4月オープン「MT.DESERT ISLAND ICE CREAM(マウント デザート アイランド アイス クリーム) 安曇野店」わさび・味噌など地元企業とコラボフレーバーも！@安曇野市

安曇市に2022年4月にオープンした「MT.DESERT ISLAND ICE CREAM（マウント デザートアイランド アイス クリーム）安曇野店」。
長野県内の企業や農家から取り寄せた素材を使って作るアイスクリームが評判です。フレーバーの種類も豊富で、その数なんと50種類以上！暑さが厳しいこれからの季節にぴったり。

「MT.DESERT ISLAND ICE CREAM（マウント デザート アイランド アイス クリーム）」（以下MDIと表記）は2019年にアメリカから松本市縄手通りに国内初となる松本縄手店を出店し、安曇野店が国内2店舗目。添加物を使用しないことにこだわって開発したアイスクリームは、地元の企業や生産者から取り寄せた食材を使用しているので安心して楽しめます。

社長のケルトン･ボイヤーさん。塩尻市で30年以上過ごし、友人がアメリカで展開していた「MDI」の店舗を日本でもオープンしたいと日本支社を設立。国内外の友人や地元の企業、農家と連携し、日本オリジナルのフレーバーを多数開発してきました。

現在フレーバーのレシピは50種類以上におよび、店内ではその中から20種類のフレーバーを販売。不定期でフレーバーが入れ替わるため「この間来たときにあったフレーバーがない！」ということもあるそうですが、それもまた「新しい味に出会うチャンスにして、いろんなフレーバーとそのコンビネーションを楽しんでほしい」とケルトン社長。

今後は塩尻市の「井筒ワイン」とのコラボや地元農家から仕入れたきゅうりを使った新作フレーバー、さらに7月からはソフトクリームも登場予定！行くたびに新たな出会いがあるのも魅力のひとつです。

こだわりはなんといっても”本物”の素材を使うこと。
アイスクリームは冷たいので口に入れた瞬間に味や香りを感じづらく、科学香料などを使ってそれをフォローする場合がほとんど。しかし「MDI」では植物由来の天然オイルを用いることで科学香料を使用しなくても、おいしいアイスクリームを製造しています。

さらに、流通に至らなかった食材を用いたフードロス削減にも着手。
「パパジョンズニューヨークチーズケーキ」は、京都府の人気店「パパジョンズチーズケーキ」から型くずれなどで店頭に並ぶことがなかったチーズケーキを仕入れ、加工。「川中島ピーチ」「川中島モモソルベ」で使われている桃は、大きさや見た目の問題から出荷に至らなかったものを使用しています。

◆メニュー◆
スモールシングル　350円
シングル　550円
ダブル　650円
トリプル　750円
パイントボックス　1,700円
ワッフルコーン　＋50円

「アイスクリーム　ダブル」650円

取材でいただいたのは「マル井わさび」(左側)と「コリアンダーラズベリーグランブル」(右側)。
地元企業とコラボした「マル井わさび」は、3種類のわさびをアイスクリームに練り込んでおり、輪切りのわさびも入っているので食感まで楽しめます。バニラクリームのような爽やかな甘さの後にわさびのツーンとした辛味が広がりおいしい。わさび本来の味を楽しむことができる、これまでになかった新感覚スイーツ。次から次へ、スプーンを動かす手が止まりません！

「コリアンダーラズベリーグランブル」はパクチーをベースにしたラズベリークリームから作られていて、香りはパクチー、味はラズベリーという不思議な味わい。口に入れた瞬間に広がるパクチーの香りは心地よく、リラクゼーション効果も感じられました(個人の感想です)。ラズベリーの甘酸っぱさが身にしみます。グランブルのザクザクとした食感もクセになりそう。

店内とテラスにあるイートインスペースでのんびり過ごすことができます。

2022年4月18日オープン。安曇野わさび街道沿いに立地。駐車場もあるのでドライブの最中に立ち寄るのもOK。

〈TEXT&PHOTO：Web Komachi編集部こまちや〉