信州上田の魅力をおにぎりでお届けする「おにぎり専門店 こめむすび」ふわっと空気で作ったおにぎりは季節限定商品にも注目!@上田市
「筒けん」という、けん玉に代わるスポーツをご存知ですか?上田市在住の清水悟さんが2019年に発案し、今や、地元の運動会の種目にも取り入れられている、れっきとしたスポーツなんです。
もともと、息子さんと一緒にけん玉で遊んでいるうちに、清水さんご自身のほうがけん玉にハマり、公認指導員の資格を取るまでに。園児や小学生にけん玉を教える機会が増えたものの、けん玉はなかなか難しく、すぐ諦めてやめてしまう子どもが多かったそう。ある日、筒型のポテトチップスの空き容器を見てひらめいた清水さん。
「ひもがないけん玉なら、誰でも簡単にできるんじゃないか!」。
筒の上に玉をのせるだけでなく、筒を使ったジャグリングや返し技など、100以上の技を編み出した清水さん。筒けんは、けん玉と違い、玉に糸がついていないので、複数名で遊べるのも特徴のひとつ。
「現在は『筒けん検定』の検定員や、筒けんを指導する立場となる『筒けんアンバサダー』養成に向けて準備を進めています」と清水さん。さらに、「筒けんは、けん玉をもっと簡単にできるようにという発想から生まれましたが、ひとりでも複数でも、世代に関係なく手軽に楽しめることから、コロナ等で希薄になった世代間のつながりや地域をつなげるツールになると期待しています。自然なスクワット運動や脳の活性化などの効果もあり、見た目以上に体を使うので楽しみながらいい汗をかくことができます。長野県発祥のニュースポーツ&スキルトイとして、今後も全国、そして海外も視野に広めていきたいと思います」
誰でも簡単に「できた!」を体感できる筒けんに要注目です!
※本記事は雑誌「月刊長野Komachi」(2023年3月25日発売号)の内容を転載したものです
掲載の情報は公開日現在のものです。最新の情報は施設・店舗・主催者にご確認ください。