店主の滝澤さんは、東京と県内のそば店で修業したのちに独立。今年10周年を迎えるまでの道程は平坦ではなく、石臼導入や地元産そばの比重増などさまざまな変革を遂げてきました。「そば打ちは終着点を見つけたと思っても、近づいていくとさらに細かい点が見つかり終わりがない」と滝澤さん。
「野菜天ざるそば」(980円)。
麺は普通盛で210gもあり、地物野菜の天ぷらが9品付きます
開店時から一貫して追究しているのは、「一茶庵流」という打ち方です。硬めに練るため体への負担は大きいですが、切り口を直角に立たせることでつゆとの絡みやのど越しの良さを実現できるのだとか。そんなこだわりのそばを安価で提供しているのは、「大勢の方に本格そばを提供したい」との想いから。一カ月熟成させた本返しつゆでいただく「ざる」は803円、特別栽培の小諸産玄そばを挽きぐるみの十割で打った「みちる蕎麦」(火曜限定)も968円とお手頃です。わさびの花の天ぷらや白芋コロッケなど季節料理で一献楽しんだ後、そばで締めるのもおすすめです。
開店当初から県産そばにこだわり、現在は地元産を主に使用しています。
地元産くるみ使用の「胡桃そば」など地産地消メニューも充実
ビスケット生地にそばの実を加えた「バスクチーズケーキ」(400円)。濃厚でなめらかな口どけです♪
\安うまの流儀!/
利幅は少ないけれど
「本格的なそばを
大勢に食べてもらう」
という夢は譲れません。
店主 滝澤秀樹さん
●住所
長野県小諸市森山66-3
●電話
0267-22-1789
●営業時間
11時~15時(14時40分LO)、17時~21時(20時30分LO) ※現在感染症対策のため~20時(19時30分LO)、夜は売り切れ次第閉店
●定休日
木曜、第3水曜
●席数
30席
●駐車場
6台
●HP
https://satogokoro-soba.com/
●備考
カード可、電子マネー可
●デリコマ(地図等)
https://www.deli-koma.com/dk/shop/?clid=1015338
※本記事は月刊長野Komachi2021年7月号「おいしいそばを食べに。」特集の一部を転載したものです
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