チャイニーズレストラン 驪山 ［松本市］

池波正太郎も愛した｢竹乃家｣の流れをくむ名店
さっぱり塩味のあんの「五目焼ソバ」がおすすめ

大正時代に創業、美食家として知られる池波正太郎も贔屓にした中国料理店『竹乃家』。その伝統のレシピを孫夫婦が受け継ぎ、40年前に開いたお店が「チャイニーズレストラン驪山」です。燻されたような香りをまとう自家製チャーシューなど、祖父から伝授された広東料理の味を今なお守り続けている名店。

「五目焼ソバ」。麺は製麺所に特注、竹乃家オリジナルの細打ち麺。低温で約20分、多めの油をまわしかけるように焼くことりより、ほかでは味わえないパリッとした食感になるそう。塩味のあんに使われているチャーシューの香ばしさも楽しんで♪

「五目焼ソバ」以外にも名物多数。こちらは竹乃家直伝 、ケチャップを使わない、 まろやかな甘酢の味付けの広東風の「酢豚」。冬はこってり、夏はさっぱりめの味付けに仕上げているそう

タイやヒラメを使う「白身魚の蒸し物」も絶品。醤油ベースのタレと熱した油を回しかけて完成。たっぷりの香草がアクセントです

老舗の味を気軽に楽しめるランチタイムのワンシーン。メニューは酢豚など常時3種類を用意

お店はさまざまな飲食店が集まる「コマツプラザ」の中にあります。いわゆる中華飯店とは雰囲気を異にするモダンな 「チャイニーズレストラン」