自然に寄り添う開放的なカフェ「EMMA’s HOTDOG(エマズホットドッグ)」無添加の自家製ソーセージと地元で採れた無農薬野菜のホットドッグで子どもと安心のランチを@長野県茅野市
国民食の代表格で、老若男女に愛されるカレー。
業界は群雄割拠だが、そのうちの一社で、日本で初めて国産カレー粉を製造・販売した「ハチ食品」のレトルト専用工場が駒ケ根市にある。
1845年に薬種問屋として創業、漢方薬の原料の取り扱いや研究・開発をする中で、自社で栽培するウコンを主原料とした日本初の国産カレー粉「蜂カレー」を1905年に製造・販売した。
現在はスパイスやカレー粉以外にもカレールウやレトルト食品を製造し、家庭用や業務用の商品を展開。
また、他社ブランドのOEM商品なども製造する。
原材料のスパイスを粉砕する段階からの開発が可能で、多様な味わいに対応でき、OEM商品ではあの人気生活雑貨ブランドのレトルト食品の一端を担うほど、味と技術に定評を得てきた。
そのレトルト食品は、駒ケ根工場で製造されている。
工場は、アルプスを源流とする豊富な水と、流通の利便性に着目し、2000年に建設され今日も全国へと商品を送る。
みんな大好きなカレーのレトルト商品が、どこで作られているのか気にしてみると、意外な発見があるかもしれない。
(編集部・岩島)
駒ヶ根工場の従業員のみなさん。上伊那・下伊那地域から集まった約120名が勤務する
生産ラインでレトルトカレーが充填されていく様子。国産カレー粉ができるまでは、イギリスからの輸入が主だったそう
カレー以外にもパスタソースや丼ものなど幅広い同社の商品。かつては「レトルト=手抜き」の意見が少なくなかったが、時代の変化で「おいしいものを手軽に」が上回ってきたという
数多くのレトルト食品がこの駒ヶ根工場から全国へと出荷されていく
ハチ食品 駒ヶ根工場
住所/駒ヶ根市下平292-27
電話/06-6471-3785(平日9時~16時)
HP/https://www.hachi-shokuhin.co.jp/
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