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6/2オープン 隠れ家カフェでこだわりランチと自家製スイーツを味わえる「COTO Cafe(コトカフェ)」。のんびりいろんな“コト”を楽しんで@長野市

公開日:2023/06/13

長野駅近くに隠れ家カフェ「COTO Cafe(コトカフェ)」が2023年6月2日にオープンしました。長年さまざまなジャンルで飲食経験を積んできたシェフが作る、デリを少しずつ楽しめるワンプレートランチや、自家製プリン、フルーツタルトなどカフェメニューを提供しています。
また、お昼11時から夕方18時まで通して営業しており、さまざまな用途で利用できます。食べること、話すこと、ぼーっとすること、など色んな“コト”を楽しんで♪


INDEX
お店のこと
オーナーシェフ 吉永さんのこと
メニューについて
お店のデータ、MAP


お店のこと

お店は長野市新田町の路地裏にあります。中央通りのリーガルシューズと長野信用組合の間にある看板が目印。

看板から奥に階段があり、進んでいくと小さな蔵が見えてきます。ここが「COTO Cafe(コトカフェ)」。

「COTO Cafe(コトカフェ)」の店名はこの場所でいろんな“コト”が経験できるという意味。食べるコト、話すコトなどさまざまな“コト”をこの空間で楽しんでほしいという願いが込められています。

1階はカウンター席のみ。緑と木の落ち着いた色合いで統一されていて、落ち着いた空間です。

レジ横にあるショーケース内の焼き菓子は店内で楽しむことも、お土産に購入することもできます。

2階は複数人で利用できるテーブル席とカウンター席があります。こちらも灯りがやさしく、あたたかい雰囲気。


オーナーシェフ 吉永真さんのこと

オーナーシェフの吉永真さん(右)とスタッフの塚田友美さん(左)

オーナーシェフの吉永さんは埼玉出身で、料理の専門学校を卒業後、千葉県や東京都内でフレンチ、イタリアン、アジア料理など多岐にわたって飲食経験を積みました。2年ほど前、「自分のペースで仕事がしたい」「自分のお店を持ちたい」という以前からの夢を叶えるために、物件を探し始め、2022年の冬頃に今の場所を見つけました。

元々カフェ好きの塚田さんと一緒にお店づくりをスタート。周囲の方たちの力を借りながら、この空間を少しづつ作り上げました。色を塗り直したカフェボードとアイアンを組み立てて家具を手づくりし、メニューも2人で考えているそうです。塚田さんの『自分も行きたくなるようなあたたかいカフェを作りたい』という思いから、空間やカフェメニューには女性ならではのアイデアが生かされています。

静かな路地裏で、気ままに吉永さんたちがいいなと思ったものを提供していきます。


メニューについて

提供しているのはランチとおやつ、ドリンクメニュー。

そのとき旬なもの、お届けしたいものを使ってメニューを考えています。吉永さんは長年の飲食経験を活かして背伸びしない、だけど丁寧にどこかほっとする料理を提供しています。常時メニューはランチが2~3種、おやつ、ドリンクがそれぞれ5~6種で、提供期間を決めずに不定期で内容を変えていくそう。いろんなメニューを味わいたくて、何回も通ってしまいそうですね。新たなメニューはInstagramをチェックして確認してみて。

ランチはメインにサラダ、スープ、デリ2種類が付きます。11時から提供し、なくなり次第終了なので残っていれば夕方17時まで注文できます。

取材時のランチメニューは「信州福味鶏のグリーンカレープレート」(1,300円)と「サーモンと里芋のキッシュプレート」(1,350円)の2種類。
吉永さんの得意料理で、以前から周囲の評判が良かった「グリーンカレー」。お味が気になるところですが、現在一旦お休みで「シーフードオムライス」に変更しています。これもまたおいしそう♪
※ローテーションでメニューを決めているので、「グリーンカレー」は今後再度提供予定だそう。お楽しみに!

