長野県・東御市に本社のある株式会社ミマキエンジニアリングが、同社の3Dプリンタ『3DFF-222』で製作した「簡易式フェイスシールド」を全国に無償提供をしています。
地域の東御市民病院より連絡を受け、「簡易式フェイスシールド」を製作したことをきっかけに、資材不足が深刻化している全国の医療の現状に向けて無償提供をスタート。2020年4月22日から6月1日までに1203先39,444個の申込みを受付け、すでに842先20,301個を発送しています。
病院・歯科などの医療機関をはじめ、学校・介護施設・小売業・物流・美容院など、様々な業界の方々から、多くのお問い合わせがあるそう。
「簡易式フェイスシールド」について
「簡易式フェイスシールド」は、頭に装着するフレーム部品を3Dプリンタ『3DFF-222』で製作。材料はPLAフィラメントと呼ばれる植物由来のエコプラスチックで、柔軟性と耐久性があります。
シールド部分は透明性の高いPETフィルムが使用されています。
自社製品を駆使し、1日750個を自社生産
現在は、改良を重ねて1日750個の生産能力を確保し対応しているそうです。画像は、フレーム部品を製作する3Dプリンタ『3DFF-222』が並べられた空間
PETフィルムのカッティングはフラットベッドカッティングプロッタ『CF22-1225』を使用しています。
今後も、新型コロナウイルス感染症拡大防止に役立つ製品の製作を進め、子ども向けの小さいサイズなども展開していく予定だそう。
「簡易式フェイスシールド」無償提供のお申込み
https://japan.mimaki.com/news/information/entry-368445.html
●住所
長野県東御市滋野乙1628‐1
●製品に関するお問合せ
https://japan.mimaki.com/inquiry/negotiation/
●HP
https://japan.mimaki.com/
https://www.instagram.com/mimaki_japan/
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