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全6回のコラムでお届けする「入倉結婚相談所の実録!婚活レポート」。
今回は代表の入倉さんにお話をお聞きした、30歳を過ぎてから婚活をはじめた小林 香里さん(仮名)の結婚までのエピソードをご紹介します!
小林 香里さん(仮名)30代・女性
・会社員(年収320万円)
・おっとりしている物静かなタイプ
・人見知りで恋愛には消極的
・希望するタイプの男性:誠実で頼りがいがある人、170cm以上の高身長(自身が168cmくらいのため)
30歳過ぎで婚活スタート。人見知りな性格もあって、なかなかうまくいかない日々…
周りの友人や知人が結婚したり交際をはじめていく中で、相手がいないことに焦りを感じていた小林さん。
両親の後押しもあり、参加できそうな婚活イベントに参加してみるも、積極的な女性やキレイな女性がモテるなか、どちらかというと人見知りをしてしまうタイプの小林さんは、なかなかうまくいかない日々を過ごしていました。
思い切って結婚相談所の入会説明へ
初対面の男性といきなりデートをするマッチングアプリは抵抗があったので、結婚相談所を利用してみることに。
正直、結婚相談所を利用するメリットや、各企業ごとの違いはよくわからなかったそうですが、「金額が高い方がしっかりサポートしてくれそう」という印象で、初期費用30万円程の結婚相談所Aの入会説明に行くことにしました。
小林さん:まず、入会したからといって必ず結婚できるわけではないという説明がありました。少し驚きましたが、考えてみればそれもそうですよね。むしろ、相手の希望年齢は自分と同じ30代前半でしたが、紹介されるのは40代前半や中盤くらいと、かなり年上になることがびっくりしました。
これはどうしてなのでしょう?
入倉さん:基本的に30代前半の男性は20代中盤~後半の女性を希望します。30代前半の女性を希望する男性の年齢層は30代後半や40代が多くなるんです。40代で婚活している人の多くは子供のことを考え、30歳前後か高齢出産前の35歳以下の女性を探しているケースが多いので、年齢を重ねれば重ねるほどミスマッチが起きやすいです。
20代以外は年下女性を探す傾向があり、若い方がいいという認識や結婚相談所で高い金額を払っているので理想が高くなる傾向があります。20代後半の普通の女性と30代中盤のものすごい美人でも、20代の普通の女性の方が圧倒的にモテますね。
なるほど…そう考えると、20代から婚活している人はなんだか有利に感じますね。
男性のプロフィールを見て、趣味や休日の過ごし方、自己PRを見てもあまりピンと来ず、結婚相談所でも思うように積極的になれない小林さん。
小林さん:その時のカウンセラーが積極的に来てくれる方だったので、だんだん怒られているような感覚になってしまいました。それからは結婚相談所が少し苦手に…。でも、実際に結婚相談所に行ってみて、客観的なアドバイスをもらえるということがわかったので、良い経験になったと思います。
ついに婚活イベントで魅力的な男性に出会う!?しかし結婚願望は…
参加した結婚イベントで、良い出会いに恵まれました。
お相手は3歳年上の飯島英夫さん(仮名)。性格は積極的でちょっとイケメン。自分を引っ張っていってくれそうなところに惹かれたそうです。5回ほどデートを重ねて、飯島さんから念願の告白!晴れて交際がスタートしました。
小林さん:年も近くて、これで結婚できるかも!と毎日の連絡のやり取りやデートが楽しかったです!
しかし…交際して半年を過ぎた辺りから、だんだんとお互いにすれ違いが生まれはじめました。
小林さんとしては結婚を前提に交際していると思っていましたが、飯島さんにその素振りはまったくなく、普通の恋愛関係が続いていたそうです。
結婚9カ月を過ぎた辺りで痺れを切らし、結婚の意志があるか聞いたところ、結婚は交際2~3年目くらいで考えたいとのこと。小林さんとしては早く結婚したい気持ちを伝えても、お互いのことがまだわかっていないから結婚は難しいの一点張り。
結局この件がきっかけで関係性が悪化し、飯島さんとは別れることになりました。
ひとりでの婚活は難しい…となれば、結婚相談所にリベンジ!
