美しいガーデンカフェへエスケープ。「hermetic earth cafe（ヘルメティック アース カフェ）」＠軽井沢町

緑あふれる軽井沢の別荘地。風にそよぐシダレカツラのゲートをくぐり、一歩足を踏み入れると、そこはまるでイギリスのナチュラルガーデンのよう。ガーデンデザイナーであるご夫婦が10年かけて作り上げたという美しい庭は、深い緑に包まれ、夏でも気持ちのいい木陰が広がっています。

涼やかな池に面したウッドデッキや、ガーデンに置かれた椅子に腰掛ければ、森林浴をしているかのようにリフレッシュ。

週末だけの小さなカフェを切り盛りするのは、娘の長谷川胡桃さん。

毎朝焼き上げる素朴な味わいのマフィンと、アイルランドの紅茶、エスプレッソドリンクでゆったりおもてなし。
左から｢シナモン｣、｢バター＆ペッパー｣（各480円）。｢カフェラテ｣（600円）とともに。

オーダーをした後、トレイを受け取ったら、お気に入りの席を見つけよう。

マフィンは甘い系4種と甘くないおかず系2種で、フレーバーは月替わり。3個セットのミニマフィンはテイクアウトにも好評。

天窓から明るい日差しが入るカフェの室内は、海外の雑誌に登場するようなセンスのいい空間。

アンティークの白いベンチシートが素敵。

おかずマフィンは温めて提供してくれます。

夏になると用意される芝生の庭のテーブル席も、静かなティータイムにうってつけ。季節ごとに咲く野の花も楽しみに、きっとまた訪れたくなります。

ガーデンを眺めるテラスも特等席。小さな池では金魚が悠々と泳いでいます。今後はガーデン内にガラス張りの温室のような部屋を作る計画もあるのだそう。

※本記事は「月刊長野Komachi」（2022年7月25日発売号）のカフェ特集に掲載された記事を再編集したものです