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3月16日にいよいよオープンを控えた「拉麺鳥蔵」 オープン直前の店舗へ行ってきました@長野市
公開日:2023/03/14
3月16日にオープンを控えた「拉麺鳥蔵」。当サイトでも2度にわたりオープン前情報を公開してきましたが、ついにプレオープンへの招待をいただき、念願の実食を果たせることとなりました(感動)
>>過去の記事はこちら
【水炊きの名店「鳥蔵」が初のラーメン業態をオープン!開店間近の店舗について最新情報を入手!】
https://www.web-komachi.com/?p=103225
【鳥蔵初のラーメン業態「拉麺鳥蔵」のメニュー写真を入手! 詳細とともにご紹介します!】
https://www.web-komachi.com/?p=106133
店舗は以前の記事でもお伝えしたように長野市高田にあった「ししとう五分一店」の跡地。白い外壁に“拉麺鳥蔵”の文字が映え、鳥蔵らしい高級感の漂う外観に、否が応でも期待が高まります。
入口のドアを開けると、まずメニューの掲示。ポスターサイズなので目に止まりやすく、ひと目でどんなメニューが提供されるのかイメージしやすいところが良いですね。
店内に足を踏み入れるとカウンターがあり、ここでまずオーダーするそうです。ラーメン店によくある券売機システムではなく、スタッフが直接注文を聞いてくれる形式。メニューの不明点なんかを気軽に聞けたりするのも、対人ならではのメリットじゃないでしょうか?
さて今日のお目当ては、前回の聞き取り取材からずっと食べると決めていた「鶏白湯(塩)」。
水炊きの名店「鳥蔵」が供する鶏白湯がどれほどのものか、見てやろうじゃないか!
いざ着丼。思っていたより鶏油たっぷり
さて、席に座って待つこと約5分。目の前にラーメンが運ばれてきました。提供スピードもちょうど良い感じ。丼の横に鎮座する「鶏の唐揚げ」(2個300円)は、プレオープン期間のサービスとのこと。ありがたく頂戴します(涙)
見た目の第一印象は「思っていたより鶏油!」
白いスープを想像していたのですが、スープの表面を鶏油が覆い、思ったよりクリーム色です。とはいえ、鶏油は現在入手困難な希少品。じっくり味わおうと、スープにレンゲを沈めて、ひとくち目をすすります。
「鶏油の香りがめちゃくちゃいい!」というのが、まず最初のレビュー。たまたま近くを通りがかった代表取締役の村山さんにその理由を聞けば、この鶏油、流通する市販品ではなく、店舗の厨房で時間をかけて地鶏の鶏皮からじっくり低温抽出している特製鶏油なのだとか。高温で炒めれば一気に鶏油を抽出することもできますが、そうすると脂っぽいにおいが強くなったり、雑味が出たりするんだそう。鳥料理のエキスパートだからこそ、鶏を使った材料には強いこだわりがあるんですね!
スープはコクがありながらスッキリ。鶏チャーシューは食感に感動
鶏油についてやや語りすぎましたが、それが合わさった白湯スープがこれまた絶品なんです。口に含んだ瞬間はコクがあってクリーミーなのに、のどを通りすぎる頃にはスーッとフェードアウトしていくようなスッキリした後味。この絶妙なバランスは、まるで料亭の水炊き。なるほど、これは一般的な鶏白湯と一線を画すおいしさです。
また、以前の取材でも同店のこだわりと言っていた鶏チャーシューにも注目。実際に食べてみて、特筆すべきはその食感です。チャーシューといえば煮崩れてしまうほど柔らかかったり、低温調理でしっとりとしていたり、そんな印象があるのですが、拉麺鳥蔵の鶏チャーシューはすごい弾力。そして噛むほどにしみ出る旨み。聞けば、長年、鳥料理専門店として培ったノウハウを活かし、固くなりすぎない絶妙な火入れをすることで、しっかりとした歯ごたえを残しながら味が凝縮し、噛むほどに旨みがあふれるチャーシューとなるんだそう。それがデフォルトで5~6枚盛り付けられているんですから、もはやラーメンの域を超え、一皿の鳥料理を食べている感じです。
麺は中太ストレート。コシのあるややかためな茹で加減
麺はコシのある中太ストレート麺。加水バランスなど、拉麺鳥蔵のためだけに作られた特注麺です。もちろん麺だけでもじゅうぶんおいしいのですが、スープとの相性は抜群。むしろ、スープをメインに鶏チャーシューや麺などの具材を味わう、まさに一人前の水炊き鍋を食べたような満足感が味わえる一杯に仕上がっています。
ちなみに店内はこんな感じ
カウンターを中心に左右に空間があり、道路側のテーブル席、反対側にはテーブル席とひとり掛けのカウンター席が広がります。席数は全部で31席となかなか多めなので、お昼時などでもスムーズな回転が期待できそうです。
ちなみに、帰り際に見かけたPOPによると、まだオープン前だと言うのにすでに新メニュー開発にも余念がない様子。今後の展開にも乞うご期待ですね(^ν^)
●住所
長野市高田426-2
●営業時間
11時~14時
●休み
不定休
●電話
026-217-5111
掲載の情報は公開日現在のものです。最新の情報は施設・店舗・主催者にご確認ください。