【進化が止まらない!?つけ麺新時代】長野市発の新ジャンル「つけラー」3番勝負！

ラーメン、つけ麺、それらを融合させたラーメン…と1杯で3通りの楽しみ方ができる新しいラーメン、いやつけ麺、いや…。その名も「つけラー」。長野市発祥の新ジャンル「つけラー」とは？？いま大注目の「つけラー」対決！気鋭の3店をご紹介します！6月28日（月）までの期間限定ですよ♪

※本記事は月刊長野Komachi2021年7月号「進化が止まらない!?つけ麺新時代」特集の一部を転載したものです

s sつけそば専門店 極一｜長野市

1杯で3通りの味が楽しめる「つけラー」を考案したのは、『極一』の小林さん。動物系スープにはない、昆布や椎茸の旨味をつけ汁にプラスしたいと考えたのがはじまりです。着想のもとになったのは昆布水のつけ麺。昆布水に浸すのではなくラーメンとして食べられたら、そのスープにつけ汁を加えて新しいラーメンが作れれば、と考え「つけラー」は誕生しました。

麺にまとわりつく
ドロリと濃厚なスープ

極一の渾身の一杯「アラのつけらー」は、魚のアラを水のみで炊いた濃厚なアラ出汁ラーメン。つけ汁は自慢の濃厚魚介豚骨と、店のウリである濃厚さにこだわっています。アラの旨味をたっぷり吸い込んだ麺をつけ汁につければ、魚の風味がアップ。ふたつのスープを合わせれば、最強の魚介豚骨ラーメンができあがるという寸法です。最後に割りスープを入れれば4通りの味が楽しめます。

鯛をメインにその日仕入れた魚のアラを使用。フライパンで表面に焦げ目がつくくらい焼いてから煮込むことで余分な水分や脂、臭みを取るとともに、香ばしさをプラスしています

うちは濃厚がウリ！なので、今回はあえて濃厚×濃厚で勝負です。
店主　小林剛志さん

s sえど家｜長野市

あっさりとこってりの
ギャップを楽しむ

えど家の「鶏そば（ガーリックオイル添え）トマトつけラー」は、ドロリと濃厚なトマトスープに対し、鶏ムネ肉のレアチャーシューをのせたあっさり鶏そばの組み合わせ。そこに、カリカリ食感が残るガーリックオイル、自家製バジルソース、トマトのオリーブオイル和えを別皿で添えられます。さらに粉チーズやタバスコも用意。ラーメンとつけ汁、どちらに何を入れようか迷うほど味変のバラエティが豊富です。追い飯をしてリゾット風にして楽しむのもありです。

フレッシュトマトとホールトマトで作るトマトソースに、タマネギとジャガイモで甘みとトロみを加えます。ガーリックオイルを入れればイタリア料理のような味わいに変化します

味変食材盛りだくさん。いろいろな食べ方で楽しんでください。
店主　小島章宏さん

s s中華そば 醤縁｜長野市

煮干しの可能性を追求した
淡麗煮干×背脂煮干

醤縁がテーマに選んだのは煮干し。「煮干つけラー」は、一晩かけて水出しした煮干しの淡麗スープに、強めに手もみした細麺を合わせています。つけ汁に使うのは背脂で煮干を炊いたクリーミーなスープ。再仕込み、たまり、魚醤をブレンドした醤油ダレが背脂の甘味と煮干しの苦味を引き立てます。背脂煮干しをレンゲで2～3杯、淡麗スープに合わせるだけで味がガラリと変化。そのバランスの妙を楽しんでください。

オーブンで焼いて水分を飛ばし、ほんのり香ばしさをまとわせた煮干しを使用。背脂で煮た煮干しは仕上げに潰してこして、旨味も独特の苦味もすべてスープに閉じ込めています

素材感を生かしつつ、同じ煮干しでもまったく違う味に仕上げました。
店主　水上康平さん

うーん、どちらをいただこうか迷っちゃいますね。迷った方は、即ハシゴ！6月28日（月）までの期間限定提供なので、お見逃しなく！

※本記事は月刊長野Komachi2021年7月号「進化が止まらない!?つけ麺新時代」特集の一部を転載したものです

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