【わたしの街の歯医者さん】河野歯科医院@長野市上松_長野県内の歯科医院取材紹介

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「しっかり噛める」を生涯維持できる
口腔環境をめざして

善光寺の北東、城山動物園下信号近くに位置する「河野歯科医院（こうのしかいいん）」。1983年の開業以来、地域の方々に加え、遠方から通う患者さんも多い歯科医院です。

診療内容は、一般歯科、小児歯科、訪問歯科など。なかでも注力しているのは予防歯科で、痛くなってから通って治療するのではなく、定期的なメンテナンスを行い、口の中の健康を常に整えることを提唱しています。超高齢化社会において、年齢を重ねても自身の歯でしっかり噛んで、生涯快適な食生活を送ってほしい。そんな思いから、口腔内全体の治療とケアに取り組んでいます。

大きな窓が開放的な診療室には、診療台が4台。背の低いデスクなどで仕切られ、ゆったりとリラックスして治療が受けられる雰囲気です。

2005年から進めている口臭外来にも注目です。河野文幸院長は日本口臭学会の認定医であり、口臭治療の第一人者・本田俊一先生による「ほんだ式口臭治療」の専門医として長野県で唯一認定されたクリニック。口臭外来は保険適用外ながら、原因によってはその後の治療は保険適用となることもあり、口臭に悩む人の頼もしい味方になりそうです。

患者さんの立場に立って治療を提案
生活習慣のアドバイスも

初診では、レントゲンや口腔内カメラなどでの検査結果から状態を把握し、治療方針をしっかりと説明。患者さんが理解し納得したうえで治療がスタートします。
予防歯科において大切な定期検診も推奨。PMTC（歯石除去、歯面清掃）、フッ素塗布などで虫歯や歯周病の予防に努めます。口の中の健康には、生活習慣やふだん食べているものも関連するため、生活スタイルについてもトータルでアドバイスしてくれます。

河野文幸院長プロフィール

河野文幸院長（こうの･ふみゆき）
1978年　松本歯科大学卒業
　　　　松本歯科大学保存学教室に勤務
1981年　桐原歯科医院勤務
1983年　河野歯科医院開業

先生から一言！
「口臭に悩んでいるけど人には言えない、またほかの歯医者では問題ないと言われた、という方もぜひ相談に来てください」

\\ CLOSE UP – ココに注目！//
口臭のお悩みはスペシャリストにおまかせ！

大阪･ほんだ歯科が提唱する「ほんだ式口臭外来」提携クリニックである河野歯科医院では、完全予約制の口臭外来コースを用意しています。ほんだ歯科で研修を受けた歯科衛生士による問診と、口の中のガスや唾液の量、pH、鼻臭などの検査から、一人ひとりに合った治療法を提案。口腔ケアの紹介や生活習慣の指導も行っています。

口臭治療は月に1回の通院で3～4回通い、口臭の改善と口の中の安定をめざします。虫歯や歯周病が原因の場合は、後日保険適用の治療に切り替えられることも。家族から口が臭うと言われた、他人のしぐさが気になる…といった方にもおすすめです。

口臭治療の主な検査内容

唾液検査①
専用の液体を口に入れすすいでもらった液体を、機器で測定。歯や歯茎の健康状態を調べます。

唾液検査②
唾液の量や濁り状態、pHなどを測ることで、中和能力の高さや虫歯リスクを診断。

オーラルクロマ（口臭成分チェック）
口の中のガスを採り、主な口臭成分とされる3要素ガスに分離。それぞれの濃度を測定します。

ムーカス
舌の上と頬の粘膜に当てて、口腔内の水分量を計測。うるおい状態をチェックします。

B/Bチェッカー
口腔内、呼気、鼻腔内ガスをそれぞれ個別に測定。室内の臭いと比較し、口臭の原因を探ります。

アテイン
口腔内のガスから、嫌気性菌の活動レベルを推定。歯周病かどうかをチェック。

尿検査
蛋白と尿糖を測定。糖尿病など、口臭に影響を及ぼす全身の病気の可能性を検査します。

オーラルクロマ（鼻臭チェック）
鼻にチューブを入れて鼻臭をチェック。鼻腔や咽頭の炎症が口臭の原因かどうかを診断します。

河野歯科医院の中に潜入しました！

大通り沿いの白い看板が目印。バスの場合は長電バス「動物園下」下車徒歩1分、電車の場合は長野電鉄「善光寺下」下車徒歩10分。

白と木が基調の明るい待合室。予約制ではありますが、急患は随時受け付けています。

大きな窓に向かって診療台をレイアウト。自然光がたっぷり射し込みます。

パノラマレントゲン(左)では口腔内の全体像を、デンタルレントゲン(右)では虫歯や歯根の状態を撮影。

建物1階部分と左奥に計7台分の駐車スペースがあります。

河野院長とスタッフの皆さん。丁寧な説明･対応で、口内のさまざまな相談にのってくださいます。

診療時間

※祝日のある週は木曜診療いたします

DATA

■河野歯科医院（こうのしかいいん）