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3/30オープン「沢村ロースタリー 軽井沢」自家焙煎コーヒーをスイーツとパンとともに楽しめる注目のカフェが旧軽井沢に!@長野県 軽井沢町
公開日:2023/03/31
長野県・軽井沢町の離山通り(旧中山道)に、珈琲焙煎所とコーヒーに合うスイーツとパンをそろえる「沢村ロースタリー 軽井沢」が、2023年3月30日にオープン。
軽井沢の有名店「べーカリー&レストラン沢村(SAWAMURA)」が手がけており、同店初となるコーヒーを主軸にしたショップカフェです。
世界で支持される焙煎機「LORING Smart Roaster」を導入し、熱風式で焙煎した珈琲豆で淹れるスペシャルティコーヒー。そして、コーヒーとの相性を考えて開発されたパイやフィナンシェ、カヌレ、ドーナツなどのスイーツをはじめ、店限定のクロワッサンなどのパンを、ゆったりとしたカフェで楽しむことができます。
「べーカリー&レストラン沢村 旧軽井沢 本店」から徒歩1~2分ほどの離山通りに立地。駐車場完備。
半熱風式焙煎機をのぞむロースタリーとスイーツとパンのショップ。2階にはイートインできるカフェがあります。
《Index》
▶お店のこと
▶ロースタリーとコーヒー
▶スイーツとパン
▶カフェ空間
▶お店のデータとMAP
グランドオープン日の2023年3月30日に取材をさせていただきました。
運営するのは、東京に本社を構え、長野県内でも複数の人気店を手がける株式会社フォンス。
2000年、軽井沢町で「軽井沢 川上庵」を開業。その後、東京や軽井沢に複数の人気店を展開。2009年には「ベーカリー&レストラン 沢村 軽井沢ハルニレテラス」を開業し、ベーカリー業界にも参入しました。
コロナ禍によりライフスタイルが変化した2020年以降、素材にこだわり、美味しさを追求し続ける「沢村」のぶれない軸で、「パンに合うものを自分たちの手でしっかりと作っていこう」という思いからプロジェクトが動き始めます。
焙煎士による豆の選定や焙煎に加え、「沢村」のパン職人とパティシエが初タッグを組み、店舗限定のスイーツやパンの開発を担当。2023年1月末、自家焙煎珈琲豆の販売を先行して「沢村ロースタリー 軽井沢」を開業。同年3月30日、コーヒーを主軸にスイーツとパンを提供するロースタリー併設のカフェ&ショップとしてグランドオープン。
コーヒーやドリンクは、軽井沢らしい爽やかなイメージのメニューをラインナップ。
中でも、ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れるはシングルオリジンコーヒーは格別です。季節や仕入れで変わるスペシャリティーコーヒー3種類とデカフェが1種類そろい、カフェでは作家さんの特別なカップで提供。
ほかに、コーヒーは「沢村ロースタリーブレンド」(takeout550円)や「カフェラテ」「オレグラッセ」なども選べます。
また、「イングリッシュブレンド」や「ベリータルトレット」などティーメニューでも、スイーツやパンとのペアリングを楽しめるほか、ジュース、信州産生姜シロップを用いたドリンク、アルコールなど多彩です。
▶ロースタリーとコーヒー
焼き菓子などのスイーツは、「ブルーベリーパイ」や「シナモンアップルパイ」「ルバーブとストロベリークリームパイ」などのパイ菓子。そして、ロースタリーならではのコーヒーのフィナンシェやカヌレに加え、かわいいドーナツなどがそろいます。いずれもコーヒーに合うメニューとして考案された店舗限定の味わい。
クロワッサン系や調理パンもそろいます。
「クロワッサン」と「パン・オ・ショコラ」は、「沢村」とは異なるレシピで作られたオリジナル。バリバリとした食感を楽しめるそうです。
具だくさんのサンドイッチやサラダもそろうので、ランチにもぴったり。
スイーツもパンも、すべてテイクアウトでも、イートインでも楽しめます。
▶スイーツとパン
カフェはアートや本にふれることができる暖炉のある空間。2Fと1Fにはテラス席も完備。
「沢村ロースタリー 軽井沢」 店長の山本岳広さん
「ロースタリーでこれだけの商品をそろえています。空間と商品の組み合わせを体験いただくことで新しい発見があると思います。お客様の時間をご自由にゆったり過ごしてもらえたらうれしいです。季節により変化する雰囲気も楽しんでください」
◆ロースタリーとコーヒー
店内のロースターで焙煎した珈琲豆は、個性豊かなハンドドリップで味わうシングルオリジンをはじめ、軽井沢の爽やかさをイメージし、甘みと香りを強調させた「沢村ロースタリーブレンド」(takeout550円)などで味わうことができます。もちろん珈琲豆も販売。