今回いただいたのは「サーモンと里芋のキッシュプレート」。

ノルウェーサーモンと里芋のキッシュ、具だくさんのミネストローネ、にんじんとドライイチジクのラペ、チーズマッシュポテト、季節のサラダです。鮮やかでどれを食べるか迷ってしまいます!

キッシュは里芋を知り合いからたくさん仕入れたことからさまざまな料理を試作していったところ、完成しました。キッシュはじゃがいもが定番ですが、里芋はあまり聞かないので試しに作ってみたら大成功だったそう。

気になるその味。どこを食べても口に入れた瞬間、ノルウェーサーモンの風味が広がります。また、やさしいタマゴの風味がサーモンの塩味、ねっとり里芋と合う!これは大発見です。

具だくさんのミネストローネは野菜の甘みがよく分かるやさしい味です。ショートパスタが入っていて満足感があります。

にんじんとドライイチジクのラペはクミンが入っていて、食べるとスパイシーな香りが鼻から抜けていきます。ドライイチジクも甘すぎずさっぱりいただけます。

チーズマッシュポテトはクリームチーズが入っていて濃厚!添えられたパリパリチーズと一緒に食べるとチーズの香りを存分に楽しむことができます♪

季節のサラダに使用するドレッシングは自家製のもの。にんじん、セロリ、玉ねぎなど野菜がいっぱい入った醤油ベースの和風ドレッシングです。甘みのあるカブなど季節の食材に、パリパリに揚げたごぼうがアクセントになって食感も楽しいです。

メニューは不定期で変更するので試してみたい方はお早めに。


吉永さんは“デザート”や“スイーツ”はパティシエが作ったもの、この場所ではこの“空間”を楽しんでほしいという思いから、どこかなつかしい素朴なメニューのおやつとドリンクを提供しているそう。

今回食べたのはアメリカンチェリーのフルーツタルト。一緒に自家製レモンソーダもいただきました。

タルトの土台は、表面がほどよいサクサク感で中はしっとりしているダマンド生地。チェリーとバニラビーンズ入りのカスタード、生クリームがのっています。バニラビーンズの香りとチェリーの甘酸っぱさが相性抜群です!

レモンソーダは自家製のシロップを使用しています。レモンの身がたくさん入っていてさわやかな香り。しっかりとレモンの甘酸っぱさを感じられます。

食べてみるとおやつにもドリンクにもしっかりと技術やこだわりを感じられ、丁寧に作り上げられているのが伝わります。


〈MENU〉

おやつ
「プリン」  500円 
固めのレトロプリンで飯山産の菜の花みゆき卵を使用。
「甘夏みかんのロールケーキ」  500円 
自家製マーマレードとチーズクリームを合わせたロールケーキ。
「フルーツタルト」  600円
季節の果物を使ったメニューで、今回はアメリカンチェリーとカスタードクリームのタルト。
「甘夏みかんのブランデーケーキ」  500円
自家製マーマレードとアルコールを飛ばしたブランデーをたっぷりと使用。

ドリンク
「珈琲(ホット/アイス)」  500円
うみなつ珈琲の珈琲豆を使用。
「アールグレイティー(ホット/アイス)」  600円
「工芸茶」  700円
お湯を淹れると花が咲く目でも楽しめる吉永さんおすすめのお茶。
「自家製レモンソーダ」  500円
自家製レモンシロップを使用。
「信州産リンゴジュース」  550円
「辛口ジンジャーエール」  500円

※ソフトドリンクはランチとセットにすると250円になります。

アルコール
「キリン・ハートランドビール(330ml)」  550円  


「“おいしい”と思ってほしくてドキドキで作っています。お店の空間で過ごす時間を楽しみに、ぜひお越しください」と吉永さん。

2023年6月2日オープン。

〈TEXT&PHOTO:Web Komachi編集部くりたかりん〉

COTO Cafe
(コトカフェ)   
●住所
長野県長野市南長野新田町裏1470-1  
●営業時間
11時~18時(17時LO)
●定休日
水曜 ※ほか不定休あり、Instagramで確認を
●席数
18席
●駐車場
なし
●Instagram
https://www.instagram.com/cafe_coto/


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