半年ほど諦めた期間がありましたが、両親からの言葉に刺激され、再度婚活を決意した小林さん。
しかし、今までの経験からひとりで婚活を続けるのは難しいと考え、もう一度結婚相談所を利用してみることに。
今度は婚活イベントの主催を務めていた結婚相談所Bに入会。
男性と話すことに抵抗があったので、イベント時に知り合った女性のカウンセラーにサポートしてもらうことになりました。
はじめは結婚相談所Aのように、自分の性格や活動の仕方についていろいろ言われるのでは…と身構えていたそうですが、まずは自分の活動をしてみて、そこからうまくいかないポイントや、もっとこうした方がいいというアドバイスをもらうやり方を提案されたそう。それなら、ということで小林さんの活動が再スタートしました。
入会からお見合いとデートの連続!目標の結婚年齢を目指して
入会して1カ月ほどで、合いそうな男性を8名ほど紹介してもらい、そのうちの5名の男性と会うことに。
小林さん:入会してすぐのお見合いでした。正直、今までこんな短期間でお会いしたことがなかったので緊張もたくさんしましたが、次第に男性との会話にも慣れていきました。
今まで自分のペースでゆっくり活動してきた小林さん。しかし、35歳までには結婚したいという目標があったので、カウンセラーに相談しながらデートとお見合いを繰り返したそうです。
そして婚活3カ月目に入り、3人目に連絡先を交換した加藤孝之さん(仮名)との3回目のデートでまさかの告白!
小林さん:加藤さんは印象も良く、一緒にいても変に気を遣わない人です。驚きとうれしさでカウンセラーに相談したところ、『付き合って損はないから、まずは付き合ってみたら?』と軽い感じで交際を進められました。
交際2カ月目で加藤さんから結婚の話をしてくれて、4カ月目にプロポーズ。無事結婚が決まりました。消極的な私が結婚できたのは、自分に合ったカウンセラーがサポートしてくれたおかげだと感じています。
小林さんの成功のポイントは?
入倉さん:小林さんは、自分の積極的になれない部分や、一歩を踏み出せない性格を理解することができていました。単独での婚活は向いていないと結婚相談所に入会したことで、カウンセラーからの後押しや真剣に結婚を考えている男性との出会いがあったからかなと思います。
アドバイスは、小林さんの性格や考え方を変えることは出来ないので、『自分がどうしたいのか?どうすればうまくいくのか?』を毎回の個別相談時にヒアリングをして、自分の心の声を大事にするように意識してもらったことです。
男性会員にはデートコースや女心を中心にアドバイスしますが、女性会員の場合は自分らしさや一緒に結婚生活が出来そうか?という観点からデートを楽しむように提案をしていました。
小林さんは比較的おとなしいタイプの女性だったのですが、婚活をして運命の出会いをゲットする中で自分の意見をはっきり伝えることができるようになりました。それにより、男性側から見ても「自分に向き合ってくれている」と、良い印象に繋がりますよね。
「黙っていることが角が立たず良い」という考えから、「自己主張した方が男性もコミュニケーションが取りやすい」というところに気付けたところが良かったと思います。
相手のことを知り、仲を深めていくためには、やっぱりコミュニケーションが大切ですね。
お互いに自分の意見を素直に伝えることができれば、よりよい関係を築けそうです!
入倉 秀(いりくら すぐる)
交際1,500組、成婚500組以上の実績を持つ「入倉結婚相談所」の代表を務める。
婚活に関わって10年以上の経験と参加者との関りで得た知識から結婚請負人として独身者をサポート。
著書「結婚活動必勝マニュアル」「最初のトーク術マニュアル」等。
入倉結婚相談所
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松本市村井町北2・15・10 イエロービル202
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