11/22(金)~12/25(水)『森が奏でるクリスマスイルミネーション 2024』今年は自然を取り入れた幻想的な空間にパワーアップ!週末はマルシェとともに楽しんで@長野市 長野フォレストビレッジ
『ジブリパークとジブリ展』をひと足先に体感!千と千尋の神隠し・トトロ・ハウルの動く城・アーヤと魔女・ラピュタなど、ジブリワールド全開!@長野市 長野県立美術館〈7/16(土)~10/10(月・祝)〉
公開日:2022/07/15
『ジブリパークとジブリ展』が長野県長野市の「長野県立美術館」で2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)にかけて開催されます。
『ジブリパークとジブリ展』では、ジブリパークの制作現場を指揮する宮崎吾朗監督の仕事と作品を振り返ると同時に、これまでのジブリ作品を通じて2022年11月開園の『ジブリパーク』の魅力にふれることができます。
7月15日のプレス内覧会では、アニメーション監督であり、ジブリパーク監督の宮崎吾朗氏が登壇。『ジブリパーク』や『ジブリパークとジブリ展』について語るとともに、長野県からスタートする理由も語ってくれました。
1000点以上の作品が展示された会場のフォトレポートも公開!!
※一部、画像と情報を追加しました(2022/7/19)
© Studio Ghibli © Museo d’Arte Ghibli
《Index》
▷宮崎吾朗氏インタビュー
▷『ジブリパークとジブリ展』(長野県)フォトレポート
▷ショップ
アニメーション監督・ジブリパーク監督の宮崎吾朗氏
ジブリパークはジブリの大倉庫をつくるという構想からスタート。宮崎駿氏・高畑勲氏・鈴木敏夫氏が30年以上に渡りたくさんつくってきた映画が、消えていかないように、忘れられないようにするための場所が欲しいと思いジブリパークというかたちにしているんです。それがまたジブリ映画を観ることにつながると嬉しい、と宮崎氏。
『ジブリパークとジブリ展』について?
楽しみ方はひとそれぞれ。つくっていくプロセスのおもしろさを感じてもらえると嬉しい。
実は『ジブリパーク』をつくっている現場で制作等をしながら、同企画展のために協力してくださってる方もいて、いろいろなそういう人たちのおかげで、すごくとてもおもしろい展示になった。今回の企画展の多分100倍とか1000倍ぐらいのものが、ジブリパークに詰まっているんだと思うんです。この展示がジブリパークの入り口になればいい。
今回、長野県からスタートする理由は?
宮崎吾朗氏が信州大学・農学部で長野県・伊那エリアに住んでいたことがあり、ご縁ですね。長野県は愛知県の隣県でもあり、ジブリパークの隣りから始まるっていうのは、ちょっといいことなんじゃないかなって思ってます。スタジオジブリのイベント担当の私への忖度ですとも語り、会場の笑いを誘っていました。
◆『ジブリパークとジブリ展』フォトレポート
※2022年7月15日撮影
7/16(土)~10/10(月・祝)『ジブリパークとジブリ展』/長野県立美術館
→イベント詳細はこちら!
会場入口では巨大な「ネコバス」がお出迎え。行き先は「ながの」!
※7月平日限定で外観の写真撮影が可能です
「ネコバス」のシートはふわっふわっ♪ 右画像は、後ろの窓の眺め。中央の丸いモノは「ネコバス」のかわいいしっぽ!
「ネコバス」の窓からは『となりのトトロ』の田園風景が広がります。
ようこそ
ジブリパークとジブリ展へ!
壁一面にスタジオジブリの作品が展示。
第1章
はじまりは三鷹の森ジブリ美術館
「三鷹の森ジブリ美術館」の建設プロジェクトにおいて、宮崎駿氏が構想した美術館のイメージボードや宮崎吾朗氏のスケッチなどが展示。
開館前に作られた「三鷹の森ジブリ美術館」の模型。
第2章
アニメーションの世界をつくる
宮崎吾朗氏が手がけた『ゲド戦記』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』などを展示。
さらに、2022年5月まで「三鷹の森ジブリ美術館」で開催されていた企画展示『アーヤと魔女展』も再現。
『ゲド戦記』右は、宮崎吾朗氏が描いたイメージボード
美術スタッフによる背景美術、キャラクターデザインなど、数多くの作品が見ることができます。
『コクリコ坂から』
主要舞台の1つ「カルチェラタン」。宮崎吾朗氏が描いたイメージボード。
『コクリコ坂から』美術スタッフが描いた「カルチェラタン」。
『コクリコ坂から』
『アーヤと魔女』
スタジオジブリが初めて取り組んだフル3DCGアニメーション作品。
2021年6月から2022年5月まで「三鷹の森ジブリ美術館」で開催された企画展示『アーヤと魔女展』を『ジブリパークとジブリ展』内で再現。
パネルを使いアーヤの表情を自由につくれる体験コーナーも設置。
『アーヤと魔女』の世界がよみがえる展示空間。
正面は3DCGでつくった魔女の家のキッチンの模型。壁にはカラースクリプト。
『アーヤと魔女』アーヤが育った孤児院の模型。専用フレームからのぞくと、アニメと同じシーンを見ることができました。
第3章
アニメーションの世界を本物に
「愛・地球博」のパビリオンとして宮崎吾朗氏が手がけたのは、『となりのトトロ』に登場する”サツキとメイの家”を人が住める本物の家として建築するプロジェクト。2022年11月からは「ジブリパーク」の施設として引き続き公開されます。
第3章では、”サツキとメイの家”の巨大模型や建築資材など、本物にこだわったポイントが紹介されています。
『となりのトトロ』
ぽかぽかの日差し感も心地よい、”サツキとメイの家”の大型模型。家の中をのぞき込むと、映画のシーンが浮かんできます。