「LORING Smart Roaster」(アメリカ製)35kg釜の半熱風式焙煎機。
パネル操作で熱の量を調整し、熱風を送り込んで豆の中までじんわり熱を加える熱風式の焙煎方法を採用することで、余計な焦げの味もなく、豆の甘さと香りを十分に引き出すことができるのだそう。
店頭の壁付けのボトルは、お店で使う珈琲豆が飾られています(画像左)。
スペシャリティーコーヒーは、カウンターで1杯ずつ丁寧にハンドドリップ。
取材時のスペシャリティーコーヒーは以下の4種類。シングルオリジンで豆の個性を楽しむことができます。
「ルワンダシーラ」takeout712円
原産地:ルワンダ シーラ地区
「ブルンジブシンデ」takeout712円
原産地:ブルンジ ブシンデ地区
「エチオピア ゴチチ タデレ」takeout680円
原産地:エチオピア ゴチチ地区タデレ農園
※以上3種類は季節や仕入れ状況により変更。2023年6月まではこちらを提供予定
「デカフェ エチオピア G4タデGG」takeout702円
原産地:エチオピア G4(グレード)タデGG農園 ※通年メニュー
カフェでは、スペシャリティーコーヒーを作家さんのコーヒーカップで楽しむことができます。
今回は「ブルンジブシンデ」をいただきました。
熟したリンゴやアプリコットを思わせる濃厚な甘さと心地よい余韻を楽しめる一杯。
まろやかな香りと酸味を感じた後、最後にフルーティーな甘みがふわーと広がり美味しかった!
カフェラテなどのエスプレッソメニューはマシンで抽出。
取材時はテイクアウトを利用するお客さんも多くいました。
珈琲豆も販売。黒パッケージはシングルオリジンの珈琲豆、茶パッケージはブレンド豆。
◆スイーツとパン
取材でいただいたスイーツとパンをご紹介します。
「ブルーベリーパイ」takeout1296円
「沢村」のパティシエが考案したフレッシュなパイ。大きめサイズで、サクサク食感のパイ生地の中にブルーベリーのコンポートを詰め込んで焼き上げています。
甘さを控えたブルーベリーの実がたっぷり詰め込まれているので、とてもみずみずしい美味しさ。
「コーヒーフィナンシェ」302円
しっとりとした生地に焙煎した珈琲豆を細かく粉砕して混ぜ込んだフィナンシェ。コーヒーとバターの風味が香ばしく広がり、珈琲豆の絶妙な食感が美味しさを引き立てています!
「コーヒーカヌレ」324円
抽出したコーヒーを加えて焼き上げたカヌレ。中はやさしいコーヒー風味、カリッとした表面は香ばしいコーヒーの風味が楽しめます。
どちらもロースタリーならではの焼き菓子。
「クラップフェン」eatin660円
ドイツの伝統的菓子を沢村風にレーズンを練り込んで揚げたドーナツ。カフェでいただくと、自家製ラムレーズンカスタードクリーム添えに。ラム酒が香るカスタードクリームと、ドーナツのカリッとした食感を楽しめます。
※takeout432円(クリーム添えなし)
「カルダモンロール」432円
スパイスのカルダモンの香りを引き出すため、カルダモンの実をじっくりとミルで挽いて生地に練り込んたデニッシュ。デニッシュ生地はまわりが繊細なサクサク食感で、中はしっとり。そして何よりカルダモンの香りと味が際立っていて美味しいです。
中央が「クラップフェン」です。
◆ゆったりと時間が流れるカフェ空間
2階は1階とは異なり、ゆったりと落ち着いた時間が流れるカフェ。中央には鐵音工房(くろがねこうぼう)の暖炉があります。
画像左は佐々木卓也氏の作品。
佐々木卓也氏をはじめとるすアート作品が飾られていたり、ダークアイズのバイヤーが目利きした作家さんのコーヒーカップでコーヒーをいただくことで、アートにも気軽にふれることができます。
2階にもテラス席があり、季節を楽しみながら過ごすことができます。
一角にはライブラリー。今後、動物の写真集など本が並ぶ予定。
カフェはセルフサービス。
旧軽井沢のロータリーから徒歩数分。閑静な離山通りに立地。
(text&photo:Web Komachi編集部yamamoto)
(サワムラロースタリーかるいざわ)
●オープン日
2023年3月30日(木)
●住所
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢8-11
●電話
0267-41-6411
●営業時間
11月~6月 8:00~20:00
7月9月10月 7:00~20:00
8月 7:00~21:00
●駐車場
あり
●定休日
なし
●交通アクセス
北陸新幹線 軽井沢駅から徒歩20分
●HP
https://www.b-sawamura.com/
●沢村オンラインショップ
https://b-sawamura.shop-pro.jp/
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