「PETIT SOLEIL（ぷちそれいゆ）」という店名は、フランス語で“小さな太陽”という意味。ひだまりのようなあたたかい空間で、お客さんがほっとくつろげる場所にしたいという想いが込められています。

青色のお店の外観や内装は北欧をイメージしたそう。豊かな自然と共生する北欧の生活スタイルや文化に以前から深く共感していたという依田さん。
スウェーデンにはおしゃべりしながら甘いものを食べコーヒーを飲む“フィーカ”という時間が仕事の合間に設けられています。これは北欧の人々が大切にしている伝統文化で、依田さんも「“フィーカ”の時間を大切に過ごしてほしい、同店が忙しい日々の休息の場所になれたら」と考えているのだそう。

本場･北欧のレシピ！看板メニューのスパイス香るシナモンロール

「シナモンロール」（385円）と「カフェラテ」（アイス、605円）

カフェメニューとしては珍しい「シナモンロール」は、本場北欧のレシピでシナモンとカルダモンをたっぷり使用！トッピングされているパールシュガーとともに、カリッもちっとした食感と華やかな香り、ほんのりした甘さを楽しむことができます。夏の暑い時期にスパイスでカラダの内側から温めて。

コーヒー豆は御代田町にある人気のコーヒー店「SANGA COFFEE」のもの。ひとつ一つ丁寧に選別された豆を、同店ではオーダー後挽きたてでいただけます。カフェラテは香りとコクを楽しむことができる深煎りのキリマンジャロを使用。

ドリンクメニュー全種とシナモンロールはテイクアウトができます。

〈ほかドリンクメニューの一部〉
ドリップ（モカ／グアテマラ）　　550円
アイスコーヒー　　550円
キャラメルラテ（ホット）　　660円
青りんごソーダ　　550円
ゆずジンジャー　　550円

イートイン限定メニューの自家製スイーツはシンプルでやさしい味わい

「自家製ベイクドチーズケーキ」（550円）と「自家製そば茶アイス」（440円）

イートイン限定の自家製ケーキとアイスたち。チーズケーキはサワークリームとクリームチーズがさっぱりしながらも濃厚な味わい。下地のクッキー生地もしっとりなめらかで、最後まで飽きずに食べ進められます。

そばの実がトッピングされ食感も楽しい「自家製そば茶アイス」はそば茶を煮出した牛乳と寒天でできたシンプルなアイス。依田さんは東京のカフェで食べた素朴でやさしい味を、自分のお店でも表現したかったのだそう。舌触りなめらかで、そばの香りにいやされる逸品です。

ほかフードメニューは「アフォガード」（550円）もイートイン限定で用意されています。

北欧風の青い外装が目印！木のぬくもりを感じる店内

カフェの内装や雰囲気は北欧風に統一されています。

カウンター席のほか、複数利用できるテーブル席も用意されています。

「地域の方や周りの方々に支えられて開業できました」と依田さん。お客さん同士でも交流できる場にしたいと、今後地域の方を講師としてワークショップ等を行える環境も作っていきたいと話してくれました。

カード決済や電子決済が可能。PayPayなどQRコードの決済は出来ません。

お店は「国宝旧開智学校校舎」近く。階段下すぐ横にテイクアウト専用の駐車場が1台分用意されています。