手前は洋館1階はサツキとメイの父の書斎。奥には二間続きの和室。
サツキとメイが出てきそうな縁側。
煙突がある場所は、サツキとメイの家にある釜のお風呂。
草壁の表札もあります。
「愛・地球博」のパビリオンとして、昭和10年代の建築様式や昭和30年代の生活様式をふまえて、本当に人が住める家として建設された”サツキとメイの家”。そこで実際に使われていた初代パーゴラも展示されています。
第4章
そして ジブリパークへ
「ジブリパーク」は、2022年11月に第1期として「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリアがオープン。「もののけの里」「魔女の谷」は2023年秋~2024年3月にかけてオープン予定。
各エリア、アニメーションの世界を自分の足で歩きながら秘密を発見できる場所になっているそう。
第4章では、ジブリパークの制作過程とその裏側にふれることができます。
宮崎吾朗氏が名付けた「青春の丘」。
『耳をすませば』の地球屋、『猫の恩返し』の「猫の事務所」、そして既存施設を改装したエレベーター塔の3つの建物で構成。
「青春の丘」はジブリパーク1期の象徴的な建物。からくり時計も置かれており、ジブリパークのひとコマを感じることができます。
ジブリパークに登場する『耳をすませば』に登場する地球屋。
地球屋にある、からくり時計。
完成度を高めたというからくり時計。原寸大でつくられたスチロール製模型。
バロンとルイーゼの検討用模型。
バロンとルイーゼの瞳のサンプルも展示。
かつて遊園地に置かれていた回転木馬をイメージした黒木馬の模型。
『猫の恩返し』に登場する「猫の事務所」。
ミニチュアサイズの家に、バロンとムタがいます。
エレベーター塔。
「ジブリパーク」の中央階段
『千と千尋の神隠し』
湯婆婆の執務室「にせの館長室」
頭(かしら)と湯婆婆
とても迫力のある湯婆婆と頭たち。
「子どもの街」1/30スケールの内部模型。
「ネコバスルーム」の内部模型と、「ネコバス」の足の原寸大模型。
『天空の城ラピュタ』天空の庭のロボット兵。1/10スケールの模型
ロボット兵。1/5スケールのスチロール製模型。
「小人と庭 床下の家」
『借りぐらしのアリエッティ』の世界。1/30スケールの模型。
「魔女の谷」
ジブリパークでは、『魔女の宅急便』『ハウルの動く城』『アーヤと魔女』など魔女が登場するスタジオジブリ作品の建物が再現されるエリア。
『ジブリパークとジブリ展』では、ジブリパークの見どころにもなる全長約20メートルにもおよぶ「ハウルの城」の脚の模型などが展示。
『ハウルの動く城』
「ハウルの城」の巨大な前脚部分…!1/1サイズのスチロール模型。
初期号・2号機・3号機の模型や構造模型。すべて1/50スケール。
『千と千尋の神隠し』
カオナシ。映画のシーンのように美しい海を見渡す光景が広がる電車内。昼~夕暮れ~夜…と空が表情を変化させていきます。
千尋のように、カオナシと並んで撮影ができるスポットです♪
◆『ジブリパークとジブリ展』ショップ
『ジブリパークとジブリ展』限定品や先行販売商品、三鷹の森ジブリ美術館の商品など、多彩なジブリグッズがそろいます。ショップは入館者限定。
▶長野会場限定グッズはこちら!
▶『ジブリパークとジブリ展』のオリジナル商品と長野会場限定アイテムをご紹介!
城山公園に隣接し、善光寺から徒歩5分ほどの場所にある「長野県立美術館」。館内のカフェとレストランでコラボスイーツも登場しています。
(text&photo:Web Komachi編集部yamamoto)
●期間
2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)
●営業時間
9:00~17:00(最終入場16:30)
●入場時間区分
①9:00~9:50 ②10:00~10:50 ③11:00~11:50
④12:00~12:50 ⑤13:00~13:50 ⑥14:00~14:50
⑦15:00~15:50 ⑧16:00~16:30
●会場
長野県立美術館(長野県長野市箱清水1-4-4)
●入場券
一般1500円、中高生1000円、小学生700円、未就学児無料
※「事前予約制(日時指定券)」。事前に日時指定券の購入が必要(無料入場対象者・無料観覧券の方を含む)。
※事前予約が困難な方向けに、当日券を若干数用意(予定枚数に達し次第終了)
※本展(特設ショップ含む)は再入場不可
●チケット発売日(予定)
7月入場→2022年6月15日(水) 10:00開始
8月入場→2022年7月15日(金) 10:00開始
9月入場→2022年8月15日(月) 10:00開始
10月入場→2022年9月15日(木) 10:00開始
●チケット購入
〈プレイガイド〉
https://ghiblipark-exhibition.jp/nagano/#ticket
〈コンビニで店頭購入〉
ローソン・ミニストップにあるLoppi(ロッピ―)端末で購入
●駐車場
なし ※公共交通機関の利用を推奨
●交通アクセス
◎JR長野駅善光寺口バス乗り場①から、アルピコ交通バス 11・16・17系統で「善光寺北」下車 。バス進行方向徒歩約3分。
◎長野電鉄善光寺下駅より徒歩約15分。
●問合せ
長野県立美術館 050-5542-8600(ハローダイヤル)
●HP
https://ghiblipark-exhibition.jp/
●長野県立美術館HP
https://nagano.art.museum/
《長野県立美術館の周辺情報・関連記事》
掲載の情報は公開日現在のものです。最新の情報は施設・店舗・主催者にご確認ください。