長野県で食べたい！あんこがたっぷり詰まった「たい焼き」特集

熱々の鉄板から飛び出した、ほくほくのあんこがぎゅっと詰まった活きの良いたい焼き、そろってます。やさしい甘さにほっとして、心まで温まるすごいヤツ。お気に入りの一匹を見つけてください♪

※「長野Komachi」2024年3月号おやつ特集でご紹介した内容です。ほぼ実寸は誌面でのみ体感いただけます♪

《Index》
▶たい焼きの升田屋
▶幸せの黄金鯛焼き　長野店
▶たい焼き　ふるさと
▶新海たいやき
▶北殿鯛焼 コペル
▶清野たいやき店

たい焼きの升田屋

元建具屋だったという築100年以上の建物を改築した店構えが、蔵の街並みに溶け込んでいるたい焼き店。隅々まで詰まったあんこは「最初のひと口で中身のおいしさを感じられるように」との思いから。あんこ、クリームのほか、季節限定として1月はピリ辛に煮た野沢菜のたい焼きが登場しました。畳の喫茶コーナーもあり、ちょっと一息つきたいときにも便利です。

「つぶあんたい焼き」150円
食べ応え十分なふっくら食感。頭から尻尾までやさしい甘さのあんこがぎっしり。

幸せの黄金鯛焼き　長野店

長野市を中心に出店するキッチンカー。じっくり焼き上げるイースト菌が入ったデニッシュ生地のたい焼きは、焼き立てはもちろん冷めても美味さはそのまま。バターの風味が広がるパリッと香ばしい羽や、契約農家から仕入れる安納芋を使った特製あんのやさしい甘さは世代を問わず愛されています。

「デニッシュ生地の鯛焼き（黄金あん）」300円
自慢の安納芋を使用した黄金あんに合う外はサクサクッ、中はもっちり食感の洋風たい焼き。

たい焼きふるさと

縄手通りを歩いていると、こうばしい香りに誘われてつい立ち寄ってしまう「たい焼き ふるさと」。今では珍しくなった昔ながらの「一本焼き」にこだわる松本･縄手通りの名店です。端っこのパリパリ感に、北海道産の小豆と3種類の国産砂糖を使ったあんこが絶妙な味わい。ウインナーといった変わり種や、たい焼きアイスもそろいます。

「あずきたい焼き」250円
ひとつずつ丁寧にパリッと焼き上げる昔ながらの製法の「一本焼き」にこだわった名店の味。

新海たいやき

おかみさんが嫁いで来た時に商売をスタートし、たい焼き一筋約60年。良質な材料を求め北海道の小豆農家に契約をしに行ったという頑張り屋で、今も毎日焼き場に立ちます。皮もあんこもすべて自家製で早朝4時から仕込んでいるそう。たい焼きと言えば「あんこ」と、メニューは粒あん1種類のみ。

「つぶあんたい焼き」200円
その日の分だけ練り上げるほんのり塩味の自家製あんこがたっぷり入った羽までおいしい一匹。

北殿鯛焼 コペル

南箕輪郵便局から北へ徒歩約1分、ひとりで切り盛りしている穴場のたい焼き店。2015年の開店からメニューは粒あんのみにて営業しています。昔ながらの一丁焼きのたい焼きは、できたてサックリ、冷めてモッチリの薄皮の中に、白ザラメを使い塩を効かせた自家製あんが、頭から尻尾までたっぷり。

「たい焼き」150円
薄皮ながらもちっとした食感の生地にほんのり塩気を効かせた甘さ控えめのあんこがギュギュッ！

清野たいやき店

創業は昭和39年、長年愛されてきた名店。現在は三代目が営んでいます。初代から使っている焼き台が、薄いのにモチモチ感のある皮を生み出す秘訣なのだそう。皮は卵や牛乳を一切使わず、小麦粉本来の香ばしさが生きる味わい。北海道産小豆を使い、6時間かけて丁寧に作る、ねっとりとコクのあるあんことのコンビネーションが絶妙です。

「あずきあんたい焼き」150円
北海道産小豆で炊き上げる自家製あんと重さで圧力をかけることで程よい薄皮が評判のたい焼き。老舗の味は、初代から続く焼き台を使って守られています。