12/8(日)クリスマス蚤の市のようなマーケットイベント『第3回 WiKUR(ウィークル)-花と古道具-』長野県内外から古道具・古着・フード・花など34店が集結@長野市
18歳からそばの道に進み製麺を極め、一時期は長野市内に6店舗のそば店を構えたこともある店主、水野忠彦さんが息子の匠さんとともに営む「そば忠(そばちゅう)」。
店主 水野忠彦さんが語る“そば”への思い
“初代である父が、新田町でそばなどの製麺と小売をしていたのが当店のはじまり。その技を引き継ぎ、現在もそばに加えてうどん、中華麺の製造を店の1階で行っています。卸し用には製麺機も使いますが、店で出すそばは昔ながらの手打ちで。
ここは観光地じゃないし、近所のサラリーマンや学生さんたちに気軽にそばを味わってほしくて、価格はだいぶ抑えています。価格に直結するそば粉は産地にはこだわらず、店の石臼でゆっくり挽いたものを数日で使い切るように。”
“小麦粉を3割加えて打つ七三そばで、つるっとなめらかなのど越しの良さを楽しんでいただけます。つゆは、夏はキリリと塩気を強めに、冬はやや甘めに仕上げています。そのつゆをベースにした「つけ蕎麦」などの創作メニューは、軽井沢のフレンチで6年修業した息子が考案したもので、なかなか人気があるんですよ。品数はいまや60種類以上。お客さまに喜んで食べてもらえるのが、なによりうれしいです。”
(店主:水野 忠彦さん)
同店のこだわりはそばの“製粉”!店の外からも見える石臼は、その昔市内の水車小屋で使われていたものです。ゆっくり時間をかけて挽くため熱が加わらず、やや粗めに挽くことでそばの風味が生きたそば粉になります。
「鶏つけ蕎麦」(880円)(麺量約200g)。
炙った鶏モモ肉入りの温かいつけ汁は、そばつゆをベースにクミンなどの香辛料や自家製ラー油、花椒を効かせたスパイシーな味です。つるつるっとそばを手繰ったら、無料の追い飯でシメるも良し♪
天ぷら、とろろ、なめこおろしが一度に楽しめる「三味そば」(1,400円)。3つの味を欲ばりに楽しんで。
◆メニューの一例◆
もりそば 620円
特大ざる 930円
海老天丼とそばセット 1,150円
鴨せいろ 1,200円
そば/ 七三
つゆ/ 鰹節、昆布、煮干し、本返し
生そば、生うどんのほか、店で製造する中華麺や焼きそばの麺にもファンが多いとか。
店舗は2階。座敷の席も用意しています。
(こちらの記事は、長野Komachi2023年5月号に掲載されたものです。最新情報をご確認の上、ご利用ください)
(そばちゅう)
●住所
長野県長野市中御所4-8-17
●電話番号
026-228-3335
●営業時間
ランチ 11時~14時30分
ディナー 18時~21時(20時40分LO)
●定休日
水曜
●席数
50席
●駐車場
11台
●公式HP
https://sobatyu.info/
●備考
通販は電話、FAXで対応
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