かわいらしい缶をあければ、思わず笑顔がこぼれるはず。きっしりと詰まったお菓子が小さな幸せを届けてくれるお菓子缶をご紹介。
※記事は長野Komachi2024年3月号「おやつ特集」に掲載されたものです。売切れや変更になっている場合がありますので、ご確認の上お出かけください。
《Index》
▶Coco ChouChou(ココシュシュ)
▶NAGAKURAYA(ナガクラヤ)
▶komugi&hakari(コムギとハカリ)
▶charpentier des choux(シャルパンティエデシュー)
▶お菓子のマド
▶菓子ト珈琲Pint(かしとコーヒー ピント)
我慢しないで誰もが食べられるお菓子
「Coco ChouChou」のお菓子は、食物アレルギーや健康上の理由から我慢している人も罪悪感なくおいしく食べられるよう、3大アレルゲンの卵・乳製品・小麦は一切不使用。品ぞろえも焼き菓子やヴィーガンチョコレート、ヴィーガンローケーキなど幅広く、小麦の代わりに米粉やナッツの粉を、卵や乳製品の代わりにココナッツオイルやカカオバターを、砂糖にはミネラルをたっぷり含んだメープルシロップやきび砂糖を使うなど、甘さと栄養のバランスも考慮されています。
美しいビジュアルも特長で、味も見た目も楽しめると評判です。「幸運の鳥と呼ばれるつばめが、四つ葉のクローバーを大切な人のもとに届ける」という想いから名付けたクッキー缶も、香ばしさや甘さ、酸味など、色とりどりの味わいと食感がひとつの缶の中に詰め込まれており、自分へのご褒美や贈り物にぴったり。
●住所:長野市北石堂町町1211-1グランドハイツ21 1F
●営業時間:11:00~17:00
●定休日:月・火曜、祝日、ほか土・日曜不定休あり
●駐車場:1台
●HPとMAP:お店の記事へ
ユーモラスでキュートな白いクマさんに一目惚れ
「いつもの暮らしをちょこっと彩るもの」をコンセプトにアイテムを展開する雑貨店&カフェ「NAGAKURAYA」。スタッフがデザインするオリジナルパッケージも好評で、店舗のロゴにちなんだクマさんのパッケージは思わずコレクションしたくなる愛らしさ。クッキー缶にも、ユーモラスな表情のクマさんが花束を抱える姿が描かれています。
中身は、店舗で人気のクッキー3種を詰め合わせたアソートで、信州の食材を活かしたやさしい味わいが幅広い年齢層に支持されています。「りんごと紅茶のクッキー」のほか、「塩とレモンのクッキー」はほのかな塩味が蜂蜜の甘さを引き立て、手が止まらなくなりそう。「信州みそとチーズのクッキー」は、お茶はもちろんお酒とも相性抜群。
レギュラー缶以外に、幸福な人生を描いた「ウエディング」と「ベビー」のデザインがあり、結婚や出産のお祝いにもおすすめです。
●住所:北佐久郡軽井沢町長倉333-1
●電話:0267-44-4055
●営業時間:10:00~18:00(カフェ17:00LO)
●定休日:日曜(夏季無休)
●席数:18席 ●駐車場:5台
●備考:焼き菓子の販売は木~土曜
●HPと地図:お店の記事へ
明日の笑顔につながるエシカルなお菓子作り
《ちきゅうに、どうぶつに、からだにやさしく》がテーマに作られる「コムギとハカリ」のヴィーガンクッキー。包装にプラスチックを使用せず、輸送のCO2排出量を抑えるため小麦は信州産にこだわっています。卵やバターの代わりに甜菜糖などでコクを出し、抗酸化作用のある太白ゴマ油を取り入れているのだそう。
地元の素材からインスピレーションを得ることも多く、「シトロンラベンダー」は小諸産有機ラベンダーが主軸。レモンを組み合わせることで、甘みと酸味、塩味、ほろ苦さのバランスを実現しています。「ミヨタロゲン」は、御代田産無農薬ライ麦の風味を生かした塩サブレ。
いずれもドイツで学んだ伝統的な製菓法を活かしながら、テクスチャーの個性を表現しています。
