ベーカリー激戦区として知られる信州軽井沢。なぜこれほどまでパンが愛される地となったのでしょうか。
理由のひとつに、明治時代から欧米の宣教師や外交官の避暑地として発展し、パン食の文化が根付いてきたことが考えられます。そして、現代でもパンは生活の一部に。長い歴史を誇る老舗から近年オープンした新店まで、さまざまなベーカリーが人々の暮らしを支え、また、観光客を惹きつけています。
ひとりのシェフが言いました。
「軽井沢で過ごす人は朝食の時間を大切にしています。
パンはただ空腹を満たすためのものではなく、
豊かな時間を生むかけがえのないものです」と。
今年の夏は軽井沢でお気に入りのベーカリーを探してみませんか？
※長野Komachi2024年7月号「パン特集」に掲載されたものです
◆ブランジェ浅野屋 軽井沢旧道本店（since1940)
不動の人気を確立してもなお、可能性を模索し続ける軽井沢を代表すする老舗ベーカリー。ブランジェ浅野屋のヒストリーと不動の人気を誇るパン屋の魅力を探ります。※イートイン席・レストラン有り
記事を見る…
◆フランスベーカリー（since1951)
外国人客を相手に腕を磨いた職人が開業した「フランスベーカリー」のルーツと、ジョン･レノンも味わったフランスパンで知られる老舗のパンづくりは昔と変わらぬ清冽な水がおいしさの源。※イートイン席有り
記事を見る…
◆ベーカリー＆カフェテリア 一歩（since2014)
無農薬･低肥料の自然農法で自家栽培するライ麦を自家製粉し、自家製酵母で発酵。低温長時間蒸し焼きにするやさしいライ麦パン。※イートイン席あり
記事を見る…
◆べーカリー＆レストラン沢村 旧軽井沢（since2015)
国内外30種類以上の小麦、カンホアの塩や奄美諸島産サトウキビ100％の砂糖などの厳選素材に加え、4種類の自家製酵母で作るパン。パンとの相性を考えた朝食･ランチ･ディナーも。※カフェレストラン有り
記事を見る…
◆ベーカリー＆レストランKoo/クー（since2021)
松島シェフがプロデュースした、料理とパンのペアリングから生みだす減塩パンを楽しむことができるベーカリー。惣菜パンのフィリングは併設するレストランのシェフが手がけています。※熾火料理の予約制レストラン併設
記事を見る…
◆01BAKERY/ゼロイチベーカリー（since2022)
北海道産を中心に数種類の国産小麦粉をブレンドし、自家培用酵母でじっくりと発酵。ミネラル豊富な天日塩やてんさい糖、出所が明確な天然水、放牧卵、氷上低温殺菌牛乳など、素材にこだわった創作的なパン。※イートイン有り
記事を見る…
◆haluta bageri Oiwake/ハルタベーカリー追分（since2023)
北海道産小麦をベースに上田市で無農薬・有機栽培された小麦の全粒粉を２割ほど配合。ストレート製法で小麦そのものの風味を最大限に生かして、生活に寄り添う日常食としてのパンを追求。パンを通して北欧の暮らしや文化を発信しています。
記事を見る…
《軽井沢の関連記事》
掲載の情報は公開日現在のものです。最新の情報は施設･店舗･主催者にご確認ください。
こちらの記事も読まれています
