近頃、アパレル業界で地域に根ざしたローカル飲食店とのコラボアイテムが急増していると言います。全国に店舗を展開する大手アパレルが地方都市の飲食店のロゴやビジュアルをあしらったアイテムを販売したのが流行のきっかけなんだとか。
んー、それよりずいぶん前から、飲食店のロゴが入った商品なんてしょっちゅう見かけていた気もしますが。
よくよく考えたらその大半は自社発信だということに気が付いてしまったのです。つまり、明確な違いが何かと言えば、前者はあくまでもその店をこよなく愛するいちユーザーの「好き」がダダ漏れした、第三者発信の商品ということ。最近、それが長野県にも蔓延しはじめているのだそうです。
そのひとつが3月下旬に発売された「FREAK’S STORE長野」と長野駅前の飲食店とのコラボTシャツ。なんと、販売開始から2日で全5種類のうち2種類が完売したというから、その注目度の高さが窺えます。
こちらが「FREAKS STORE長野」で販売された「着る名店tee」(4,994円/全5種)。イラストは長野県で活動するナカムラルイさんによるもの。
そして、その潮流はアパレル企業だけでなく、個人にも。人気飲食チェーンや町の喫茶店とデザインに知見のあるファンが個人的にコラボする、そんなアイテムも増えているみたい。
写真手前のモデルさんが着用するTシャツは長野市鶴賀の喫茶店「珈琲館 珈香」と、そのファンによるコラボ(3,000円)。写真奥は「サウナ後には飲食チェーン『テンホウ』のメニューがピッタリ!」というサウナ愛好家のアツい想いから作られたコラボです。
「FREAK’S STORE長野」では、第二弾も計画中とのこと。今後の動向にも注目ですね。
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