11/29(金)~12/1(日)・12/6(金)~12/8(日)『第13回安曇野 神竹灯(かみあかり)』「穂高神社」を灯す1万本の竹灯籠が神秘と幻想の世界へ@長野県安曇野市
北アルプスの麓にあり、木々のやさしさに包まれるベーカリー「月日堂製パン(がっぴどうせいぱん)」。薪でパンを焼きたいから、市街地ではなく郊外を選んだそう。月の出ている夜でも、太陽の出ている昼でも、1日のうちのいつでも好きな時に味わってほしいと願いを込めた「月日堂」の店名。でも実は昔飼っていた犬が「がっぴ」だったからとも…。
前日に仕込み、一晩寝かせてからフランス式薪窯で焼くハード系のパンをメインに、ショーケースには、下がカンパーニュやブロンなど大きいパン、真ん中が中くらい、上が小ぶりサイズの順に並べられています。
すべて長野県産小麦を使用し、薪窯で焼いたパンを提供する「月日堂製パン」は2023年10月で4年目を迎えます。そんな店主の大野田さんが薪窯パンの魅力に触れたのは、今からおよそ18年前。中国地方のベーカリーで働き、パンへの知識は備えていましたが、そのあまりのおいしさにそれまでの経験では語り尽くせないほどの衝撃を受けたといいます。
以来、自身も薪窯を使った店を営みたいとの思いを募らせ一念発起!広島県にある「捨てないパン屋」で知られる「ブーランジェリー・ドリアン」の田村さんのもとで3カ月間の研修期間を経て、2020年に現店舗をオープンしました。
個性的だから心に残り、また来たいと思うパン
小麦は長野県内の5件の農家からそれぞれ異なる品種を仕入れ、石臼で挽いた全粒粉を使用。カンパーニュやブロン、ブリオッシュペイザンヌなど、大振りで表面のゴツゴツとした質感が印象的なパンがショーケースを埋め尽くします。味わいは店主自身は「クセがある」といいますが、その個性を引き出すのは選りすぐりの小麦と、ライ麦から起こす自家製ルヴァン種のおかげ。それが良い意味で「クセ」となっており、個性豊かだからこそまた味わいたいと思わせてくれるパンがそろっています。
全粒粉の「クロワッサン」(238円)
地元産の卵や低温殺菌牛乳のリッチな味「ブリオッシュ・ペイザンヌ」(1ホール1,188円)。
フランス産ショコラに木苺ジャムがアクセントの「パンオショコラ」(270円)。
春・夏限定「スコーン」(238円~)。秋・冬はアップルパイを提供するそう。
長野県産「ゆめかおり」や「シラネコムギ」の全粒粉と、県産ライ麦の全粒粉を使用する「カンパーニュ」(小1,188円)。
「少しクセのあるパンですが、ゆっくり味わってください。」と店主の大野田 哲朗さん。
(がっぴどうせいぱん)
●住所
長野県安曇野市穂高有明877-69
●電話番号
非公開
●営業時間
10時~16時(売り切れ次第閉店)
※7・8月はサマータイム営業8時~13時(売り切れ次第閉店)
※サマータイムでも取り置きは16時~17時で受け取り可能
●定休日
月~木曜 ※変動や臨時休業の場合あり、SNSで要確認
●駐車場
5台
●公式HP
https://gappido.com/
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