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いつでも打ちたて、親子3代でつなぐそば「手打ちそば そば信(そばしん)」@長野市

公開日:2023/07/07

長野県長野市の「道の駅 信州新町」内にある蕎麦屋「手打ちそば そば信」。店主は中村翔さん。物心ついた時からそばを提供する民宿を営む祖父母と両親のそば作りを見て育ち、小学生の頃にはそば練りの手伝いも行っていました。数年間サラリーマンを経験し、26歳で父親が開業した「そば信」へ。現在は店長である母親とともにお店を営んでいます。


中村翔さんが語る“そば”への思い

“そばの名産地として知られた信州新町左右高原で、そばを供する民宿を営んでいた祖父母。長野県で第1号の道の駅ができた際、手打ちそばをふるまう店として父の代に開業したのが「そば信」です。”

“現在使うそば粉は、時期ごとに全国からいい玄そばを仕入れ、店の石臼でやや粗めに製粉。その挽きたてのそば粉を使い、のし板に打ちつけるように伸ばす祖母直伝の製法で、毎日朝と午後、そばを打っています。つゆは数種の国産削り節を配合した出汁と、甕(かめ)で熟成させたかえしを合わせたもの。太打ちの田舎そばに負けない、しっかりとした味わいに仕上げています。”

“一番人気は天ざる。天ぷらは大ぶりのブラックタイガーに、野菜が4品。春は山菜、夏は地元の野菜も登場します。冬のジビエそばや、長野駅近くの「カレーショップ山小屋」とコラボしたつけそばなど、期間限定のそばも好評を博しました。今後も新しいおいしさを追求しつつ、三世代続くそばの味を伝えていきたいです。”

(中村翔)


こだわりは“三たて”!近くの工房にある玄そば脱皮機で、皮を少し残すようにして剥いた実を店の石臼でゆっくり製粉。挽きたてのそば粉を手打ちして太めに切り、茹でたてを冷水で締めて提供します。

「天ざる」(950円)(麺量180g)。
太めの田舎そばはコシがあり、噛むほどに力強い味わいが広がります。サクサク衣の天ぷらは大ぶりのエビとナス、エノキなどの野菜が4品。これで1,000円以内という価格も愛される理由です。

天ざるに+50円で、エビもう1本とお新香が付いたお得な「Go Toセット」(1,000円)も。

「たぬきおにぎり」(150円)。


◆メニューの一例◆
ざるそば  590円
おしぼりそば  850円
豚味噌卵かけごはん  420円
たぬきおにぎり  150円

そば/ 二八
つゆ/ 鰹節、鯖節、昆布、本返し


笑顔で迎えてくれる、店主の中村翔さんと久美子さん親子。

お土産にも喜ばれる生そば、冷蔵3,500円、冷凍3,210円(各4人前)。打ちたてのそばをおうちでも楽しめます。

信州新町の道の駅内に店を構えています。

(こちらの記事は、長野Komachi2023年5月号「信州おいしい蕎麦特集」に掲載されたものです。最新情報をご確認の上、ご利用ください)


手打ちそば そば信
(そばしん)   
●住所
長野県長野市信州新町水内4619 道の駅信州新町内
●電話番号
026-262-2788  
●営業時間
8時30分~17時LO 
●定休日
1/1、2
●席数
130席
●駐車場
共用50台
●公式HP
https://sobashin.jp/


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