長野県屈指のピッツァ人気店が長野市に2024年にオープン「PIZZERIA Zingara／ピッツェリア ジンガラ長野店」評判のイタリアン。長野駅前で改装中の店舗を取材！

長野県佐久市に2店舗を構える「PIZZERIA Zingara（ピッツェリア　ジンガラ）」が、2024年1月に長野市に初出店！長野県内外にファンを持つ超人気店が、長野駅前に「ジンガラ長野店」をオープン。《ナポリの食堂》をコンセプトに、ランチ・ディナーのほか、テイクアウトにも対応する駅前の新たなトラットリアの誕生です。

「ピッツェリア　ジンガラ」と言えば、ナポリ製の薪窯で焼き上げるみずみずしいナポリピッツァを筆頭に、パスタや国産牛のTボーンステーキなど、こだわり抜いた本格イタリアンレストラとして知られています。長野店でも佐久市の本店同様のピッツア・パスタ・ステーキ・前菜など多彩なメニューが提供される予定。
今回は、開店準備中の長野店で、代表の井出孝夫さんをお話をうかがいました。

【追記】
「ピッツェリア ジンガラ長野店」取材ルポ記事を公開！（2024/01/16公開）

メニュー画像は佐久市の「ジンガラ」で撮影した「マルゲリータ」と珍しい国産牛のTボーンステーキ、ナポリ風ジェノベーゼ。長野店でも、ピッツァ40～50種、パスタ10種、お肉料理など、豊富なメニューがそろう予定。
ランチタイムはピッツァやパスタ、前菜など。ディナータイムはワインと前菜やピッツア、ステーキなど、イタリアのトラットリアのような楽しみ方も提案。

「ジンガラ」のピッツァはもちっとやわらかい生地に加え、ソースも具材もたっぷりでフレッシュ感があり、個人的にも大好きな味わい。待望の長野店のオープン取材ルポでは「ジンガラ」の魅力をたっぷりお届けする予定です。

◆「ジンガラ」長野駅前に進出！
　代表取締役 井出孝夫さん

株式会社人柄　 代表取締役 井出孝夫さん

社名は〈ひとがら〉と書いて〈じんがら〉。2006年に佐久市に「PIZZERIA Zingara（ピッツェリア ジンガラ）」を開業、2014年には佐久市の佐久平エリアに気軽さをコンセプトとした2店舗目「SOLO PIZZA ZINGARA（ソロ ピザ ジンガラ）」を新たに展開。その後、2018年に長野店の計画が立ち上がりますがコロナ禍で白紙になり、2022年に再始動。そして、2024年1月、飲食業界に入った頃に抱いていたという念願の長野市への進出を実現させ、「PIZZERIA Zingara長野店」をオープン（予定）。

井出孝夫さんが、飲食業界で働きはじめたのは約30年前。佐久市で和食・イタリアン・バーテンダー・日本酒の利き酒師など様々な経験を積んでいた頃に、TV番組などにも出演していた東京の有名シェフの店でナポリピッツァを食べて、今まで食べたことのない美味しさに衝撃を受けたのだそう。それが今から20年ほど前の出来事。「佐久であのピッツァを出したい」と試行錯誤を続けた後、東京の同ナポリピッツアの名店に通い修業をスタート。その後、佐久市で開業させたのが現在の「PIZZERIA Zingara」です。

安定した美味しさを追求し続けているからこそ、「未だに完成ではないんです」と井出さん。職人の精度を上げることにも妥協しないため、店のスタッフは全員が正社員であり、料理人・バリスタ・ソムリエという高い意識を持つ職人集団。各専門目線で意見を交わしながら成長を続けているのだそう。多くのリピーターに愛される名店の強みの1つだと感じました。

そして新たな長野店でも、各職人たちの確かな技術と経験で「オープン日からしっかりとお客様をむかえます」「長年培ってきた技術とおもてなしを、長野のみなさまに楽しんでいただきたい」と井出さん。

改装工事中の「ジンガラ長野店」のコンセプトは《ナポリの食堂》。

1階は一部の飲食テーブル席のほか、主にテイクアウト用のスペースに。存在感たっぷりに置かれているのは、「ジンガラ」のピッツァに欠かせない最高温度450℃にもなるというナポリ製の薪窯。3店舗とも使用している型は異なりますが、いずれも蓄熱性に優れた大きなピッツァ窯です。
長野店ではあまりにも大きいため、建物の入口の硝子を壊して運び入れたのだそう。

店舗2階はイタリア一色に改装中。イタリアからトラットリアの定番とされているイスを取り寄せているそう。

窓際の一角からは長野駅まで見通すことができるなど、駅前の眺望も良好。もともとあった飾り棚にはイタリアらしいモノが飾られる予定。

場所は長野駅前、「チャオゴン」の跡地。黄色いネオン管を用いた看板が取り付けられるそうです。（2023年10月撮影）

（text&photo：Web Komachi編集部yamamoto）
※photo：佐久店は除く