調味料から自家製にこだわるラーメン店が7/3オープン！「麺飯厨房 牡丹荘 若里店（ぼたんそう）」濃厚うま辛担々麺とかた焼きそば＠長野県長野市

長野市若里に、「麺飯厨房 牡丹荘 若里店」が2023年7月3日オープン。
豚骨スープや麺、ラー油などの調味料に至るまで、手作りにこだわり、他では味わえない逸品を提供。若里店は、稲里店の2号店として、「特製担々麺」を看板にラーメン中心のメニューをそろえます。小上がり席やキッズメニューもあるので、子育てファミリーにもおすすめ！

人気の担々麺。旨みとコク、その秘密をご紹介

1番の人気メニュー「特製担々麺」990円。
麺から調味料に至るまで、細部にわたるそのこだわりを伺いました。

担々麺は、コシと弾力のある自家製の中太ちぢれ麺を使用しています。気温が高ければ麺がダレてしまうので、こね上がった生地を推測して水分や温度を調節。さらに、出来上がってから2日間熟成させることで、粉と水分が馴染みつるつるの食感に。

具材は、自家製のジャージャン、自家製のチャーシュー、自家製の半熟たまご、チンゲン菜、刻みネギ。
アクセントとなるジャージャンは、調味料の甜麺醤から手作りするコク深い肉味噌。チャーシューは、半日煮込み、半日タレに漬け込むことで、やわらかく味がしっかり染み込んだものに。

「牡丹荘」のラーメンはとんこつベースのスープを使用。豚骨と野菜の旨味成分を全て引き出すため、豚骨は骨粉がでるまで、野菜はとけ込むまで13時間～14時間かけて丁寧に煮込みます。

担々麺は、とんこつスープに特製のゴマダレとラー油を加えることで、旨味と辛さを兼ね備えたまろやかな味わいに。ひとつひとつ手作りする調味料は、ちょっとした温度の違いで味がぶれてしまうため、季節に合わせた調節を繰り返すことで最高の味わいに仕上げています。

担々麺の辛さは小辛・中辛・辛口から選べ、取材では中辛を試食させていただきました。クリーミーなスープは旨辛で、口に入れるとゴマの風味が広がります。チャーシューは味がしみていて、ジャージャンはスープにとても合い、いいアクセントに。さらに、味たまも味がしみていて黄身はとろっと半熟、麺はもちもち食感がとても良く大満足です。
辛口は、ラー油の量が中辛の2倍にもなるそう。（個人的には辛いものが好きなので、次訪れた際は辛口に挑戦してみたい！）

若里店限定のかた焼きと人気のサイドメニュー

「あんかけかた焼きそば」980円。エビ、イカ、白菜、チンゲン菜など贅沢に9種類の具材が入ったボリューム満点の一皿。
若里店限定の新メニューで、あんは、ファンも多い稲里店の「あんかけ焼きそば」と同じレシピ。麺は、よく絡むようにパリッパリの細麺を使用しているため、最後まで食感を楽しめるそうです。
麺量約1.5倍の大盛りもあるため、家族でシェアするのもおすすめ♪

青森の農家から仕入れる「田子にんにく」を使った「鶏のから揚げ」も人気です。特製だれに漬け込むことでコクが増し、ジューシーな味わいなのだそう。
さらに、同じにんにくがたっぷり入った「餃子」もおすすめ！どちらもテイクアウト可能です。

◆メニューの一例◆
醤油らーめん　　880円
チャーシュー麺　　1,080円
みそチャーシュー　　1,180円
鶏のから揚げ　　450円（3個）・750円（5個）
餃子　　450円
から揚げセット　　+440円

「牡丹荘」は、1974年に店主・宮下潤也さんのお父様が開業。
千曲店は一品料理などが豊富にそろい、稲里店と若里店はラーメン中心のメニュー展開に。

牡丹荘 稲里店・若里店の店主・宮下潤也さん
お客さんのダイレクトな反応を感じられる飲食業の仕事に就きたいと、千曲店のお父様のもとで修行した後、2012年に独立して稲里店をオープン。そして、「もっとお店を広めたい」と今回若里店をオープンしました。

「皆さんに楽しんでいただけるように、毎日心を込めて料理を作っています。ぜひ、ご来店ください！」　

潤也さんは「これからも画一的でなく手作りでしか出せない味を提供していきたい。自分が作ったものでお客さんが喜んでくれる。それにまさる喜びはないです」と笑顔で答えてくださいました。
そして、どうしたらお店が良くなるかを考え、日々前向きに挑戦しています。

店内にはカウンターやテーブル、小上がり席にはキッズチェアもあり、子ども連れにも嬉しい♪

クレジットカードや電子マネーも使用可。

「麺飯厨房 牡丹荘 若里店」は長野駅から長野赤十字病院に向かう通り沿い、北市交差点のすぐそばに立地。

2023年7月3日オープン

〈TEXT&PHOTO：こいけ〉