「缶を通してお客さまとつながりたい」と500円引きのリフィルを行なっているので、2回目以降は空缶を持参して。
●住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東30-12
●電話:なし(公式HPから問い合わせ)
●営業時間:10:00~16:00
●定休日:日~木曜
●駐車場:なし(町営駐車場利用)
●HPと地図:お店の記事へ
シュー菓子専門店の見目麗しいお菓子缶
長野市の人気パティスリーやフランスでの修業経験を経たパティシエが手掛けるシュー菓子専門店「charpentier des choux」。シュー生地は種類によって作り方のほか、安曇野産マスカルポーネチーズやコーヒーなどクリームもチェンジ。パリで定番のサントノーレ、パリブレスト、ルリジューズなどの看板商品のほか、手土産に重宝する焼き菓子を提供しています。
おしゃれな缶に焼き菓子を詰め込んだお菓子缶は、季節のイベントにちなんだものや、旬のフルーツを取り入れたマカロンとカヌレを合わせた「コパン」など。それぞれ中身を決めてから缶を選んだり、缶からインスピレーションを得て商品化したりと遊び心にあふれています。
さらに、フランス仕込みのレシピで作られるお菓子は、できるだけ信州産の食材を取り入れ、細かな装飾もすべて食べられるもので手作りするなどこだわりもたっぷり♪
(シャルパンティエデシュー)
●住所:長野県中野市中央1-9-2 ブルータウン103
●電話:080-4386-1205
●営業時間:10:00~20:00
●定休日:木曜、ほか水曜不定休あり ※詳細はSNSで確認
●駐車場:1台 (店前路肩スペース)
●HPと地図:お店の記事へ
作り手のやさしさが詰まった特別なおやつ
長野市飯綱の山の中にある一軒家「お菓子のマド」。そこで乳製品、卵、白砂糖不使用のお菓子を作っている鈴木さん。3年ほど前から販売しているのが「森のお茶会」というクッキー缶。もともと缶を集めるのが好きだった鈴木さんだけに、入れる缶にもこだわりが。「東京の浅草にある〈加藤製作所〉という家族経営の工房で、一つひとつ手作業で作ってもらっているんです。だからちょっと割高にはなってしまうんですが、そこは譲れなくて(笑)」。蓋のイラストは木版画家の森田明弘氏のオリジナル。缶から感じる温かなイメージそのまま、中に入っているクッキーも食べる人のことを考えた鈴木さんのやさしさがたっぷり詰まっています。
アレルギー対策だけでなく、甘いものからしょっぱいものまで食べる楽しみにあふれた一品。2024年1月からはグルテンフリーを限定販売。
しっとり系やザクザク系、味も食感も楽しいお菓子
奥さまは焼き菓子、ご主人はコーヒー担当と、夫婦ふたりで営む、かわいらしいお菓子店「菓子ト珈琲 Pinto」。できるだけ信州産を取り入れるなど、ひとつずつ食材を吟味して手作りする焼き菓子は、アーモンドパウダーとバターが香ばしいフィナンシェや、分厚く仕上げ、心地よい歯触りとホロホロとほどける食感を意識したアーモンドサブレなど、風味や食感にもこだわっています。
ショップカードも依頼したという小林聖也氏デザインのクッキー缶は、レモンやコーヒー、ローズマリーのほか、全粒粉クッキーや米粉を使ったグルテンフリーのカカオニブクッキーなど、一つの缶の中でさまざまな味わいを楽しめます。
そんな焼き菓子と一緒にテイクアウトしたいコーヒーは、山形ブレンドと季節の豆のシングルオリジンを用意。どちらも中煎りと深煎りから選ぶことができ、アイスコーヒーもオーダー可能。
●住所:長野県大町市大町4147-1
●電話:080-7830-2386
●営業時間:金~日曜10:00~18:00
●定休日:月~木曜
●駐車場:3台(満車の場合は市営駐車場を利用)
●HPと地図:お店の記事へ
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