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歴史情緒あふれる信州松本で、フランス菓子・台湾スイーツなどの伝統的な郷土菓子を味わう「菓子壱/KASHI ICHI(かしいち)」8/1(木)よりかき氷を期間限定で提供スタート!@長野県松本市

公開日:2024/07/31

国宝松本城近くに2023年4月にオープンした「菓子壱/KASHI ISCHI」。フランスの伝統的な焼き菓子や台湾の定番スイーツなど、歴史ある郷土菓子を提供しています。テイクアウトはもちろんイートインもあり、2024年8月からは夏にぴったりの「かき氷」の提供が期間限定でスタート!店主・朝吹さんの菓子への想いやお店の様子をご紹介します。


【INDEX】
想いを込めた郷土菓子を伝えていきたい。店主・朝吹さんのこと
フランスの伝統的なレシピを受け継ぐ焼き菓子と生菓子
8月1日(木)より期間限定で提供スタート!夏にぴったりの冷たい台湾スイーツ
重厚感ある雰囲気ながら、ぬくもりを感じるお店の様子


想いを込めた郷土菓子を伝えていきたい。
店主・朝吹さんのこと

店主の朝吹 太(あさぶき たいち)さん

朝吹さんは、小さな頃からお母さまが自家製の天然酵母パンやお菓子を作っていたことや、お父さまがガラス職人として働いていたことからものづくりに大変興味があったんだそう。朝吹さんが高校生のとき、手間ひまかけて作るお菓子で言葉や想いを表現し、多くの人に届けたい!という思いで菓子屋を志ざしました。
高校卒業後は製菓専門学校に通い、フランスへ留学。国内に戻った後もコーヒー店やカフェなど、店舗の開業を目指して経験を積みました。

2020年に東京から松本市へ家族で移住。朝吹さんのお母さまは移住前から15年以上「スープカリィ カフェ・れら」を営んでおり、移住と同時に松本市へ移転オープンしました。
日本人も海外から来た人もわかりやすいように数字の“壱”を店名に付け、長い年月で人々に受け継がれ、想いの詰まった郷土菓子を提供する「菓子壱」として、移住後しばらくはお母さまのカフェで菓子製造をし、オンラインやイベント出店も行っていたそう。

2022年に松本市で行われた『マツモト建築芸術祭』の会場に使用された現在の店舗に一目惚れ。半年かけて直談判し、2023年4月1日に実店舗をオープンさせました。


フランスの伝統的なレシピを受け継ぐ焼き菓子と生菓子

店内に入るとショーケースに菓子たちがずらりとならんでいます。生菓子、焼き菓子のラインナップは週によって少し替わるので、詳細はお店のInstagramを確認して。

「ガトーナンテ」(左奥、450円)、「小麦のスコーン」(真ん中、300円)、「フィナンシェ」(右奥300円)、「レモネード」(アイス、500円)をテイクアウトでいただきました。

「ガトーナンテ」はバニラが効いたアーモンドケーキをラム酒のアイシングで包み込み、むっちりした食感で大人な香りを楽しむことができます。スコーン、フィナンシェはもっちりしっとり食感で後味にバニラがふわっと残ります。やさしい甘さに癒やされるレモネードとともに、ゆったりとカフェタイムを過ごすことができました♪

プレゼントにもぴったりの「サブレ缶」(2,500円)を用意。ガレットブルボンヌ、ジャスミンのサブレなど4種類のサブレが入っています。

ギフトボックス(200円)に好きな菓子を詰めて手みやげにするのもおすすめです。


8月1日(木)より期間限定で提供スタート!
夏にぴったりの冷たい台湾スイーツ

朝吹さんは夏に冷たいスイーツを提供したい!と、2024年冬に台湾へ!さまざまなスイーツを食べ歩き、土地ならではの味わいや提供方法を知ることができたそう。2024年7月から提供が始まった「豆花(トウファ)」につづき、8月1日(木)からは新しく「かき氷」が提供スタートします。夏の期間限定なので、食べたい方はお早めに。

「かき氷」(単品1,000円、お茶セット1,300円)
台湾の“八宝氷(バーバオビン)”をイメージしたかき氷で、“八宝”は“具だくさんの”という意味。八宝氷は細かく削った氷をトッピングを食べるための“主食”のようにして、フルーツやタロイモ、豆などたくさんの“具材”を食べる料理なんだそう。
同店の「かき氷」は、黒糖を使用した自家製シロップに、練乳、きび砂糖や黒糖で甘めに煮た小豆・緑豆・黒豆など数種類の豆がトッピングされています。これだけでもボリューミーですが、かき氷の中にはアーモンドを加えた自家製ピーナッツソルベが!多種類の豆の芳醇な香りを楽しむ事ができます。

「豆花」(単品550円、お茶セット850円)
台湾で定番の冷たいスイーツ“豆花(トウファ)”。主な原材料は豆乳と食用石灰で、舌触りはつるっとしていますが、豆腐よりはみずみずしくぷるぷる、朝吹さんいわく“豆乳のゼリー”のようにさっぱりしています。かき氷同様、こちらも甘く煮た数種類の豆に、中野農園のスイカをトッピング。フルーツはその時々で替わります。冷たくさらっと食べられて、豆や果物の食感も楽しいスイーツです。

「かき氷」も「豆花」も豆がたっぷりトッピングされていて満足感があり、ランチにもおすすめです。ボリュームはありますが、豆なのでヘルシーで罪悪感なく食べることができます。


重厚感ある雰囲気ながら、ぬくもりを感じるお店の様子

店舗は国宝松本城の近く。松本城を右手側に過ぎて丸の内交差点を左に曲がると、すぐ左にあります。

店舗横にテイクアウト用で駐車場が1台。イートイン利用の方は、公共交通機関を利用ください。

お店に入ると小窓から光が差し込むカウンター席がならびます。

奥にはテーブル席もあります。秋~冬季は菓子製造のスペース確保のため、カウンター席のみになります。

「台湾の伝統的なスイーツは、お豆たっぷりで栄養抜群!夏に力を付けに来てください!」と朝吹さん。松本城近くの歴史情緒あふれる町並みで、伝統的な郷土菓子をぜひ味わってみて。

〈text&photo(一部を除く):くりたかりん〉

菓子壱
(かしいち)  
●住所
長野県松本市丸の内9-24
●電話番号
非公開
●営業時間
11時~17時
●定休日
月・火・水曜、ほか不定休
Instagramにて確認
●席数
10席(カウンター6席、テーブル4席)
※秋~冬季はテーブル席なし、カウンター6席のみ
●駐車場
1台
※テイクアウト用
●備考
カード可、電子マネー可
●Instagram
https://www.instagram.com/kashi_ichi

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掲載の情報は公開日現在のものです。最新の情報は施設・店舗・主催者にご確認ください。